Hatena::ブログ(Diary)

東京のはじっこで愛を叫ぶ

2018-08-23

<ラオスダム決壊>ラオス政府の事故調査団を東電がサポート でも余り関わらない方が

| 22:24

ダム決壊から1ヶ月。ラオス政府の動きがちょっと見えてきました。

ラオスのダム決壊から1カ月 避難者6000人、補償が焦点 建設企業の責任追及へ」(2018.8.23)

ラオス政府が、国連機関などと16日付で発表した被害状況は死者39人、行方不明者97人、緊急施設への避難者6千人、影響を受けた被災者1万3100人。救援活動は大量の泥に阻まれ難航が続いているという。

https://www.sankei.com/world/news/180823/wor1808230029-n1.html

そうなんですよね。東南アジアの洪水って、日本と違って洪水が終わっても地面が見えず、そのまま泥が堆積してどうにもならなくなるんです。だから重機を使っての復旧もままなりません。行方不明者がちっとも減らないのも、泥の中に取り残されて発見できていないせいなんです。

とにかく9月も中旬を過ぎれば、雨季は終わるはずなので、いろいろ始まるのはそこからということになるでしょう。

 

東電ラオス政府の要請を受ける

ラオス政府は、新規ダム建設を全面中止し、決壊に関し、構造など原因究明と、決壊につながる関係者の汚職を調査する、2つの組織を8日に立ち上げた。

 トンルン首相は21日、現地調査した国際大ダム会議(本部パリ)のシュレイス会長や東京電力技術者の表敬訪問を受けた。東電は「ラオス政府の要請を受け、調査団のサポートを実施した」としている。

https://www.sankei.com/world/news/180823/wor1808230029-n1.html

問題は、事故原因究明と汚職調査を行う調査団の編成です。どうもラオス政府が直々に依頼し、東電がサポートに入ったようです。

ま、確かに今回決壊したダムの入札に参加していたのは日本企業ですし、実際別の場所で日本企業のダム工事が進行中ですから、むしろ依頼しない選択肢はなかったと言えますが。ただねぇ。

あんまり事故原因調査に日本側が関わるのは、面倒くさい話になる気がします。韓国から「日本が韓国のせいにした」って感じで、話が絶対に変な方向に行く気がするんですよね。もちろん災害援助は頼まれなくてもやるべきだとは思います。でも原因調査団への参画は、全然別のレベルの話でしょう。

 

「困った時の日本頼み」は、ラオス政府に限らず東南アジアの各国みんなそんな感じですが、だったら「安さに目を奪われて、韓国やら中国やらに落札させるなよ」と思います。東電は、変なイチャモンつけられないよう、うまく立ち回って欲しいですね。

kazu69kazu69 2018/09/20 11:37 業界の隅っこで生息してます。
調査、技術的評価の中心的役割は、国際大ダム会議(本部パリ)という国際的な学会の親玉が担います。
この評価を基に、法的責任や賠償問題へと議論が移るはずです。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/tenten99/20180823/1535030688

アクセス解析