英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

イラン核開発合意

 曇り。桜が一番美しい季節を迎えた。とくに夜桜が良い。
 イランと西側諸国が核兵器開発プログラムについて、合意した。WSJ電子版ではトップニュース扱い。イラン制裁を解除する代わりに、最大25年間核開発に制限や制約、管理が課せられる。
 イランと合意したのは西側6大国。ただ、最終合意文書に署名するかどうかはまだ微妙なようだ。デッドラインは6月末。
 http://www.wsj.com/articles/tehran-and-west-agree-on-parameters-of-deal-for-irans-nuclear-program-1428006137?mod=WSJ_Home_largeHeadline
 ややマニアックだが、レポマーケット市場への圧力が広がっているという話題。原因は高格付けの債券が不足しているからだ。2・6兆ドル規模を誇るレポ市場の機能不全を招いている。具体的には金融システムにおける流動性供給の機能不全だ。
 http://www.wsj.com/articles/pressure-in-repo-market-spreads-1428013415?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 ウェルズ・ファーゴの手数料収入は世界トップクラスに躍り出た。UBSに取って代わって、世界第9位。
 注目すべきは、2008年にワコビアを買収して以降、静かに増強している投資銀行部門の勢いだ。株や債券の発行手数料で5・4億ドルを稼いだ。M&Aのアドバイザー収入も含まれている。今年1から3月の収入増加率は前年比21・4パーセントにのぼる。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/44c5bc7c-d939-11e4-a8f1-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3WCP1jj5c