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東京のはじっこで愛を叫ぶ

2017-02-24

反日親北政権が生まれる韓国 従軍慰安婦合意破棄にどう対応すべき?

| 03:53

来る新韓国大統領選出の選挙は、保守壊滅の様相が既に見えています。有力な候補者は濃度の差はあれ、全員「反日親北」を掲げる政治家です。特に人気一番手と二番手が実にわかり易い「反日」でして、対韓交渉の困難さが火を見るより明らかとなっています。

こういう展開ですと、「とっと国交断絶してしまえ」と言う人もいるのですが、私はそれには反対です。外交断絶とは、これまで結ばれた条約や協定の効力も停止するということです。たとえば漁業協定が停止すれば、「韓国は日本の領海で漁業できなくて困る」のではありません。起きるのは全くその逆。2014年の「中国漁船サンゴ密漁事件」のような無法状態が帰ってくるのです。過去に韓国漁船による排他的経済水域での密漁が頻発したからこそ、協定を結んで韓国政府に、漁業をコントロールさせることになったのです。国交断絶とは「韓国政府に責任を取らない免罪符を与える」ことです。彼らにそんな楽をさせてはいけないのです。

じゃあ、どうすればいいのか? それを考察していきたいと思います。

 

■「従軍慰安婦合意」が風化する未来も

文在寅大統領選挙キャンプに合流した保坂教授「韓日慰安婦合意、いくらでも再協議可能」」

保坂教授は23日、ソウル汝矣島(ヨイド)の文在寅キャンプで行われた要人招へい記者会見で「日本も1993年の河野談話を検証し、事実上、無効にした」としながら、2015年12月28日の韓日慰安婦合意の再協議の可能性を提言した。

http://japanese.joins.com/article/146/226146.html

保坂教授がどこまで本気かは不明ですが、最も次の韓国大統領に近い人物のブレーンに、こんな思考の人が入るわけで、それなりに大きい影響があるのは間違いありません。「そもそも談話と外交合意は違う」とか「安部首相は、談話を継承すると宣言してるんだけど」とか、とにかく突っ込みどころはたくさんありますけど、問題は韓国的「真正性」にあります。

以前当ブログで指摘した通り、韓国の「真正性」は、日本のそれと意味が全く違います。(日本人が理解できない韓国観念 彼らがこだわる『真正性』もかなり適当

「みんなが正しいと思えることは正しい」という韓国式「真正性」のお陰で、慰安婦の7割が合意に賛成しても、「俺は正しいと思えない」という思考ひとつで否定されてしまいます。この「0か100か」の極端な考え方が、新政権でどのように発露されるか、予想は困難です。

ただ、これまでの韓国思考の流れから推測すると、可能性があるのは「日本政府は『合意』の精神にのっとり、謝罪文を出せ」等の要求を行い、突っぱねると「日本政府は合意の精神を果たさず、合意は無効となった」と一方的に宣言することですね。日本側は「合意を果たせ」と迫り、韓国側も「日本側の謝罪がなければ従軍慰安婦像は撤去できない」と言って平行線になり、あとは風化していくというのが最悪のシナリオです。

 

■「不可逆的に解決済み」という回答だけでは元に戻るだけ

韓国との全ての賠償問題は、日韓基本条約解決済み」。日本のかつての対応はこれだけでした。しかし結局世界を舞台に、従軍慰安婦問題を引っ張りまわされ、今の事態に至っています。過去のこうした事例に学ぶのなら、「ただNOと答えるだけで、解決すると思ってはいけない」ということです。

では、どうするのか? 要求に、要求を返せばいいのです。

謝罪文書が欲しいのなら、合意を条約化すれば良い。調印式を行い、数人の慰安婦を呼んで、目の前で調印しようじゃないか。その段取りができるのか? 慰安婦の参列を説得できるのか?」

でも、できないんですよ。韓国には。韓国式「真正性」は、「みんなが正しいと思えることが正しい」ですから、一人でも「合意拒否」が出ると、そこで止まってしまうんです。たとえ従軍慰安婦全員が参列を決めたとしても、「国民全員が納得していない」という超理論すら飛び出しかねないわけで、そもそもマトモな議論になりません。でもいいのです。それが目的なのです。韓国内で延々議論してもらう。これが目的なのです。

 

■如何に韓国国内問題にするのか、という外交アプローチを

韓国政権は、徹底的な反日政策を取って来ると思われます。そんな中で、単に「遺憾」を表明しているだけでは、好き放題にやられるだけです。たとえば、「盗難仏像返却問題」。判決に「外交ルートで非難声明を出す」だけでは、全く意に返さない状況になると思われます。それどころか、「日本が嫌がっている。つまり正しい判断だ」と全く逆に元気付く可能性があるのです。

だから、たとえば「盗難仏像を返還しない場合には、『日韓図書協定』を破棄する」と宣言するといった、ペナルティとセットで外交政策を練る必要があると思います。『日韓図書協定』とは2010年に結ばれ、朝鮮時代の図書1205冊を日本から韓国に引き渡した協定です。もう終わっちゃってる協定ですね。今更協定を破棄しても、本が戻ってくるわけではありません。そんなことをしても、何の意味もない話です。日本人としては。

