子供をちゃんと育てられるだろうか。。。
ご無沙汰しておりました。
アメブロのほうを優先して更新してましたので、
こちらもまとめて更新。
ボクが結婚を決意するの抵抗としてあった1つは、
子育て
「息子ができて、反抗期になったらどう接したらいいかわからない。」
まだできない。
そんな子供な自分が親になれるだろうかと。。。
5/4-5に受けた家族ループ 〜魂の記憶・家族連鎖のワーク〜
で、まさにそんな状況を経験することになりました。
家族ループとは、バート・ヘリンガーの「ファミリーコンステレーション」を
ゲシュタルトワークに取り入れたものです。
以下は、GNJの引用。
家族は隠れた「家族伝承」のメッセージを親から子どもへ伝えます。
その子どもはさらに自分の子どもにも「隠されたメッセージ」を伝えようとします。
その家族連鎖のメッセージが「愛されてはならない」「私は孤独である」「人生は無意味である」
というような伝承である場合には、受け取った家族の一員は「未解決な問題」として個人的に苦しみます。
この「家族ループ」のアプローチは、参加者が全員で家族の一員となり、
「インパス(行き詰った状態)」に気づいていくグループ・ワークのプロセスでもあります。
そして家族の課題を浮かび上がらせ、家族連鎖の因子を解きほぐしていきます。
ある女性の家族の問題のときに、父親役に選ばれました。
その女性の家族構造はこんな感じでした。
長男(兄)が家族にそっぽ向いて発する言葉や態度が
自分(父)を責められてる気がして心が居たたまれなかった。
長男(兄)が妻(母)に向かって、貧乏が嫌だって言い、
妻(母)が、夫の稼ぎが少ないからだって
長男と妻の激しいやりとりも、
自分が責められてるようで、ただただ固まるしかなかった。
何も言えず、ただ嵐が収まるのを待つだけ。。。
正直このときは、苦しくて、この役から逃げ出したかった。
でもこれって、いつもボクがやってるパターンかもなあと気づいてる自分もいて
それならこの状況をとことん味わおうと踏みとどまった。
ここがこの家族の「インパス(行き詰まり)」だと百武さんが説明してくれた。
固まってる人は、死に近づいてる人だとも。
その後、百武さんに、自分(父)の母(祖母)と父(祖父)の座布団を好きな位置に置くように言われて、
正直、固まってたのでよく分からなかったけど、直感で自分の後ろの離れたところにおいた。
このおいた母(祖母)が肝になりました。
自分と母と長男の間に何があったかは詳しく書けませんが、
母(祖母)役をやってくれたMさんの愛にあふれた涙の表情とやさしい雰囲気に
サポート(愛)をもらって、別れのワークをやりました。
「この子が、お母さんに紹介したかった孫(長男)だよ」
「お母さんの血を引く、孫だよ」
「お母さんに見せたかった。。。喜んで欲しかった。」
そして、この家にいらない子だと思わせてしまった息子の元に行きました。
込み上げてくる思いに任せて
ただ「ごめん」「ごめん」「ごめんな」と。。。
「お前は大事な息子だ」
「お前が生まれてきたことが本当はうれしかったんだ」
「それなのにごめん」「お前のせいにしてごめん」
涙でぐしゃぐしゃになりながら、息子を抱いて背中をなで続けた。
息子も声をあげて、自分の胸で泣き続けた。
「ずっとこうしてほしかった」と。
ボクの人生の中で、大人になってからこんなに心から泣いた ことも、
男同士で心から気持ちを伝えた こともなかったかもしれない。
その原因に思い当たるのは、弟のこと。
弟が中一になって部活でいじめられ辞めてグレたときに、
ボクは何もしてあげられなかった。
それどころかめんどくさいと思って避けてた。罪悪感。
それから弟に対するコミュニケーションが分からなくなった。
男性に対するコミュニケーションも分からなくなった。
それが今回のワークのプロセスを体験することで、何かが変わった。
気づいた気がします。
今は自信を持って、いえます。
男の子(息子)がほしい!!
女の子(娘)ももちろんほしい。
人見知りからの脱出。スキンシップ・遊びの大切さ。テーマ:兄弟関係
これは、何の絵でしょう?
ボクは、左利きですが、右で描いたものです。
実家に帰ったときに昔のアルバムを見せてもらった中で
印象に残ったものを、
記憶にはない写真ですが、写ってる自分や弟妹が実に楽しそうでした。
一応、上に乗ってるのが自分で下が弟か妹なんですが、
このポーズを交互にやってる写真が数枚ありました。
そうやって、上下関係なく楽しもう!
