情報爆発を止められない忘れかけられている理由とは

ChinaNext Entry #3
環境に適応することが種の繁栄を促しているのであれば、脳の進化は「本能に抗う」ことがその根本である。なぜなら大脳皮質は本能に拮抗することが基本的な機能だからだ。

大量の情報を扱うことで得られるのは様々な指標である。故に情報の送受信にかかるコストが減れば、そこでやりとりされる情報は増えるということになる。

http://rocketnews24.com/?p=51287

アルビン・トフラーは、1970年に40年後である2010年を予測したそうだ。その中で「情報社会」を正確に言い当てている。その彼が2010年を予測している。

化学、生物、放射能、核、気象など専門性の高い知識も、携帯電話などの生活必需品のなかに情報が組み込まれることとなる。しかしプライバシー侵害の問題が深刻化し、情報量の急増により「情報のゴミ」(サイバーダスト)の問題も避けられなくだろう。

これは最初に述べた様に人間の進化の結果である。これは一つの側面である。

世界中の専門家や団体が、より迅速に連絡を取り合えるようになり連携を強める。ありとあらゆる分野の問題の答えを、迅速に提供する企業が成功するだろう。

こちらの側面が進化の結果我々が得る「利得」である。「本能」はその人間だけの「利得」になりがちである。しかし、そこに「抗う力」を持ち、隣人、社会、世界、地球を視野に入れた指標を持つ。

このような指標を持ち行動できることが今後40年を輝かせるのだ。