ところがですね。韓国にとってはそうではないんですよ。

「【取材日記】「菅首相談話」わざわざ誤訳した韓国外交部」2010年08月12日

日本語原文には「朝鮮王室儀軌などの図書をお渡しする」となっているのに韓国外交部の翻訳本は「返還」と遁甲させたのだった。「引き渡す」と「返還」は厳然に違う。返還は奪ったことを認めて返すことであり、引き渡しは自分の所有権や品物を渡してやることをいう。菅首相が「法律的問題はすでに解決されたという観点で(返還ではなく)引き渡しだという表現を使った」と強調したこともその違いを明確にするためだった。

http://japanese.joins.com/article/063/132063.html?sectcode=&servcode=

この時に引き渡された図書は、日韓併合時に朝鮮から日本に送られた図書なんです。これを日本が『返還』したということは、「日韓併合が当時朝鮮の意思を認めない不当なものだった」と認める傍証として機能しているのですね。だから2010年当時、韓国では本が戻ったこと以上にメチャクチャ喜びました。「日本が遂に日韓併合の不当性を認めた!」ってね。「じゃあ当時協定をやっちゃダメだったんじゃん」。うん、まぁそうなんですけどね。でも今でも有効なんです。なぜなら「真正性がなくなる」から。

従軍慰安婦合意だってそうでした。最初は「安部が謝罪した!」って喜んでいたのに、時間が経って韓国要求どおり謝罪しなかったり、文書を出さなかったりしてくると、「真正性が無い」に変わってしまいました。これは私が以前指摘したとおり、「絶対の正義がある」という韓国の価値観に由来しています。(日本人が理解できない韓国観念 彼らがこだわる『真正性』もかなり適当

みんなが正しいと思うことは正しく、それは絶対の正義として10年経とうが100年経とうが変わりません。だって絶対の正義だから。

もう完了してしまっている協定にもかかわらず、日本が破棄すると宣言すれば、大事な大事な「日韓併合不当論」の根拠が、ひとつ消えることになります。韓国の感覚では、これを許容することは困難でしょう。ユネスコ条約違反の仏像一つと、もう完了したとはいえ国家間協定とどちらを選ぶのか? 間違いなく韓国内で大論争になるはずです。

 

韓国活用のススメ

今も昔も、韓国地理的重要性は変わりません。引越しが出来ない以上、うまく活用していくしかないわけです。しかし、今までのやり方では日本の国益を毀損することがわかったのです。だったら変えねばなりません。

竹島だってそうです。もっと多重的なアプローチが必要でしょう。竹島切手や竹島記念コインを政府が発行し、もっと政府全面的に支えていく必要があると思います。

また、韓国に対しても単なる遺憾の発表以外のアクションも必要です。たとえば環境問題は、世界に大きくアピールしていく問題になるでしょう。竹島韓国においても、「天然保護区域」なんです。しかし年間20万人以上が観光し、コンサートまで開いているわけです。絶対に環境に影響が出ています。韓国に占領されてから絶滅したアシカは、なぜか日本の乱獲のせいになっています。

中国南沙諸島において、国際司法敗訴の判決2016年に出ました。判決の決め手となったのは、環境破壊でした。竹島の海洋汚染は、今後絶対に必要な情報になると思います。

北朝鮮核問題の進行と共に、強烈な「反日親北」変わっていく韓国。日本もそんな韓国に合わせて、変わっていくことが必要なのです。

2012-05-20

コンプガチャ違法判断発表 これからどうなるか考える

| 00:05

5月18日、消費者庁コンプガチャに関して正式に違法判断を行いました。これによる影響はどこまで広がるのか考察してみましょう。

コンプガチャ正式に違法判断 どうなるソーシャルゲーム!?」

 

これまでそもそも“ソーシャルゲームのデジタルアイテム”は景品に当たるのかといった議論や、単純なガチャは問題がないという見解が示されたのに、コンプガチャはまぜNGなのかといった点があいまいだった。今回、“カード合わせ”を用いたコンプガチャ景表法に照らして違法という明確な判断が下ったことになる。消費者庁から配付された資料にはこのカード合わせに対して“その方法自体に欺瞞性が強く、また、子供向けの商品に用いられることが多く、子供の射幸心をあおる度合いが著しく強い”と見解が示されている。

 

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/089/89433/

これまでソーシャルゲームのアイテムは、「ソーシャルの実相 やっとゲットしたレアカードに、所有権が存在しないという真実」で書いたとおり、「所有権が存在しない」ということを前提にしてました。

オンラインゲームガイドライン社団法人日本オンラインゲーム協会2009年8月

前述の課金方式によりゲームのサービス利用料金、あるいはデータの限定的なサービス利用権を販売しており、データ自体の所有権につきましてはお客様にはございません。

http://d.hatena.ne.jp/tenten99/20120305/1330960987

そもそもどんな形でも所有権が無いんですから、課金ガチャでレアカードが当たったように見えても、カードの利用権が与えられるだけです。所有権が移動しないんだから、「景品としての要件も満たしていないよ」というわけですね。

今回の消費者庁の違法判断では、この辺りをどうクリアしたのでしょうか?

