kindle3レビュー

kindle3を購入したのが、手元の記録だと確か9月の頭。
購入して以来すっかりはまってしまい、これまでほぼ一日欠かさず使っている。紹介するには多少旬が過ぎてしまったようにも思うけど、特に日本の英語学習者にとってはかなりオススメなデバイスだと思うので、しばらく使い込んだ今の時点でのレビューを書いてみようかと思う。

目次

  1. ハードウェア/ソフトウェアと全体的な使用感について
  2. kindleというサービスについて
  3. 無料本ソースと使い方について
  4. その他、有用なkindle連携サービスについて
  5. 自分のkindleの使い方について。特に英語学習の観点から

1. ハードウェアについて
まずは、kindleの画面であるE-inkについて。他の方の、多くのレビューでも上げられているけど、「kindleの画面に使い方を説明したシートが張られているのかと思った。」 E-inkの画面は、眼を近づけても液晶のようにドットが見えず、まるで印刷物のように綺麗。こればかりはPCのディスプレイを通して見るのでは分からないから、一度現物を見てみるとよいと思う。
発光もせず、ドットも見えないkindleを使い慣れると、バックライトで発光する液晶を長時間見つめていることがいかに眼に負担を掛けるか分かった。ページを進める時に一瞬全体が黒く反転する(これがないと書き換え前の文字がうっすらと残ってしまう)という問題はあるけど、慣れればそれほど気にはならない。

バイス自体に対する不満点はもちろんある。5-way controllerの中央のボタンとエンターキーの違いなど、iPhone的なマルチタッチUIに慣れてしまった人間からすると、細かい所でaffordしていない*1ように感じる。自分も慣れるまではかなり使いづらかったように思う。また、大量の本を保存できる割に、検索や管理機能はあまり使い易いとは言えない。特に、PCからファイルを大量に転送した時、一つ一つCollection*2に追加するのは手間がかかる。

また、値段は少し高く感じる。純粋に本を読むためだけの道具と考えると、100ドルを切るくらいの値段であってほしい。自分はガジェットオタク的な関心から買ってしまったけど。それでも、全体的な感想としては、ちゃちな作りではあるけど不満なほどではない。むしろ、昔ながらの文房具を使っているようで、僕としてはなかなか好き。さらに、後で書くつもりだけど英語の学習ツールとしては非常に良くできているので、英語を勉強している人は是非買うべきだと思う。


それはさておき、MacBook Air 11インチ欲しい!……*3

*1:ボタンに対応する機能がすぐに分からない

*2:タグのようなもの。一つの本を複数のCollectionに登録できる。

*3:このキャンペーンに応募したかったけどそれだけでエントリを立てるのはシャクだったのでこれを書いたのは内緒。