としてるところがウチらしいなあと思って、
ああ、またこういう風に大人になっても仲良くやりたいなあと
改めて感じました。
これについてのワークはしなかったのですが、
最後にドロシーのワークを受けた男性のワークを見ていたときに
ああ、やりたかったのはこれか、と気づきました。
彼は、人とのコミュニケーションが苦手で根暗だと言い、
母からも厳しいことを言われて、
就職しても続けられなくてウツになった時期もあったそうでした。
そんな彼に、ドロシーの積極的で、そしてやさしく暖かいコンタクト。
ドロシーはPLAY(ゲーム)をすることを提案し、
ただ向かい合って、座布団を使って押し合ったり引っ張り合ったり、、、
彼は、テレながらも嬉しそうに遊んでました。
ボクも周りの仲間も、彼の満面の笑顔を始めて見て
その素敵な笑顔に、感動してうれしくて涙がこぼれました。
彼が大人になって初めて人と素直に感情を交わした瞬間なのかもしれません。
子供みたいな、男の子の笑顔でした。
その瞬間がとてもキラキラと輝いててうれしくてうれしくて仕方なかった。
ドロシー曰く、ウツの人への対応は
感情表現+サポートが必要だと。
人とコンタクトをしながら、自分の人生を感じる。より強く気づく
のが大事だとも。
彼は、ワーク後の打ち上げに始めて参加しました。
そして、帰りにボクが手帳を覗いたら、ピンクのペンで書いてあったので、
「ピンクで描いてるんですか?かわいいですねー。」
と言ったら、表紙を見せてくれて
そこには、キティちゃんの絵があって
「キティちゃんの手帳なんですか!?」と聞いたら
照れ笑いを浮かべながら、うれしそうな笑顔を見せてくれました。
それを見て、またうれしくなって、
人ってこんなにも変わるんだなあと、、、また感動しました。
実は上記の絵でワークしたら、誰としたいかなあと想像していたのが
この彼でした。
今度あったら、体をあわせた遊びをしたいなあと。。。
父への結婚報告
ファシリテーターは、海外からドロシー・チャールズ女史。
とても繊細で優しいワークを見せてくれました。
ある男性が自分の父親とのワークをやってるときに
あんだけ力強かった親父が弱々しく寝ているのを見て
彼はショックと哀しみを言葉に出来ないと。
代わりに父への感謝を表現していた。
親父から強さを教えてもらった。
パワーをもらった。
親父の子供に生れて良かった。
ありがとう…と。
その言葉を聞きながら自分の父のことを思い出した。
ボクの父はまだ元気だけど
思春期のころは父が大嫌いで軽蔑していた。
それが心理療法をやるようになってから
何年か前にどうしても父と語りたくなって
母にケンカせんとよ!って的はずれな心配をされながら
サシで呑んだ。
父が若い頃の話。仕事は楽しい?みたいな話…
じいさんのことが嫌いだったからお前の気持ちもよく分かると言ってくれた。
そんな父に先日、彼女と結婚報告に行って
父はほとんどしゃべらなかったけど、
喜んでくれてる笑顔を見て
無性にうれしかった。
ワークを見ながらそんな感情がまた湧き上がってきて涙が出た。
べらべらしゃべる母よりも
黙ってても分かる父が今はいいなあと。
「恐い」という感情の取り扱い
人間が生来に持っている恐怖というのは2つだそうです。
-
- 「落ちる恐怖」
- 「大きな音の恐怖」
生まれたての赤ちゃんはこの2つに対して恐怖を感じます。
昨日のワークの中で、参加者の方が恐怖に対面する場面がありました。
そのときのファシリ(セラピスト)の方の対応がすばらしかった。
その人の恐さに寄り添って
そして柔らかく暖かくサポートしてらっしゃいました。
その人の感情・状況というものはその人にしか分からないものです。
だから自分の感覚で軽く扱ってしまいそうですが、
みんな誰だって、状況は違っても「恐怖心」という感情は持っているし
感じたことはあるはずです。
だから自分は自分の中にある「恐怖心」を感じながら、
だからこその自分の「恐怖心」を取り扱うように、
相手の「恐怖心」を大事に”デリケート”に扱うことが大事なんだなと、改めて気づきました。
Mさんの柔らかい声とその人のペースに合わせたゆったりとした間と
デリケートな寄り添い方に深く感動しました。
そうありたいものです。ありがとうございます。
お金だいちゅき(大好き)♪
ゲシュタルト研究会「座・すわろう会」in府中でした。
人数が7人に増えて新しい風が入りました。
お金がほんとに欲しかったら、
素直に「お金大好き」と言えばいい。
人は、お金に対する自分の親の価値観、世間の価値観を受け継いで
勝手にお金に意味をつける。
-
- 金は、汚い。
- 金を稼ぐことは卑しい。
- 金持ちは、悪さをして稼いでいる。
- 金は、人を変える。