 

■問答無用の「景品」とぶった切る

消費者庁が5月18日に発表した見解によりますと、以下のように判断しています。

コンプガチャ」で提供されるアイテム等の景品類該当性について

有料のガチャを通じてアイテム等を提供しているオンラインゲームの場合、「コンプガチャ」によって提供されるアイテム等は、有料のガチャで得られた異なる種類の複数のアイテム等を揃えることを条件にして提供されるものであり、これは有料のガチャによってアイテム等を購入することを条件として当該アイテム等とは別のアイテム等を提供するものですから、「コンプガチャ」で提供されるアイテム等は、有料のガチャという取引に顧客を誘引するための手段として、当該取引に付随して提供されるものに当たります。

 

それによって消費者が、オンラインゲーム上で敵と戦うとか仮想空間上の部屋を飾るといった何らかの便益等の提供を受けることができるものであることから、「便益、労務その他の役務」(前記4(1)ア参照)に当たります。

http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120518premiums_1.pdf

まず顧客誘引性に関しては、非常にわかり易い内容です。

ソーシャルゲーム各社は「所有権は無いよ。あるのはガチャを回す利用権だよ」と言ってきたんですが、「その課金ガチャ利用権に誘引するためだから、コンプガチャのレアカードは景品だよね」という、文句の付けようが無い見事な切り替えしですね。

一番の問題である「経済上の利益」に関しても、「仮想空間の飾りにすることだって、利益だよ」とばっさり。さらに、実際に金額をつぎ込んでる実績にも着目し、「金払っている人がいるのは利益がある証拠だよ」と結論しました。

というわけで、景品としての要件、

1 顧客を誘引するための手段

2 自己の供給する商品又は役務の取引に附随

3 経済上の利益

は見事に満たされたわけです。まぁ、ここまで明快にやられると、もう論争の余地は無いですね。ソーシャルゲーム各社が即行でコンプガチャ停止を決めたのも、当然と言えるでしょう。むしろ今まで何でやってたんだ、って悩むレベルです。コンプガチャが「絵合わせ」かどうかについては、そのものズバリな仕組みなので、問題になりません。という訳で、コンプガチャは間違いなく違法行為であります。

問題は、ここまではっきり言われると、通常の課金ガチャだって、同じ理屈でアウトになってしまうことです。しかし消費者庁は、これを否定しました。

 

■通常課金ガチャをセーフにしたウルトラC

(ア) 有料のガチャ自体への景品規制の適用について

一般消費者は、事業者への金銭の支払いと引き換えに有料のガチャを行い、アイテム等何らかの経済上の利益の提供を受けています。つまり、有料のガチャによって一般消費者が得ている経済上の利益は、一般消費者と事業者間の取引の対象そのものであるといえます。言い換えれば、有料のガチャによる経済上の利益は、事業者が有料のガチャとは別の取引を誘引するために、当該取引に付随させて、一般消費者に提供しているものではありません(景品類指定告示第1項。前記4(1)ア参照)。

したがって、有料のガチャによって一般消費者が何らかの経済上の利益の提供を受けたとしても、それは景品表示法上の景品類には該当せず、景品表示法の景品規制は及びません。

苦しい。いや、これは苦しいでしょう。「付随じゃなくて、取引そのものだよ」という1点のみで、景品判定しませんでした。

結果がわからない通常課金ガチャで出てくるカードを、「直接取引」と判断するのは、どう考えても無理があります。だって普通の一般概念の「くじシステム」で当てた品物を、「直接取引だ」と判断しないでしょう。クジで当たったポケットティッシュは、間違いなく景品であって、直接取引ではありません。

そもそもソーシャルゲーム各社は、「ユーザーが購入しているのは、ガチャを回すサービス利用権だ」と主張していたわけです。と言うことは、その結果出てくる様々なカードは、「サービス利用権に付随する利益」となるわけで、まさしく「景品」になるじゃないですか。違いますか、消費者庁さん?

ま、ソーシャルゲーム各社が主張していた建前が、今や自分の首をギリギリ締め上げていると考えると、ちょっと笑ってしまいますけど。

 

■返還請求はできるのか?

