下北沢 ミケネコ舎

で、赤坂から千代田線に乗って下北沢へ向かい、マサコとどっちにしようか、と迷いつつ、結局新店開発、と代沢5丁目まで南口を降りて「ミケネコ舎」という一軒家カフェへ。

ここは軽井沢の丸山珈琲店やスタバと同様のコーヒープレスなので期待してなかったんですが、「プレスにしては」おいしかったです。

丸山珈琲店で飲んだ時の下に突き刺さるいやらしい雑味とコーヒーの表面に浮かんだ油分のべったりした感触はなく、本当にコーヒープレス用によく考えられた豆なんだな、という印象を受けました。
ただ、やはりネルでは出ない舌からのどに残るザラつきは気になりました。

入った時間がよくて、するっと入れてのんびりできましたが、ぼくらの後は結構混んできてましたね。
のんびりと過ごした後、結構おいしかった初夏のブレンド「ウッドノート」、ネルで淹れたらもっと美味しかろう、と思い、マスターと相談しながら豆を買おうと思ったのですが、コーヒープレスはざらつくから使わない、ネルで入れるといったらそれではこの豆はお勧めしません、ネルはまずいコーヒーを飲むためのものです。とのことでしたので買わずに帰ってきました。

偏屈なん、いいですね。
ただ、ネルはまずいコーヒー用、というのは承諾しかねますよ。
コーヒープレスこそ、おいしいコーヒーをまずく変える魔法の抽出法だ、と言いたくなりましたが、ぐっと我慢して出てきました。