『エンド・オブ・ホワイトハウス』
- タイトル:エンド・オブ・ホワイトハウス
- 原題:Olympus Has Fallen
- 製作年:2013
- 製作国:アメリカ
- 劇中年:2013(言及なし)
- 要素:ホワイトハウス、シークレットサービス、要人警護、大統領、北朝鮮、SEALs
- 評価:★★★☆☆
- 寸評:北朝鮮軍がホワイトハウスを占拠し、元シークレットサービス(ジェラルド・バトラー)が親友でもある大統領(アーロン・エッカート)を救うべく奮戦する。前半、北朝鮮の軍人たちが見事な手順でホワイトハウスを占拠するくだりが楽しい。CoDMW2の米本土侵攻を想起させつつも、攻守両者が次々と手を繰り出し決断していくせめぎあいがスリリング。この面白さと快感はゲームでなく映画でないと味わえないだろう。それを支える銃器、人間心理の描写のディテールもさすが『トレーニング・デイ』のアントワン・フークアなだけあってよく気が配られている。後半の大量破壊兵器を巡る展開はやや「またか」という印象だが、危機回避のためのキーコード入力にまつわるドタバタ(「ハッシュタグ!」「それどうやって入力すんだ!」)の笑いのおかげで陳腐にならずに済んでいる。なお悪役のリック・ユーンは『007/ダイ・アナザー・デイ』でも北朝鮮の悪人を演じており、彼が圧倒的優位にたつ前半では「ついにアメリカに一泡吹かせたな!おめでとう!」と肩を叩いてあげたくなった。(2013/06/28)
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: Blu-ray
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