消費者庁は、7月1日付けで『懸賞による景品類の提供に関する事項の制限』の運用基準を改正し、以後措置命令を出すことに決定しました。遡っての適用はしないそうです。ここで注目すべきは「運用基準って何?」っていうことですね。簡単に言えば、消費者庁の「内規」です。措置命令を出す基準を、事前に明らかにしているだけで、現行法の枠内でコンプガチャが違法であることに違いはありません。ですから返還請求は当然出来ます。

コンプガチャの場合、「絵合わせに該当するか?」という点で争いは起きません。景品かどうかが問題であって、この点に関して消費者庁の出した回答は、極めて明快ですから、裁判で否定されることの方が少ないと思います。

むしろ、消費者庁が4月の段階で「ガチャを問題なし」と回答してしまったせいで、下手するとソーシャルゲーム各社から損害賠償騒ぎになりかねなかったんですね。消費者庁としては、なんとしても「ガチャは問題なし」と判断するしかなく、そっちの理屈付けに苦労したんじゃないでしょうか。当初ソーシャルゲーム各社側からの問い合わせに応じる形で、「ガチャ問題なし」宣言をしてしまいましたが、おそらく都合の悪い事実は隠してたんでしょう。消費者庁にしてみれば、ハメられた感が強かったのかもしれません。「欺瞞性が高い」とまで言及しちゃったわけで、「お前らのやってることは、詐欺行為だ」って言ってしまったのと一緒です。よっぽど腹に据えかねる何かがあったんでしょうね。

 

■グリー、DeNA側反撃を画策中か

「「『懸賞による景品類の提供に関する事項の制限』の運用基準について」の改正に関する意見募集」

意見・情報受付締切日 2012年06月18日

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=235070005&Mode=0

消費者庁パブリックコメントを募集中です。今回の決定に関して、賛成、反対の意見を送ってください。リンクだけとか、添付ファイルの送付は不可です。以下のように、ソーシャルゲーム各社も反撃を目論んでるようですから、消費者庁を応援する意味でも意見を送って欲しいと思います。

「「カード合わせ」に関する景品表示法(景品規制)上の考え方の公表を受けての対応とプラットフォーム事業者6社の取り組みについて」

6社では、5月9日に、開発、運営しているソーシャルゲームなどのサービスにおける全ての、いわゆるコンプガチャに関し、5月31日までに取り扱いを終了することを自主的に決定しました。今後は、事業者としての考え、対応について、パブリックコメント(意見公募)等を通じて意見提出することも検討していきます。

http://www.gree.co.jp/news/press/2012/0518_01.html

事業者としての考えって何を言い出す気なんでしょうか? 

今回の消費者庁の見解ですと、「課金ガチャに誘引」すると景品判定ですから、レベルアップガチャも「確率の良いガチャに誘引する」ことから、景品判定を受ける可能性があります。要するに通常課金ガチャ以外、全て景品表示法の網が掛かる可能性が出てくるわけです。これにはソーシャルゲーム各社も心中穏やかではないでしょう。

また、記者会見では、以下のようにかなり突っ込んだやり取りも明らかになっています。

「異なるアイテム等を全部そろえ集めたプレイヤーに対して、ゲーム上で使用できる別の“アイテム”の提供ではなく、キャラクターの強さなどの“ステータス”が変化する、ということであれば違法ではないのか?」という質問が飛んだが、それに対して「経済上の利益(換金可能かどうかを問わず)の提供であれば景品と見なされ違法と考えられる」という回答があった。

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/089/89433/

仮想空間の飾りだって「経済上の利益」だと言ってるんですから、ステータスの変化も当然「景品」の範疇になりますわね。これから、新たに開発されるガチャが「規制にかかるか否か」を巡って、仁義無き戦いが始まるのでしょうか? ソーシャルゲーム各社がどこまでやる気かわかりませんが、むしろこれからが本番と言えるでしょう。

ScipioScipio 2012/05/21 12:10 シピオンと申します。私も、通常課金ガチャがセーフになったことに納得のいかない一人です。景品規制が及ばないということは、クローズド懸賞の20倍ルールも適応されないので、今までガチャでしか手に入らなかったレアアイテムを高値(たとえば10万円)で市販しつつ、それが300円ガチャでも手に入るというのも認められる訳です。射幸心を煽るのはその方法(今回の場合コンプガチャ)ではなく、あくまで景品です。魅力的な景品であれば、一発勝負のほうが参加しやすい訳ですし、ここまでつぎ込んだのだから、次こそ出るはずということで、コンプ同様ずるずるとやってしまう人は多いでしょう。
確かに、ユーザーが購入しているのは「ガチャを回すサービス利用権」なら、出てくるカードは「景品」になりますが、「カードデータの利用権」と考えれば、付随じゃなくて取引そのものといえるので、消費者庁は後者の見解なのだと思います。つまり「ハズレが無く、必ず1つ手に入る限り景品ではない」ということは、純金のフィギュアが万に一つ入っているリアルガチャもOKなわけで、やりようによってはいくらでも射幸心を煽れる商売が可能になってしまいます。
しかし、ビックリマンチョコのシールや飲料のおまけであるボトルキャップが、出現比率が均一でないために射幸心を煽るとして、総付懸賞ではなくクローズド懸賞扱いになり、それが現在の運用基準になっているのであれば、ガチャでユーザーが購入しているのは「ガチャを回すサービス利用権」(リアルガチャならケース)で、出てくるものは「景品」という解釈をし、最終的にクローズド懸賞扱いとする方が自然だと私は思うのです。

http://okwave.jp/qa/q7467837.html

tenten99tenten99 2012/05/21 19:40 なるほど。
>「ハズレが無く、必ず1つ手に入る限り景品ではない」
常に何らかのカード利用権に当たるということですか。なんとなく理解できるのですが、それも苦しい解釈だと思います。
通常の課金ガチャも景品適用した方が、いろいろ矛盾が解消されますよね。
パブリックコメントに是非意見を送ってください。

