英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

アップル・ペイ対抗策

 今日は曇り。
 カナダ第四の銀行のお話。米国において、今後3から5年間で600万人の顧客を獲得したいという。米国のリテール銀行市場は彼らにとって魅力的に写るようだ。
 バンク・オブ・モントレアルはトロントに本拠を置く銀行だ。
 顧客拡大の武器の一つは、カードなしATMの拡大。テクノロジーを使い、スマートフォンで現金を引き出せる。結果として決済スピードが上がり、不正も防止できるという。
 米国ではアップルがスタートさせるアップル・ペイがまもなくスタートする。それにどう対抗するか、知恵を絞らないと生き残れない。
 http://www.wsj.com/articles/bank-of-montreal-targets-doubling-u-s-customer-base-1427832300?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection

縮小、外貨準備

 新興国市場の外貨準備高が縮小し始めているという気になる記事。過去20年間で初めてのことだという。米国の金融政策が変更されるタイミングにあたり、新興国自身のマネーフローに変化が生じ始めている。
 具体的には、新興国のマネーはこれまで米国や欧州の債券を購入してきた。このことが西側先進諸国の成長のエンジンになってきた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/b7ef7098-d7c3-11e4-80de-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3VudwGvee