曇り。
トランプ勝利の余波。下院議長のポール・ライアン氏は、トランプ氏を共和党の大統領候補として支持するか、まだ決めかねていると話している。候補として決まるまでに、まだひと波乱ありそうだ。
トランプ氏は党を統合するために汗をかくべきであるし、保守派の原則を守ると約束する必要があると述べた。
ただ、この表明は従来のライアン氏の姿勢からの突然の転換といえる。従来はトランプ氏の政策提案に批判的だったからだ。
これに対し、トランプ氏は声明文を発表し、「ライアン議長のアジェンダを支持する準備はまだできていない。おそらく将来に、われわれは一緒に仕事をし、米国民にとって最善のことで合意するだろう」と述べた。
共和党の指導者の中には、トランプ氏を支持しないと高原している人物が何人かいる。ネブラスカやネヴァダの上院議員らだ。ロムニー氏も、共和党大会には出席しないと話している。
ライアン氏は共和党大会におけるトランプ氏の氏名にあたり、議長役を務める。
http://www.wsj.com/articles/house-speaker-paul-ryan-not-ready-to-support-trump-as-gop-nominee-1462479734