2011-11-06

トップページを制するものが世界を制す―テレビ最終戦争前哨戦

| 21:47

トップページ戦争が始まるテレビ市場。

既に2つのメーカーが、テレビのタブレットコントローラーを発売しましたが、非常に対極の立場となっています。まず日立の例を見てみましょう。

「リモコン操作」

お手持ちのiPhone®やiPad™を使って、専用リモコンと同様のテレビ操作を行うことができます。また、リモコンにボタンがない機能も、ワンタッチで快適に操作することができます。さらに、ネットワーク上にある別の部屋のWoooや、「Woooリンク」に対応する外部機器の操作も楽しむことができます。

http://av.hitachi.co.jp/tv/application/woooremote/index.html

無料でダウンロードできるソフトで、iPhoneやiPadをテレビのリモコンとして使えるように出来るのですね。一応、EPGなどのサービスは有料で11月中にDLサービス開始となる予定です。

前回「トップページを制するものが世界を制す 秒読みに入ったテレビ最終戦争」で指摘した、もっとも悪い展開ですね。これではiPhoneやiPadがテレビリモコンとして、どんどん価値が上がっていってしまいます。そうなればいずれ、iPhoneやiPadにテレビ広告料がドカドカ入ることになるでしょう。

 

次に東芝の例です。

テレビやレコーダーの番組を、 Appsを用いて、好きな場所で自由に番組を楽しむ視聴スタイルを実現する、3つのアプリが新登場

タブレットをネットワークにつなぐことで、テレビやレコーダーに録画した番組や現在放送中の番組を、家庭内の好きな場所で自由に視聴できるようになります。

http://www.toshiba.co.jp/regza/apps/

東芝は自分で「レグザタブレット」というパッド型デバイスを発売しています。そのタブレットで、テレビ放送を見たり、録画した番組を再生したり、テレビリモコンとして使用できるように展開し始めました。

【レビュー】テレビ・レコーダーと連携できるタブレット - 東芝「REGZA Tablet AT3S0/35D」

テレビやレコーダーといった家電との連携を強化してきたのは、さすが東芝といったところだろう。話題のAndroidタブレットを何に使うのか、という疑問に対して、ポータブルな映像再生機器やAVネットワークのコントローラーとしての利用方法が提案されているわけだ。マニュアルの充実ぶりもそうだが、Androidタブレットの裾野を広げようという意欲が感じられる製品だ。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/11/01/regzatab/004.html

東芝はかつて「ダイナブックシリーズ」で、ノートパソコンという新市場を開きました。今回もタブレット市場の新たな旗手として、名を残すかもしれません。

私としては、もっとテレビにタブレット側の処理を任せたテレビのタブレットコントローラ化が、未来のテレビ市場を救うをと考えていますが、どうなるでしょうか? もっともパッド型デバイス自身が、テレビ市場に大きく食い込む可能性が高くなっていますけど。

スカパー!テレビでもスマホでも番組が見られるVOD開始--「スカパー!オンデマンド」

スカパーJSATは、テレビ、PC、タブレット端末、スマートフォンなどさまざまな端末でスカパー!コンテンツが視聴できるビデオオンデマンドサービス「スカパー!オンデマンド」の提供を10月25日から開始する。

http://japan.cnet.com/digital/av/35009043/

「Sony Tablet向けにも始まった「Video Unlimited」を体験」 −タブレット画面を活かして検索/購入から再生まで完結

購入はテレビなどと同様にセル/レンタルが選択可能。レンタルは視聴期限が48〜72時間(タイトルにより異なる)となっており、終了後はファイルとしては残るものの、再生するとエラー表示になる。再生期間が終了したファイルを自動で削除する機能は備えていない。

 料金はタイトルや新作/旧作などによって異なるが、レンタルの最多価格帯が200〜600円、セルは2,000円前後。決済はクレジットカード、Edy、プレイステーションネットワークカード/チケットで行なえる。購入前にプレビュー再生することも可能で、プレビューはミニスクリーン/フルスクリーンから選べる。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/20111020_485098.html

レンタルだけなら珍しくありませんが、Unlimitedの方は、販売もしてしまうという驚きのサービスです。

このままいくと、逆にパッド型デバイスから、テレビの方へ情報を飛ばして視聴できるようになるかもしれません。そうなると、ますますテレビ単体としての価値は下がり、パッド型デバイスの地位は向上していきます。このとき、パッド型デバイスのトップページを制するものが誰かで、莫大な利益の行方が決まるでしょう。

つまり日立のiPhoneやiPadの地位向上につながる開発方針は、間違っていると言わざるを得ません。早く間違いに気付き、軌道修正して欲しいと思います。

2011-08-23

トップページを制するものが世界を制す 秒読みに入ったテレビ最終戦争

| 00:52

メディアの帝王として君臨してきたテレビ。

ハードとしてのテレビは、地デジ需要をもってしても、赤字を抜けきらず、メーカー各社は厳しい戦いを余儀なくされています。もう既に何年も前から言われていますが、ハード単体で利益を出すのは、コスト競争に突入してから難しくなっているのですね。

日経ビジネス 1/31号

特集 サムスン 赤字転落の真相

「テレビ 明日なき戦い」

――サムスンはなぜ赤字なのか?

