Hatena::ブログ(Diary)

二世の葛藤

2013-01-16

恋人が出来ました

20:38

この3年、いろいろあって生活の雰囲気がガラリと変わりました。

今は熱心な信者である両親とは離れて暮らしています。私自身の仕事の関係で家を出ています。

稼ぎはそれほど良くないですが、仕事も忙しくやっています。

恋人もできて、2年くらい付き合っています。結婚を前提に。


私の恋人は信者ではありません。

ただ、僕が幸福の科学信者の二世であり、信者でもあることを理解してくれています。

いや、もしかしたら理解しているふりをしてくれているだけかもしれません。

どうして私が信者なんだろうと不思議だろうと思います。彼女と付き合いだしてからも、別に宗教活動をしていたこともありません。

ただ、恋人が好いてくれている私の人柄や性格は、幼少期から信者である両親によって新興宗教の中にいながら育てられたことで形成されている部分も少なからずあるでしょうから、一概に新興宗教を否定することは出来ないな、というような認識みたいです。


恋人には全て正直に、自分のことを話しました。お互いに親も紹介し合いましたし、うちとは関係も非常に良好です。

恋人には、私がこのブログを書いていたことを話しても大丈夫なくらいです。(まだなんとなく話せませんが)


ただ、やはり私と恋人の御両親とは、少し距離があるような気もします。人柄は認めてくれているようですし、それほどあからさまに怪訝な態度を取られたこともありません。私の勝手な被害妄想で、新興宗教に偏見を抱かれていると感じているだけかもしれませんがw

そうであっても無理はないと思います。

幸福の科学の信者である、ということは、一般的に見て非常に気持ち悪いと思います。自分の子供を、そんな偏見の目に晒したくないという気持ちは当たり前ですから、できるだけ新興宗教から距離をおいた場所に子供を置いておきたいでしょう。

私もあまり偏見は無いつもりですが、さすがに自分の子供の恋人が創価学会員だった場合は、頭を抱えてしまうと思います。


偏見は辛い。偏見というか、まあ、そう見えるからしょうがないですよね。

自分が理解できないものを嫌悪するのはしょうがないのかもしれないです。


信者は素直で優しくていい人たちなんだけど、とにかくド阿呆なのか知らないけれど、教祖様にお布施をし続ける不思議な団体。恐怖心に訴えかけているのかわからないけど、なぜあんな一等地ばかりに支部を建てられるほどお金が集まるのか不思議な団体。パチンコを廃止するのと同時に、宗教にも税金をかければ、国が光の速度で復興すると信じて疑わない人は多い。


宗教信者でありながら、恋愛をすることは難しいです。本当に。

何度も泣くほど悩んだり、葛藤したりしました。

親のことは尊敬しているし心から大好きだけど、一般常識的に見て異常者なのは親の方だということがわかるのが、二世です。もちろん、教団の立場から見ることもできるから、同時に、どうしてみんなわかってくれないんだ!という気持ちもあるのが、二世です。

けっこう頻繁に死んでしまいたくなります。

死んで訴えれば、誰かが自分の過ちを省みて行いを正すだろう、と思いましたが、すぐそんなこと意味ないことに気づきます。誰もちっとも悪くないのです。誰も悪くないから大変なんです。


幸福の科学の信者達は、ある種、本当に万人が幸せになる方法を発見した連中です。そんなこと言うと、幸せの形は人それぞれ違うなどとベタな反論があると思いますが、そういうことに対してもとっくの昔に答えが出せていて、真の意味での真理にたどり着いている連中です。

そして、その幸せになるための方法の一つに、その幸せになるための方法を、誰かに伝えていく、というものがあります。

彼らはマジです。教団から特に具体的なノルマが与えられているわけではありません。混じりっけなしの善意で、幸せを広めようとしています。

というのが理想ですが、まだまだ修行が未熟な信者たちは不純な動機で伝道活動をしてます。

誰かに褒められたいがために信者を増やしてみたり、お布施を集めてみたりします。そういう気持ちでそんなことをしても、何もならないのに。

そういう、不純な連中もいるということを念頭に置いても、基本は100%の善意です。信者は、自分のことは2の次で他人や隣人を幸せにしようとしています。一般人とは違います。だから気持ち悪いのです。見ず知らずの人が、善意で幸せになりたいでしょう、、などと言ってくるわけがないと思っています。警戒して当たり前です。人として、当たり前の防衛本能です。これを偏見とは言えないと思います。

