リヴァプールvsボルトン

試合は完全なリヴァプールペースなのだがなかなかゴールが決まらない試合展開が延々続く。得点が動いたのはなんと後半の15分、ちょっと忘れたがカイトが絡んで右から上げたクロスをクラウチがオーバーヘッ気味のダイレクトボレーを決めた。そして2点目はその数分後、またもや右サイドでカイトが上げた戻り気味のクロスにジェラードがダイレクトボレー。まあ見事に決まりました。3点目は漸くカイトがDFと併走しながら、うまく左手で相手をブロックしながら右サイドの角度の無いところから相手DFの股間を抜いて左サイドポストギリギリに叩き込んだ。ボルトンは失点するまではかなり良く守った方だろう。リヴァプールが焦り始めるまで我慢が出来たら勝機もあったかもしれない。いや、無かったかなあボールポゼッションでも40%ももてない状況だし、シュートに至っては何本あったかなあ1本か2本だろうか?幾ら良く守ってもシュートを撃たなければ今日の天皇杯のような事は起きないだろうなあ。これでリヴァプールボルトンを抜いて3位に浮上。但し首位のマンチェスターUとは現時点で13点差、2位のチェルシーとも7点差、これ以上上位に上がるのにはかなりの連勝が必要になる。チェルシーはあまり調子は良いようには思えないがマンチェスターUは調子が良いようなので、優勝はかなり厳しいことは間違いない。と言うよりは無理だろうなあ。尚折角3点も取ったのに不満を言うことも無いだろうが、クラウチはもっと得点を決めるチャンス(フリー)があったのに得点を奪えなかったのが、今後に禍根を残すような気がするなあ。今日のボルトンの出来ではハットトリックも可能性があったのになあ。と言ってみる。

スカウト平野氏動く

強化育成部アドバイザーに就任した平野氏が早速動き始めたようだ。東北中心に見ていくとのことのようだが、山形に定着してくれる選手を若いうちに発掘しておこうと言うことなんでしょうね。なにはともあれ平野氏が動くだけで新聞記事になるんですから、凄いことなのか。それとも山形のネタ不足で、書く事が無かったことからなのかはわからないが。まあじっくりお願いしますよ。

山形・平野氏が視察(日刊スポーツ)

天皇杯決勝

あれだけ浦和が何も出来ない試合を見たのは初めてだなあ。闘莉王、坪井、ワシントン、三都主と主力選手がいないのに比べ、G大坂は全ての選手がそろった中で、試合が始まったのでは致し方ないか。但し浦和にとってラッキーだったのはGK都築が当たり捲ったと言うことぐらいだろう。小野は途中で怪我をして、精彩を欠き、1トップに張る永井もキープが出来ない。ネネは決定的なミスをする。怖がってプレスにいけないためにDFラインに6人が並んでしまうシーンを何度も見てしまう。それでも前半は何とか凌いで0−0で前半を折り返す。浦和が強いのか、G大坂が下手なのかはわからないが、決定的なシーンを何度も外してしまうG大坂。マグノアウベスのあのフリーを外しては幾らなんでも如何だろう。後半が始まってもその状況は余り変わらなかった。若干変わったのは怪我をした小野を下げFWの岡野を入れたことで、2トップになり、前線の目標が増えたことで、攻撃に出る機会が増えたことである。得点は後半も残り2分となった43分に生まれる。前線に入れたボールを岡野のスピードでキープし右から折り返したボールが相手DFの背中に当たりゴール前にこぼれてくる、そこに走り込んだのが相手DFと永井。永井が僅かに早くボールに触ることが出来たが、強烈なシュートとはならず、ゴロゴロと転がるようなボールだったが、そのボールにタイミングがあわずに手に当てることが精一杯でゴールに転がり込んでしまった。決めるべきところで決めないとこのような試合になるという見本のような試合。その後の2分とロスタイムの3分は浦和の足が止まることなく、プレスをかけ続け、試合終了となった。G大坂はあまりにも痛い試合をしてしまった。ゴール前以外は全て旨くいったが、ゴールを守りきった都築をぶち破る事が出来なかった。都築も諦めた様なシュートチャンスもあったのになあ。