サムスンは主力商品である薄型テレビの価格下落などが響いたと説明する。実際、世界的にテレビ価格は猛烈な勢いで下がっている。(中略)日本メーカーの首脳は違う見方をする。「今の事業規模とフォン安水準を考えれば、赤字はあまりにも不自然。出血を覚悟の上で余裕の値下げ攻勢を仕掛けてきている」と分析する。肉を切らせて骨を断つ。そうだとすれば、世界市場でサムスンの後塵を拝してきた日本勢は一段と苦境に陥る。

2010年度に全世界で2500万台の薄型テレビを販売する計画のソニーは、2010年度7-9月期にテレビ事業で160億円の営業赤字を計上した。世界シェア3位でも赤字から脱しきれない。2010年度に2100万台販売を計画し、シェア4位のパナソニックも2010年度7-9月期は赤字だった。

http://nbr.business.nikkeibp.co.jp/post/3011827902/2011-1-31-no-1576

トップも赤字、3位も赤字、4位も赤字。はっきり言って、テレビのビジネスモデルは破壊されています。日経ビジネスの特集では、さらに今後の展開としてスマートテレビ、つまりインターネットテレビ接続の時代の到来が書かれていました。しかしすぐ日本メーカーの幹部の言葉として、スマートテレビで状況は劇的に変わらないと書いています。当たり前です。スマートテレビが主流となれば、儲かるのは別の分野の人たちです。

実は未来のテレビ産業の姿を、今まさに展開している分野があります。携帯電話ですね。

 


特許戦争で荒れ狂うスマートフォンの世界

なぜ、未来のテレビ産業が今の携帯電話なのか? それを理解するにはまず携帯電話の市場が、何を争っているか理解する必要があります。今年7月、遂に新興のアップルは古豪のノキアを破り、携帯業界世界1位の座を仕留めました。

Nokiaがスマートフォン市場でついに首位から転落した。Appleとの特許訴訟で4億3000万ユーロを獲得したが、それでも大幅な純損失を計上した。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1107/22/news037.html

アップルは全方位に特許戦争を仕掛けていまして、ノキアもその標的となりました。上の記事で出てくる「Appleの特許訴訟」が正にそれで、見事にアップルは敗北。巨額のライセンス料を払うことになっています。それでも、ノキアは赤字であり、アップルは黒字なのですね。

f:id:tenten99:20110822235314j:image:w400:left

各社の訴訟関係をまとめたのが、左の図です。

互いに訴え合う特許戦争は、しっちゃかめっちゃかで全く理解できないほどです。が、大事なのは円で囲ったところです。細かい裁判が行き着くところは、アップル、グーグル、マイクロソフトの陣営争いなのですね。実はこの3社は、それぞれの分野におけるトップページビジネスの成功者です。アップルはiTuneという音楽DL分野、グーグルはインターネット検索分野、マイクロソフトはインターネットブラウザ分野です。そして現在、3社が戦いを繰り広げているのは、スマートフォンのOSの覇権です。

アップルもグーグルも、出自はパソコン畑ですから、OSの威力を身を持って経験しています。そもそもパソコンのOSの歴史は、IBMが自らのパソコンにMS/DOSを選び、結果ただのハードベンダーに転落していく歴史なのですから、威力は説明するまでもありません。

そしてもう1つ、ガラパゴスと言われる日本の携帯電話の姿は、かつての8ビットパソコン時代の御三家から、NEC独占、そしてコンパックショックに至る日本のパソコン市場の姿にダブります。日本語表示という特殊事情のおかげで、鎖国状態だった日本のパソコン市場は、現在のガラパゴス携帯と同じく、世界の競争と一線を画した市場でした。しかしコンパックショック以降、国民機と自ら豪語したNECですら、最後にはパソコン事業撤退となったのです。回線のキャリアという事情の違いはありますが、同じことが携帯電話に起こらないとも限りません。そしてコンパックショックを起こした当のコンパックですら、今その姿はありません。でもマイクロソフトは今も君臨しています。ハードベンダーは消えてもソフトメーカー、OSというパソコンのトップページに君臨したものは勝者として生き残ったのです。

今のスマートフォンにおける激烈な特許戦争とは、トップページビジネスの決着がほぼついたパソコン市場の強豪達が集結し、次のトップページに君臨すべく争っている市場なのですね。


 

トップページビジネスとは何か

Yahooによって確立したビジネスモデルですが、実は究極のソフトビジネスでもあります。様々なニュースや情報が一まとめにされていることが、価値を生む。つまりサービスのさらに胴元になることが利益を生みます。

