ワールドカップ決勝
イタリア 1(PK5-3)1 フランス
2006ドイツワールドカップ決勝は前半早々PKで先制したフランスに対しセットプレーで同点に追いついたイタリアが、PKでフランスを破り24年ぶりのワールドカップ優勝を飾りました。
決勝のみ使われる金色のボールがキックオフされた決勝。アンリがいきなり選手同士の激突で脳震盪を起こすもののほどなく復帰。すると6分右から中へボールを持ち込んだマルダがマテラッツィに倒されたとして微妙ながらPKの判定。
これをジダンがスプーンキック、バーにあてながら決めてフランスが先制です。
しかしイタリアも19分右サイドからのピルロのCKにファーでマテラッツィがビエラの上を完全に抜いた高いヘディングシュートを決めて同点に追いつきます。
フランスはジダンを中心に攻撃を組み立てるものの、イタリアはトッティが目立たない状態で、前半終了。
夕焼けの中始まった後半は11分足を痛めたビエラがディアラに交代、さらにイタリアも不調のトッティをイアンキンタに、ペッロッタをデロッシに交代させます。この後はイタリアはデルピエロを投入しながらもお互いの長所を消すサッカーで後半スコアレス。延長戦へ。
延長前半11分、フランスはリベリーに代えトレゼゲを投入、するとフランスに波が。14分右からのクロスを中でトレゼゲがDFをひきつけると中でジダンがヘッド。しかしこれはブッフォンがファインセーブ。
そして運命の延長後半、2分疲れたアンリに代えてウィルトールを投入。市亜k氏この直後とんでもないことが!!
4分ゴール前の競り合いのあとマテラッツィに何か言われたか、ジダンがマテラッツィの胸にヘッドバット。これは当然一発レッドで、なんとジダンこんな形で最後オン試合を終えることになってしまいます。
しかし、どういった形であっても勝利で飾れればと思ったのですが、一人少なくなりながらボールを保持して攻めたフランスですが、決めきれずペナルティシュートアウトに。
イタリア ピルロ中○ マテラッツィ右○ デロッシ左○ アレックス左○ グロッソ○ フランス ヴィルトール右○ トレゼゲ×バー アビダル左○ サニョル中○ −
ということでトレゼゲのシュートが上ずって外したフランスに対して、イタリアは落ち着いて全員が成功。イタリアが12年前のPKで逃した優勝の雪辱をドイツで果たしました。
フランスは残念。ジダンは最後の最後冷静さを失ってしまいました。残念です。