『グールド魚類画帖』リチャード・フラナガン

美しい挿絵と、フィクションノンフィクションが混ざり合った、オーストラリアを物語ろうという試みの小説。あらすじは書けんです。オーストラリア小説って、あんま読んだことないんですが島国+アメリカっぽく歴史の薄さのコンプレックスとか、枠は見えやすいけど、ひねくれてる本でした。あと計算された暴力的な展開っていうか、発端から結果までスピーディでパワーのある結論がキレがあってがいいね!な、私が好きな本の中で、かなりの上位。