この仕組みは、携帯電話ではより先鋭化されています。数々のソフトは、ランキングに載ることで売れていきます。どんなユーティリティやゲームでも、ランキング上位に載り続けるか、そうでないかで売り上げが何倍にも違ってきます。

しかし本当に儲かっているのは、ソフトを開発した人ではありません。ランキングを設定した人です。そこに登録を許した人です。パソコンでYahooにサイト登録するのは無料ですが、モバイルYahooにサイト登録すると有料です。Yahooはいち早く携帯電話に参入しており、モバイルインターネットのトップページを独占してしまっています。Yahooがスマートフォンの特許戦争に参加しないのは、既に勝者だからなのですね。

 


トップページの無い「テレビ」というハード

携帯市場で起きている暴風雨が、いずれテレビ市場にもやってきます。なぜなら、テレビには未だトップページが存在しないからです。

過去の経緯のおかげで、テレビはスイッチを入れると必ず『スイッチを切る前のチャンネル』が表示されます。地デジが導入されても、ケーブルテレビが入っても、この形態は変わりませんでした。おそらくこれからも、テレビはスイッチを入れたら、前のチャンネルを表示し続けるでしょう。

では、トップページはテレビに存在しないままなのでしょうか?

f:id:tenten99:20110823220935j:image:left左の画像は、今年6月のE3で明らかになった任天堂の次世代機、『WiiU』のPAD型コントローラーです。私はこれを見たとき、「あっ!」と思いました。

テレビのコントローラーがPAD型になれば、初めてトップページが生まれることになるわけですから。

このWiiUのパッド型コントローラは非常に良く出来ておりまして、画像を本体から無線で飛ばして表示しています。おかげで映像部品が少なく、発熱が少なく、重さを軽くできます。

また、表示できるものは、テレビと同じものもできますし、別の映像も表示できます。テレビ本体はスイッチが入っていなくても、PAD型コントローラに映像を映すこともできるわけです。

 

今のテレビのリモコンは、機能の多さに比例して非常にボタンが多くなっています。あのリモコンを使いこなす人は、かなり少ないでしょう。言ってみればガラパゴス化している最たるものです。

テレビのリモコンが、PAD型コントローラになり、6インチ超の画面を持つようになれば、お勧め番組の予告を流すことができるようになるでしょうし、先週の視聴率ランキングを表示できるかもしれません。CMをストリーミングできれば、CMのリクエストランキングも表示できるかもしれません。CMが番組化するわけですね。

そうそう、EPGの番組表もトップページビジネスです。一時、ソフトを「コンテンツ」と理解し、たくさんの番組を確保することが勝者への道と勘違いした時期もありました。が、本当に利益が出るのはEPGの番組表のように、コンテンツまで導くトップページビジネスであることは、これまでの事例で明らかだと思います。

 

そして忘れていけないのは、ビデオとの連携です。ビデオのリモコンは、さらにボタンが多い。今では蓋を開けるとさらにボタンが増える有様です。あんなリモコンは、何か革新的なコントローラが出てきたら、あっと言う間に廃れますよ。

今、地デジチューナーを入れてる家庭では、この上、地デジのリモコンまであるわけで、ボタンだらけの3つのリモコンがお茶の間に溢れてることになります。PAD型コントローラがこの問題を一挙に解決してくれるかどうかはわかりませんが、液晶の表示をいくらでも切り替えられる特徴が、解決の糸口となるかもしれません。

「いや、モニタを積んだ大きなコントローラなんて、ユーザーは受け入れるわけないよ」と思う人もいるかもしれません。しかしトップページビジネスを追求してきたアップルがiPADを発売し、ゲームというアプローチを追及してきた任天堂が、前後して同じ結論に行き着いたのです。偶然と片付けるには、あまりに危険な状況です。どちらのメーカーも、ユーザーインタフェースという分野を追求してきたメーカーであることも見過ごせません。

さらにこんなニュースもあります。グーグルがモトローラの特許を買収し、各陣営の特許の保有が拮抗して、スマートフォンの特許戦争は収束に向かう可能性が出てきました。

■スマートフォンから家庭用デバイスへ飛び火

特許の「おまけ」的な存在ではあるが、モトローラ・モビリティが抱える家庭用セットトップボックス事業も無視できない。グーグルではテレビ向け事業として「グーグルTV」を手かげているが、今のところ成功したとは言えない状態にある。モトローラが大きなシェアを持つCATV向けセットトップボックス事業などとグーグルのアンドロイド事業が組み合わされることで、テレビに向けたサービスも強化できる可能性がある。

グーグルのペイジCEOも「我々はとても興奮している。家庭用端末事業を拡大していく」と語っている。

アップルが「アップルTV」、マイクロソフトが「XBox」で家庭のテレビとつながりを強めるなか、グーグルも新たな家庭用デバイスを手に入れることになる。これからの戦いはスマートフォンの世界に加えて家庭用デバイスの世界に飛び火するかもしれない。

http://www.nikkei.com/tech/personal/article/g=96958A9C93819499E3E4E2E3808DE3E4E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;df=4