- 金は、家族をバラバラにする。
- 「お金が好き」と言うのはいけない。
- 「働かざるもの食うべからず」
・・・
勝手に悪い意味をつける。
今回、ボクも大好きな、お金のワークを見ました。
まさに本人がお金の座布団に座ったときに出てきた言葉が真理でした。
「私はただのお金です。良いも悪いもありません。」
「ただあなたが私を愛してくれれば、いくらでもあなたの方に行きますよ。」
その方のお金に対する信念(思い込み)は、私もかつてそうでした。
「そんなに大金を得るには、馬車馬のように身を削って働かないといけない」
「金持ちは、貧乏人から搾取している」
「そんな大金を得るほど、自分は見合ってない(価値がない)」
本当はお金が大好きなのに、
自分がお金を手に入れてないことの言い訳として
お金を悪者にする。
自分を勝手に過小評価する
其の方はワークをしながら、大金や金持ちにあんなに文句を言ってたのに、
素直に「お金がほしい。お金大好き」と言ってからの変化(気づき)がすごかった。
子どもみたいに「おかねだいちゅき」と口調も変わり
お金の座布団大枚に囲まれて、
「お金に囲まれて暮らしたい」
「お金に囲まれると暖かい」
「お金いっぱいあるからみんなおいで」と誘ってくれて
みんなでお金大好き同盟を結成したり(笑)
何よりうれしそうで幸せそうな笑顔が良かった。
やっぱりお金の側(ざぶとん)から見ても、
変に言い訳して素直じゃない人の方には行きたくない。
お金が好きだと素直に擦り寄ってくる方に行きたいんだなあと。
今回改めて気づいた、お金を引き寄せるのに必要なこと2つ
-
- 素直にお金が好きだと認める(お金に対する感情を肯定的にする)
- 自分がそのお金を手に入れるだけの価値があると認める(セルフイメージを上げる)
ちなみにボクは今年の春に新しい財布に買い替えました(張る財布)
気がついたときには表面をスリスリナデナデしてます(笑)
お金のおうちも住み心地良くしてあげたいですね。
あ、いま気づいた。
日本人はちゃんと"お"金と、お金に対して敬ってるじゃないか!
"今ここ"を気づいて気づいて気づきまくる〜トレーニングコース目標
約一年間くらいゲシュタルトのワークを見て体験してきて
成長してきたと思われるワークの見方(気づき)の成長過程。
1.ワークに感情移入して見る。 同情という状態。 勝手に自分の思い込みで相手の感情を想像している。 ドラマや小説を見て感動するのと一緒ですね。 2.ワークを客観的に観察する。 感情を感じずにロボットのように見ている。 観察はできるが、相手(自分)の感情に気づけないし寄り添っていない。 3.ワークを自分の感情に気づきながら観察する。 2をやりつつ、感情も感じられている状態。 1と違うのは、相手の感情ではなく 自分の感情だと分けて自覚しているかどうか。 4.3をやりながらファシリをする。【これから】
3に行くと、自分のワークをやらなくても、
人のワークを見ていて自分の感情や感覚が動いてることに気づくことが
できるようになるので、課題を見つけるのや気づきが早くなります。
4をやるときに自分の問題があるとファシリをするのが難しくなりますが、
それを自覚している(気づいてる)かどうかが重要だと思います。
ファシリをやりながら自分の問題に気づいていられるなら
相手の問題にもすっ飛ばさずに寄り添えるんじゃないかと思います。
なんにしろ、自分の”今ここ”を気づき続けるのが基本ですね。
シゲさんの教えを継いで生きたいと思います。
セラピスト(ファシリ)として大事なこと
先週のトレーニングで、初めてファシリをやったわけですが
そのときに気づいたことを簡単にまとめておきたいと思います。
ツイッターでもつぶやきました。
-
- ファシリ(ゲシュタルトセラピスト)は、自分の今ここの感情と一緒にいながら、クライアントのいまここの感情と一緒にいること、寄り添っていくことが大事。
初めてファシリをやって失敗したと思ったのが、
「待つ」「寄り添う」ということがまったくできていなかったなと。
ファシリをやる興奮にせかされて、手段におぼれてたような気がします。
エンプティ・チェアを出すこと。
しぐさを観察すること。
それを指摘・提案すること。
そんなことばかりに意識がいって、根本的な「寄り添う」ことができていなかった。
百武さんの「ファシリがただそばにいるだけでもクライアントのサポートになるんです」
という言葉を身にしみて感じました。
あれこれ、何かしようなんて思うのはおこがましいですね。
まずは、「寄り添う」そして、「焦点を見極める」
ちょうど、こちらのブログを拝見し、
改めて「寄り添う」ことの大事さを感じました。
ありがとうございます。