至福の鶏:一鶴


兄夫婦が住む四国は高松にて味をしめた鶏の店、「一鶴」。関東圏では横浜にのみ(青葉台含む)展開しているため、この鶏を食べるためだけに横浜まで足を運んできた。横浜駅から徒歩5分。この店は鶏のもも肉焼きが一押しで、親鳥・雛鳥の2種類が選べる。お勧めは雛鳥。


行って見ると夕食時間だったこともあり、店内には待ち行列が。しかし比較的回転が速い店であるため、20分待ちくらいでテーブルへ。


メニューに鶏を食べるお作法が書いてある。具体的な文面はメモってないけど、大まかな内容は、1.基本的に一人一本だけれど、二本以上食べてはいけない訳ではないこと、2.手でつかんでむしゃぶりつくこと、3.キャベツはスパイスのたれに付けて食べること、とのこと。


喉が渇いていたので、鶏と併せて待ち時間に見た1ℓは入りそうな大ジョッキでハーフ&ハーフを注文。お作法に則り?、一本目の鶏がテーブルに来た瞬間に二本目を追加オーダー。高松で食べたときより、雛鳥にしては大きめの印象。足の骨を紙ナプキンで巻きつつ、両手でつかんで獣のようにむしゃぶりつく。パリッと焼けた皮、スパイスの香り、柔らかくふくよかな肉が五感をゆるがす。
 

鶏のスパイスが少々きつめのため、キャベツはスパイス+鶏油のタレにはつけず、そのまま食べる方がサッパリして個人的にはお勧め。標準だとキャベツは軽い付け合せ程度の量が来るため多目に追加オーダーしつつ、鶏をむしゃむしゃ→キャベツをバリバリ→鶏をむしゃむしゃ…をひたすら繰り返す。鶏好きとしてはタマラン。これぞ至福そのもの。あっという間に二本を平らげてごちそうさま。


高松では鶏もも肉しか食べなかったけれど、今回は鶏飯もオーダー。鶏のスープ付き、炊き込みご飯。錦糸卵が乗っているので、ある意味これも親子丼か?1cm四方くらいの小さめブロックに切られた鶏が、出汁で味を付けられた炊き込みご飯に入っている。スープは焼き鳥に負けないくらい濃厚でGOODだけれど、鶏飯の方はまぁ普通かな。


家の近くにできたら週一ペースで通いそうな感じ。鶏好きな方もそうでない方も、一度は行ってみる価値があるお店です。ぜひ。