連光寺、若葉台、オネカンで練習走り

今年の梅雨は、イヤになるほど雨の日続き。これが日本の本来の気候なので仕方ない。
今日は晴れたら、奥多摩周遊道路を登って風張峠まで行きたいと思ってた。
ところが奥多摩方面はときどき雨になりそうって予報。


昼前に霧雨が降る中、近場で練習しようと走り出た。
連光寺坂、若葉台、オネカンを経て、小山田緑地をめざして。



多摩ニュータウン通りから連光寺坂上に登る1kmの坂。


約1年前、ロードバイクを買った翌日、この坂を一番軽いギアでも登れなかった。
もちろん今はアウターで登ってるけど。


連光寺坂を登って、反対側の稲城市に降り、稲城市民病院前からタイム計測。
いつものへなちょこタイムアタック、2.3km。
ここのタイムは、ワタシの調子のバロメーター。


結果、約5分35秒。途中歩く人を避けて3-4回スピード緩めたので・・・
実質これまでで最速の5分30秒より速かったかな。
膝も痛くならず、ヨシヨシ。
でもそんなワタシをスパッっと抜いてくロードバイクも何台か。
まぁ50代なんで、これで満足ナリ。



左は若葉台の直線2kmのゆるい登り。右は日大三高坂、短いけど激坂。


オネカンを走ってる途中で雨はやみ、空が明るくなってきた。
小山田緑地の高台に登ってみたい。遠望はのぞめないと思うけど。

小山田緑地のみはらし広場へ

小山田緑地に来るのは、3回目くらいか。自然が残っててとっても落ちつける公園。
いつも人が少ないってのも、ワタシの好きなポイント。



東側の入口から入る。石段を登ると小さな池がいくつか連なってる。



先回訪れた秋の風景とはまた違う。濃い緑一色。
この池には、季節になるとカワセミが多く見られるそうだ。



ひと組の家族連れが何か釣ってるよう。聞くと恥ずかしそうに、ザリガニ、とか。
たぶん釣りは禁止だと思うけどね。ザリガニはどうか。



木道や、木の根っこが張り出した急な坂道を通って、高台へ。



そこには野球場やサッカー場がある運動広場が。ミズキの木が多い。



ミズキの花は今が満開。遠くから見てもそれとわかる木である。


運動広場から伸びる脇道を登ると、みはらし広場があるはず。
急な木の階段を、自転車を引っ張り上げるように歩き登った。



お〜っと視界が広がった。草地が広々の明るい空間。
雨空で遠望はできないけれど、この付近では一番景色のいい場所っぽい。


ベンチやテーブルが備わってる。夏の写真を見ると、人で賑わうらしい。
晴れた日に、弁当持って出掛けたくなるような場所。



こういうのに選ばれてるらしい。



みはらし広場を降り、本園を横断。反対側に出るとそこは正面入口。

吊り橋わたって山道を進む

次は、少し離れたところにある分園に行くことに。目的地は、アサザ池とトンボ池。
舗装路ではなく、濡れた山道を自転車担いで進むことに。遠回り。



突然、現れたのは立派な吊り橋。


かなりお金がかかってそうな橋。ここにあることをどれほどの人が知ってるのか。
両側に接続する道は、標識も分かりにくく細い急坂のドロ道。
どうも無駄遣いに思えてしまう。当時は都の財政が豊かだった?



吊り橋に接続する山道、こんな感じ。両側が谷になってる。



山道にはカエデの葉がいっぱい落ちてた。自然の植生だから日本由来の樹種なんだろう。


カエデは、樹種によって葉の形状が特徴的で区別しやすい。
調べたら葉の形はコハウチワカエデが一番近い。
でも樹高は15m以上はあったなぁ。ナラみたいな深い縦筋の入った樹皮だったし。
判断できないので、知ってる人いたら教えてほしい。



アサザ池方向に歩いていると、きばん峠という標識が。


峠と名がつく所には、とりあえず登ってみたくなるこの頃。
道なき道を歩いて行くと、上方に何やら開けた芝生の丘が見えてきた。



なんとそこは東京国際カントリーの5番グリーンじゃないっすか。がっくり。
そのさきの道は、ゴルフ場のカート道路なので、引き返し。



森の中に、パッカーンと打つ音や、ファァ〜と叫ぶ声が聞こえ・・・

初夏の、アサザ池とトンボ池

吊り橋から1km弱、山道を登って下って、ようやくアサザ池のすぐそばに降りてきた。
池の様子は、前回来たときの枯れた水草のイメージとまったく違う。



直径10mほどの池全体を、浮葉性のアサザが覆っている。見事というほかない。



アサザの黄色い花もちらほら。アサザは東京都の絶滅危惧種のはず。



池のほとりで地域のボランティアが、自然観察会を行っていた。


小学生がタモで池の底をさらい、小さな動物を獲っている。
テーブルの容器に入れられ、ボランティアの説明員が訪れた人に説明してた。



これはオニヤンマのヤゴらしい。いやギンヤンマって、言ってたかな?
どっちだったか? とにかくヤンマの子で、ヤゴ。


ヤゴは生まれて成虫になるまで5年とか6年かかるらしい。
説明員によると、写真の大きなもので3-4年、小さなものは生まれて間もないらしい。
ヤゴを見ただけでトンボの種類が分かるのも大したもの。


しばらく観察して、次にトンボ池に向かうことに。
トンボ池に行くには、また小さな丘を越えないといけない。



トンボ池に向かう途中、ゴルフ場の各ホールを縫うように道が伸びる。


もう2年もやってないゴルフ。ラウンドしたいなぁとウズウズ。
しばし4人のティショットを拝見。ファーが2人。



で、トンボ池。当然まだトンボの姿は見えない。もっと暑くなってからか。


アメンボがいっぱい水面を走っていた。
少し油が浮いてて、鶴見川の源流域の池として、水質は大丈夫なんだろうか?


ここをオニヤンマやギンヤンマが乱舞する姿を見てみたい。
ワタシのコンデジじゃぁ、トンボの接写など無理なのが残念ではある。



小山田緑地は、本園と分園に分かれ、ゴルフ場とも入り組んで複雑な立地。


もっと暑い夏になったら、またここに来る予定。
そのときこそ晴れてほしい。

6月25日のルート

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