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2006-04-21 戦争プロパガンダ 10の法則

戦争プロパガンダ 10の法則

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4794211295戦争プロパガンダ 10の法則
アンヌ・モレリ Anne Morelli 永田 千奈
草思社 2002-03 定価:1500円+税

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この本の書評こことか色々あるみたいなので軽く書くけれど、まず対立するものがいた場合お互いにプロパカンダを自らを正義と言い合うということ、近代以降ならすべての戦争で(さらに言うならたいていの対立の場で)プロパカンダが行われているということ、以上を理解した上で情報を吟味する必要がある。ある意味当然といえば当然な結論だけれども、それが分かってない、思い至らないことが自分も含めて多いと思うので、一時期はやっていた詭弁の法則のように、プロパカンダがあるんだということを喚起するためにこのような法則を引用できるようになれば、とりあえずネット上ではよりよい議論なりができるようになるだろうと思う。

2005-10-23 海上護衛戦

海上護衛戦(大井 篤 / 学研M文庫)

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第二次大戦時の日本軍の補給、通商保護軽視は有名な話であり、この本はその脆弱リソースしかついに注がれなかった海上護衛戦について当時の海上護衛総司令部参謀をしていた人が書いた本。

その悲劇的な戦闘についてはこの本を読めばよいが、結局戦争の帰趨を決めたのはけっして日本とアメリカが最初から持っていた物量の差ではなく、組織の柔軟性、失敗に対する対応の差なのだろう。そのことを顕著に示していることとして、アメリカと日本の潜水艦隊の任務の変遷があるだろう。日本およびアメリカの潜水艦隊は艦隊決戦において敵主力艦の撃破をその任務としていたが、日本はそのまま戦中ずっと変わらなかったのに対して、アメリカの潜水艦隊はドイツの潜水艦隊のイギリスに対する戦果を見て、方針を転換し通商破壊に投入され、実際に大日本帝国の息の根を止めた。こういった柔軟性を最後まで持たなかったがゆえに日本は負けたのだといっても過言ではないのではないか。

そういった柔軟性の差は今のアメリカと日本の間にもあるのではなかろうか、その差が今の日本経済がそこにあり続けている理由なのかもしれない。

海上護衛戦

2005-07-02 家計からみる日本経済

家計からみる日本経済(橘木 俊詔 / 岩波新書)

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家計を切り口に今の日本経済についてだれもが漠然と理解しているつもりのことをきれいにまとめた本。

様様なデータをもとに戦後からの家計の変遷と問題点がよくまとめられている。

低賃金の根源は低すぎる最低賃金という指摘や、また政府の金融・財政政策が効果がない理由の説明など目からうろこだった。

ただこの著者が唱える現在の不況ならびに今後のための対策は自分も大体同意できることが多いが、小泉の経済政策はほとんど逆を行っていてるのがなぁ・・・

ただ家計が一国経済に占める地位は一番大きいというが、ということは特別会計が重複除いても、200兆円オーバーという話はどこかにまちがいがあるのだろうか?

2005-05-07

大仏破壊 (高木徹 文藝春秋)

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 NHKのディレクターが大仏破壊に何故いたったか

何故阻止できなかったかをタリバンの変遷とともに

描いた番組を元にして書いた本。

感想はそのうち書く予定

2004-06-21

復活の地機幣川一水/ハヤカワ書房)

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 第六大陸で名をあげた小川一水さんの最新作。

第一巻目のお話は、関東大震災と阪神大震災を下敷きにした最悪条件下の危機管理、

という感じになってるが、そこそこに明治以後の日本をイメージした社会が展開されてるが、そのイメージが直截すぎて皇国の守護者なんかと比べるといまいちな感じがする。

 ただ、元老がスミルに対して勅命を伝家の宝刀といって必要なら使うのだみたいなことをいってるが、やっぱり戦前の天皇の対応がはがゆかったのだろうか?