赤坂サカスへ

今日は、ACTシアターで昨日から開演されている舞台「フラガール」を見に赤坂サカスへ行ってきました。
日枝神社の下から移転して赤坂駅のそばになったじゃんがら赤坂店ででぼんしゃん、妻は黒酢つけちゃん。つけ麺苦手なんですが、妻のつけちゃんちょっともらいました。意外なうまさですね。金を出して食べようとは思いませんが…。


昼食後TBS方面へ向かうとシティランの休憩場所だったスタバはFOBコープに、TBSホールも当然ありません。

ACTシアターに向かって歩くと、

正面で「王様のブランチ」の収録してました。
僕ら夫婦もごひいきの小林麻耶アナウンサーがいらっしゃいましたが、ニコニコと満面の笑顔を絶やさずかわいかったですよー。

舞台は前から10列目でした。内容は、つまらなかったです。
大道具の転換は工夫されていましたが、ストーリーは所詮映画の劣化版です。
二流の青春小説みたいなアレンジで安っぽかったのが残念でした。

キャストに関しては、映画で松雪泰子が演じた平山まどか先生役の 片瀬那奈のフラダンスが松雪泰子に比べると下手でどう見ても先生に見えなかったですね。背筋も伸びてないし、スピンもキレがなくて、ステージの移動は土俵入りみたいでした。これから公演を重ねていくにつれてうまくなっていくのかもしれませんが…。

主役のきみちゃん役の福田沙紀蒼井優と比べると猫背なのが残念。でもかわいかったし、ダンスのときはすっと筋が伸びて、片瀬那菜よりもずっときれいに踊ってから許す。

さゆり役の根本はるみは、映画の時のしずちゃんとくらべると演技が入り込みすぎて鬼気迫ってました、てかちょっと怖かった。あいかわらずのボイ〜ン(死語)でしたが、ダンスの時に露出したおなかも少しヤバかったです。


でストーリーは救いようなく、前半終わったときは、帰りたくなったくらいでした。が、後半のダンスはすごかった。
ドラマの中でのダンスも映画より長くて多かったし、カーテンコールでもやったし。しかも生で10列目という間近で見れたしね。

まあ、楽しかったんですが、おひとり様9000円払うなら、往復無料送迎付きでスパリゾートハワイアンに行くことをおすすめ。チケ代そのものなら4000円くらいじゃないと割高です。

今日の行動をチケ代に見合う価値を見いだしてみると、

  • じゃんがらの昼飯 1000円
  • 小林麻耶 3500円
  • 舞台のストーリー500円
  • 舞台のダンス3000円
  • 赤坂サカス見物1000円

くらいでしょうか?

下北沢 ミケネコ舎

で、赤坂から千代田線に乗って下北沢へ向かい、マサコとどっちにしようか、と迷いつつ、結局新店開発、と代沢5丁目まで南口を降りて「ミケネコ舎」という一軒家カフェへ。

ここは軽井沢の丸山珈琲店やスタバと同様のコーヒープレスなので期待してなかったんですが、「プレスにしては」おいしかったです。

丸山珈琲店で飲んだ時の下に突き刺さるいやらしい雑味とコーヒーの表面に浮かんだ油分のべったりした感触はなく、本当にコーヒープレス用によく考えられた豆なんだな、という印象を受けました。
ただ、やはりネルでは出ない舌からのどに残るザラつきは気になりました。

入った時間がよくて、するっと入れてのんびりできましたが、ぼくらの後は結構混んできてましたね。
のんびりと過ごした後、結構おいしかった初夏のブレンド「ウッドノート」、ネルで淹れたらもっと美味しかろう、と思い、マスターと相談しながら豆を買おうと思ったのですが、コーヒープレスはざらつくから使わない、ネルで入れるといったらそれではこの豆はお勧めしません、ネルはまずいコーヒーを飲むためのものです。とのことでしたので買わずに帰ってきました。

偏屈なん、いいですね。
ただ、ネルはまずいコーヒー用、というのは承諾しかねますよ。
コーヒープレスこそ、おいしいコーヒーをまずく変える魔法の抽出法だ、と言いたくなりましたが、ぐっと我慢して出てきました。