「マジコン裁判」 任天堂側勝訴が確定:次なる一手は損害賠償請求か

マジコンに対する排除の仮処分が下され、さらに「「マジコンの大部分は複製ゲームの使用に用いられている」と事実認定までされた「マジコン裁判」。
どうやら勝訴判決が確定した模様です。

「絶好調・任天堂が悩む海賊装置」
――裁判勝訴も世界で蔓延、ソニーも対策強める
この3月、任天堂カプコンスクウェア・エニックスセガなどゲームソフト開発54社が、ゲーム機の不正利用装置「マジコン」を販売する輸入業者5社に対して、東京地裁に販売差し止めなどを求めた裁判で、任天堂側の勝訴が確定した。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090409/191481/
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090413/145999/

そして任天堂の次なる一手の情報が入ってきました。

「裁判の対象となったニンテンドーDSは世界出荷1億台、国内出荷も2600万台を超える大ヒット商品。それだけにゲームソフトの販売機会損失も大きい。任天堂などゲーム機メーカーはマジコンを使って故障した機器は保証対象外としているが、被害拡大に業を煮やして法的手段に打って出た。
勝訴を受けて、次は、同様の販売業者への抑止効果を狙い、ソフト販売機会損失について損害賠償請求する検討に入っている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090409/191481/?P=2

いやぁやはり裁判で不正ゲーム使用が事実認定されただけあって、次の手が打ちやすくなったようです。
今も秋葉原などで、任天堂勝訴なんか関係ねーとばかりにマジコンを売りさばいている店舗がありますが、これらの店舗に損害賠償が突きつけられることになりそうです。いったい損害賠償額がいくらになるのかわかりませんが、相当割の合わない金額を請求されるのではないでしょうか。
Yahooが必死にマジコンのオークションを取り締まるわけですね。任天堂の次なる一手に注目しましょう。