源ヶ橋温泉

tenshinokuma2018-01-16

今日の銭湯は、先週入れなかった、大阪の源ヶ橋温泉。
前々から行きたかった。いつからって、それは、杉浦日向子の「入浴の女王」を読んだときから。なんといっても、この建物、有形登録文化財ですから。
JR環状線の寺田町駅から、おもいっきりシャッター閉まりまくりの本通りの商店街のアーケードを歩き、ちょっと右に入ったところ。建物の時代をかんじさせるところもすごいけど、何より自由の女神が出迎えてくれる。
入ると、広い脱衣所がなんだか気持ちいい。中庭も立派ではあるんだけど、池に水が入っていないのがちょっと残念。
トイレに入ろうとして、ドアを開けると廊下。こっちは裸なのに、住居スペースを通ってトイレに行かなきゃいけないのだろうか。でもまあ、銭湯だからしかたないよね。
浴室に入ると、中央と左奥に浴槽。左奥は薬湯と電気風呂。
中央の浴槽では、フランス人の旅行者と地元のおじさんが何やら話している。旅行者、日本全国の温泉にいっているみたいで、なんかいいなあ、と。
白湯の温度はなかなか快適。ぼくはそのほほえましい会話を聞きながらあたたまっていました。
薬湯は桔梗。入浴剤ではなく、乾燥した植物だと思う。こっちはけっこうぬるかった。浅い浴槽でまったりと長湯。でも、今日は暖かかったので、まあ、そんなに温まらなくてもいいか、というところ。でもやっぱり、白湯でもう一回温まっても良かったかな、と、出てから後悔、しなかったです。