「リムランナーズ」感想その他よもやま
さて、「リムランナーズ」ですが、とりあえず一通りエンドは見たと思いますので、チラホラと思ったことなど書いてみます。少しだけネタバレありです。
- 出版社/メーカー: フォグ
- 発売日: 2005/01/27
- メディア: Video Game
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大団円エンドはなかなか良かったですね。「死んでも志は生き続ける…」なかなか染みるセリフです。これだけ多くのキャラが登場しながら、どのキャラもちゃんと立っているのはお見事です。
音楽は結構良かったですね。でも、サントラ出ないだろうなぁ。PS2から直録りしますか。
で、個人的には結構好きなゲームなんですが、どうにも人に勧めづらいですねぇ。読後感爽やかなストーリーはとても良いんですが、逆に言うと、他にセールスポイントがないというか…。仮に、このゲームを営業しろと言われたら頭を抱えます。
このキャラデザで、個別エンド用意したりトレカを入れたりしているって事は、方向性としては恋愛ゲームを目指したんですかね?恋愛ゲー的な売り方をするんであれば、ボイスなしというのはダメでしょう。声優さん絡みで盛り上げることも出来ないし。台詞自体がなかなか面白かったので、勿体ないですね。
逆に既存のファンは、このベタベタなキャラデザで引いてしまったと思うし、色々な意味でどうにも中途半端ですね。私も前作(ミッシングパーツ)が気に入ってなければ、完全スルーしていたと思います。
じゃあどういう絵がいいのさ?と言われたら「プラネテス」の幸村誠さんとかだったら結構ハマっていたかなと。古いけど「スタークルーザー」みたいな絵柄でも可(これはちょっと渋過ぎかな)。
あと、1/27 発売も謎です。あんな発売ラッシュの日に出したら埋もれるのも当然。実際、雑誌の露出は(ユーゲーを除いて)ほとんどなかったですしね。
その結果が以下の惨状。推定とはいえ 1,200 本って…大丈夫なのか。
http://blog.goo.ne.jp/ipod_mini/d/20050128
なんだかんだ辛口のことを言いつつも、フォグは気になるメーカーの一つですんで、これからも頑張って欲しいものです。