ただ、注目すべきは、この場に悪い人が誰もいないことです。


信者は、お金を取ろうとしているわけでもなく、自らのノルマの頭数に加えようとしているわけでもありません。

一般の方はまず信じられるはずもない「幸せになる方法」を糞真面目に、教えてあげようとしているのです。

もはや、天真爛漫と言っていいレベルです。


一般のかたは、お金を取られないようにしたり、他人のノルマ達成のために時間を割かないよう身構えるべきです。

「幸せになる方法」なんて教えられなくても知っている、と思って当たり前です。

極自然に振る舞えば、こういうリアクションになって然るべきです。

信者の言う「幸せになる方法」は、そういう理解を超えたところにあるので、本当になかなか伝わりにくいんです。

信者の中にすら、本当の意味でわかっているやつはいないかもしれませんね。(?)


ただ、よほど悪い新興宗教の信者じゃないかぎり、本当にいいやつばっかりです。

一般の人と、対して変わりませんつーか、まず一般の人より進んで良い人であろうと務めている分良い人が多いはずです。

とにかく頭よりハートで動くので、理解に苦しむところがあるだけです。


で、ここまで理解できるようになると、二世信者の恋人が務まると思います。

よろしくお願いします。

NEONEO 2013/01/15 21:24 不思議だね。
なぜか、「二世の葛藤」を今夜ふと思い出して、クリックしたら、二世さんが再開してた。
ビックリした。

恋人ができて、おめでとう。
善き人生を、歩んでください。

3年以上経ったね。
いろいろ、ゆっくり、話せればと思います。

あざらしあざらし 2013/01/16 21:01 頷きまくりな記事でした。

パートナーが務まる条件、自分の嫁を考えてみるに、核心は

人の信仰を笑わない

ということに尽きるのかなあと思います。
もちろん、繊細な理解があるに越したことはないと思うのですがね。

tcrtcr 2013/01/18 00:39 NEOさん

お久しぶりです!またコメントいただけるなんて思っていませんでした。
不思議です。3年間ずっと待ち伏せしていただいてたとしか思えない、すごいタイミングです!宗教的な力が働いているとしか思えませんねw
お陰さまで、今のところ善き人生を歩めている気がします。
3年前とかわらず、優しいお言葉をありがとうございます。
NEOさんこそ、ゆっくりしてってくださいませね。


あざらしさん

コメント、本当にありがとうございます!あざらしさんを頷かせられるのは、嬉しいでっす。
僕も頷きました。人の信仰を笑わない、本当にその通りだと思います。父からも同じようなことを言われたことがある気がします。
笑われてしまうと、僕のような信仰心でも、本当に心が潰れてしまいそうになります。
同時に、相手の信仰を笑うことももってのほかです。ただ難しいのは、無意識に自分たちのほうがよく理解しているとか、こうすれば幸せになれるとか、自分でも気づかないで相手より上からものを言ってしまうことです。間違いや認識の違いを責めたりすることが無いように、気を付けなくてはいけません。
理解しあっているつもりが、責め合っていることは多々有りますからね。気を付けないと。。。むずかしや。。

のぼる君のぼる君 2013/03/09 04:44 復活おめでとうございます。
「マイペース会員」の、のぼるです。

私も仕事の立ち上げに参加していて、そちらのほうが面白かったのと、カンナオトの本性がバレてしまったので、わざわざブログを書く気がしなくて、ブログからご無沙汰していました。

そして、相変わらずのマイペース会員であります。

ステキな文章で、内容も変に納得してしまうから面白いです。
これからも大いに葛藤して、葛藤している自分自身にクールに問いかけているあなたの個性の、素朴な???を読まして下さい。

愛 2014/10/10 00:32 はじめまして.愛と申します.
私も二世です.
母が熱心に活動しており,父は反対していました.
大学に進学してから,幸福の科学(それに付随する家庭の状態)と世間との乖離に強い違和感を感じるようになり,
母や教団から一旦距離を置くことにしました.それから数年が経っています.

ここでは書ききれませんが,葛藤がものすごくあります.
母との関係,今の自分を形作っている過去の信仰,恋愛,これからどのように生きていけばいいのか,など.
tcrさんが,恋愛に関して,
>何度も泣くほど悩んだり、葛藤したりしました。

と書いていらっしゃいますが,本当に私もそのような状態です.
なんとか解決したく,いろいろ調べているうちに,tcrさんの記事に辿り着きました.

これからもブログ拝見させていただきます.
tcrさんに共感したので,とりあえず何かコメントを残しておきたかった次第です.

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/tcr/20130116/1358249924