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ギロチン

2018-07-12

まるでツイッターで安い人生論や形而上学論の薀蓄を垂れ流しているポストモダンみたいだね。

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たしかに、このもっともらしい響きのするジャーゴンレトリックを連打することで相手にマウンティングしていく感じって、ツイッター哲学思想クラスタっぽいよね。その瞬間だと、相手に分があるようで打ち負かされた気がしちゃうんだけど、後々その発言を辿ってみれば、所々で論理の辻褄が合ってなかったり破綻してたり、そもそも例証として正しくなかったりするという。


しかし“ある種の批評系”が、震災を経て再び神がかり的オカルティズムや空虚ナルシシズムに回帰しているのは、興味深い現象である。この落合陽一が新著で語ったらしい言葉は、まるで麻原の説法みたいな内容である。

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まあそこで、「現実」という名の物質的欲望を基底にしているかのように装って、そこからの離脱を説いたオウムとの差異を強調するのだろう。しかし、彼らの思想は、その現実の中に潜む神秘主義と自己を同一化することで、近代的な自我を超越していくというものである。だが、それはオウムオカルト的要素がそのままインターネットや情報論に入れ替わっただけに過ぎない。むしろ、オウムの思想を反復しているといえる。


むろん、落合陽一さんと宇野常寛さんが一周して、20世紀末的なオカルティズムに最接近するのは勝手だ。でも、彼らの基底する現実からますます遠ざかることにもなるだろう。そういえば『日本再興戦略』も、日本とインドは歴史的なカースト制度を共有しているから、日本も身分制度を復活させつつインドと協力して中国に対抗せよとか、ボストン・ダイナミクスを買収してアンドロイド兵士を量産して国防に備えよとか、麻原の本とそう変わらないトンデモな内容であった。でも、今更こんなバカに騙されている批評系や意識高い系がいるんだから、日本の人文知は23年前から一歩も進歩していないのだろう。


でも本当に危険なのは、こんな鼻垂れでも政府委員会に入って教育改革とか提言しているんだから、日本の未来は暗いよなと。いずれにせよ、落合推している宇野常寛は、中沢新一以上に最悪の被害と害悪日本列島にもたらすことになるんだろう。だから、これからの宇野の批評を、そのまま鵜呑みにするのは危険だ。

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