昨夜の涌井の反対返しのように渡辺俊介を攻略されて万事窮す。わたしもピッチャーを経験してますので、「ストライク通せよ」が言うは易しの最たるものとよく理解してますが、プロのローテーションピッチャーですからね。残念でした。
きょうは、右バッターとほぼ正対する二階席から観戦していまして、子どもに教えるときに参考にしようとおもって、右バッターのトップからスイングに移る動作を見てました。グリップの高さ、バックスイングの引き込み方、ヘッドの角度までどの選手もバラバラなのでよくわからないというのが率直なところです。それに、プロのリストがあるからこそ成立しているスイングも多々あります。一番美しいとおもったのはサブローです。意外というか、非常にしなやかだったおかわりくん。ちょっと高度すぎて理解不能だったのが中島裕之選手。
あ、それと、昨日、今日でわかったことですけど、西武の選手は一塁出塁時のリードが大きいですね。中島裕之が出塁したときに見ていると、西岡剛荻野貴司より10センチ以上大きく、アンツーカーのギリギリのところに左足がかかってる。モーションの大きい渡辺俊介だからかとおもうと、次の上野大樹のときにも同じような大きなリード。片岡易之選手やおかわりくんも同じぐらいリードをとってますので、チームとして、大きなリードをとる傾向があるようです。ほかのチームも見てみようとおもいます。
ついでにもうひとつ。西武のノッカーの河田雄祐コーチ。外野ノックは左で打って内野ノックは右で打つ器用な方でした。選手時代は右投げ左打ちだったとのこと。右投げ左打ちの選手は、ほぼ矯正して左打ちになっているのでノックとかゴルフは右のことが多いらしいです。千葉ロッテの選手でも、根元俊一塀内久雄はファン感謝デーのとき右でノックをしているのを見ました。オフの企画番組でティーバッティングでハムの田中賢介選手が右で打ってました。わたしの仲間で利き手が強すぎるとのことで左打ちに矯正されたのがいましたが、いわく「左は飛ばなくておもしろくない」とか。「左はかしこく、右はアホで」という松井稼頭夫の言葉は名言ですね。