クリスタルブレイズ#6

キリエの視線の落とし方がやけに気になって、後の感想があまり出なーい。前にあったアキラボンテージ撮影強制参加といい、エロスというより下品といった方が正解なアダルト描写はまあ既定の範囲内ですか。他番組との差異化という意味ではそう外した手でもないか。アヤマナに街から出て行かせるという形で騒動の落とし前を付けさせようとした展開もけっこうリアルな人間模様っぽくてなかなか。しかしその二人はともかくとして公的な保護がまったくないサラまで出すというのはおっぽりだすというのと同じ意味だよね。物語の主人公でもいかんともしがたいこともあるっていう事かな(あ、主人公はポリリンさまだったか)。

ゴルゴ13#7

「G線上の狙撃」:ケルンスキーが強面のわりに人格者であり演奏家としても傑物なのにくらべて依頼者のこのあまりの器の小ささ。そのためにゴルゴルの神の仕事ぶりもまったく無意味になってしまう、けど本人は頓着しないというあたりがなんとともいえない後味。このアニメ版はプロフェッショナルとは何かという職業ものジャンルだという匂いを嗅ぎ取った。働きマーン。

26号

今のジャンプってサンマガチャンを足して割ったみたいな誌面印象。あ、結局は個性がないってことか。
トリコ:読切版の縮小再生産にしかなってないこの前後編でスタートした意味はあまりない感じだなあ。勇者学この作品自体は打率高めを保ってるとは思うけど、連載二年目突入で作画面がまだまだこなれてない割にすっかり中堅扱いされてるようなのは微妙な気持ちに。ブルアー:今気付いたけど目次の作品アイコンがやけにこれだけおしゃれ。ぬら孫:温泉効用板が読めないほど視界が悪いってのが次回展開への伏線ですか。銀魂神楽兄顔幼すぎだ。ディグレ:これは息抜エピソードなんだろうか… マリとミランダのカップル成立のための話で終わりそうな予感。スケダン:今回の女友達ははたして単なる友人思いの子で終わるのか否か。そこがむしろポイント。(終)初恋。:きれいに終わったじゃないですか。曽我部くん詐欺以外。でも千倉ちゃん好きだから許す。ジャガ:ハンサムとイケメンの違い(バター油分)をはっきり描き分けるうすた先生の画力が地味に光るエピソード。あとやっぱりジャガーさんは整った顔立ちしてるんだな。
空知先生は下描きの方がうまく見えるタイプですね。それにしても新人漫画家養成企画の増えたことといったら。

ギャグマンガ日和3#11

「スケバン探偵」(前編):SQ.5月号に掲載されたエピソードがわずか二ヵ月後にTV放映。結局、雑誌リニューアル後の掲載作からはこれと「ララ美リアリティ」の二つがピックアップ。個人的には「三銃士」のも見たかったかも。さて今回の演出・作画担当は『BLACK CAT』キャラデザイン担当だった秋山由樹子。キャラクターに艶かしさが…多少…あったような…なかったような。それはさておき、コンテの間合いやセリフの掛け合いとの相性もなかなかで悪くない出来でした。イカロボットの目鼻が段々左よりになったりスタ江が治療費を催促する左腕が徐々に肥大化していく意味不明さがシュールで良かったし。