スマートフォン市場で戦いを繰り広げるアップルやグーグルやマイクロソフトは、既にテレビのトップページの戦いを始めているわけです。任天堂もWiiでは、ゲーム機にも関わらず、天気予報からニュースからテレビ番組表まで提供してきました。残念ながら、『画面に最初に映るのは、消したときのチャンネル』という大原則のおかげで、各陣営の目論見は成功していません。しかしPAD型コントローラが出始めれば、各陣営は間違いなく参入してきます。もちろんその時、「従来のリモコンは自社、PAD型はアップル」などという選択をしてはいけません。

ソニーは米グーグルと組んで開発したネット対応テレビを2010年10月に先行発売したが、「ネット対応にしてもそれほど付加価値が高まると考えていない」(石田佳久ホームエンタテイメント事業部長)と割り切る。

最初に紹介した日経ビジネスの記事の内容ですが、こんなかつてのIBMと同じようなマネは言語道断です。儲からないとわかってるなら、割り切っては駄目ですよ。こんな行為は、赤字に喘ぐテレビ産業の最後の砦を、みすみす敵に献上するようなものです。テレビのハードが目指すのは、テレビ本体と親和性の高いWiiUのようなPAD型コントローラです。PADへの映像出力を本体が管理し、コストも安く、軽いコントローラを目指すのです。iPADやグーグルタブレットが競合しても、勝てる絶対の優位をハードベンダーが握らないといけません。

 


最終決戦は2012年か

iPADが牽引するPAD市場は、予想より早く世界で拡大しています。

2011年上半期のiPad出荷台数は70万台、市場シェア85%に――ICT総研調べ

世界市場におけるタブレット端末の出荷台数は、2010年には1720万台に達し、アップルはその8割強にあたる1490万台(シェア86.6%)を出荷した。Samsung電子のGalaxy Tab、LGエレクトロニクスのOptimus Pad、MotorolaのXoomといった対抗商品もシェアを拡大しており、2011年にはこれらの製品が1490万台に達する見込みだ。

しかし、iPadシリーズもそれを上回る勢いで出荷台数を伸ばしており、ICT総研では2011年の出荷台数は3850万台に達すると予測している。

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1108/03/news072.html

世界で、のべ3850万台。PAD型デバイスユーザーが、こんな速度で生まれ続けていることに注目する必要があるでしょう。そして、WiiUの発売は2012年です。ゲームと言うアプローチから、PAD型コントローラに触れるユーザーが大量発生することになります。

そもそもビジネスモデルは、自ら構築するものです。PAD型デバイスの普及の推移を見守ってから、などと悠長なことをやっていると、気付いたらテレビのトップページをiPADが提供し、莫大な広告料をがっぽり稼いでいるということになるかもしれません。テレビのトップページビジネスへの転換は、業界トップですら赤字に染まるテレビハード市場を改善する、最後のチャンスと思われます。

テレビというハードの最終決戦を、日本のメーカーに勝ち抜いて欲しいですね。

kamokamo 2011/08/24 11:29 まあ任天堂の発想は単純にテレビの奪い合いを無くすことかもしれません
逆に言えばそういったおもちゃ屋精神を忘れない姿勢が実を結ぶのかもしれませんが
DSの発展形と考えれば妥当な進化ではありますよね

2011-01-30

PSP2ことNGPが遂に発表! 年末発売までのスケジュールからいろいろ逆算

| 00:56

ついに発表されたPSP2ことNGP。

以前書いたエントリ「SCE解散へ。これから何が起こるのか考える」で予想した通りの結果です。

このNGPが、SCEが解散となる前から、ずっと開発していたPSPの後継機であることは間違いないでしょう。開発費は、負債と共にソニー本体が負担していると思われます。つまりこのNGPは、単なる新機種ではなく、新SCEの命運も握っています。

だからと言う訳ではないでしょうが、NGPは実にソニー的ハード性能至上主義の構成となりました。

・CPU ARM Cortex-A9 core (4core)

・GPU SGX543MP4+

・5インチ(16:9)、960 x 544、約1677万色、有機ELディスプレイ

・マルチタッチスクリーン(静電容量方式)

・背面タッチパッドマルチタッチパッド(静電容量方式)

・ワイヤレス通信機能モバイルネットワーク通信機能(3G)

・IEEE 802.11b/g/n (n = 1x1)準拠(Wi-Fi) (インフラストラクチャーモード/アドホックモード)

・Bluetooth 2.1+EDR準拠(A2DP/AVRCP/HSP対応)

http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20110127032/

素晴らしい性能です。今のスマートフォンがこの性能に追いつくには、あと2、3年掛かるでしょう。懸案だったPSPとの互換は、UMDがなくなったことによりゼロとなりましたが、エミュレーション動作によるダウンロードには対応しているようです。ただしスペック表を見ればわかるとおり、テレビなどへの出力機能はありません。(西田宗千佳のRandomTrackingに該当記事 http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/20110128_423489.html)

そして、肝心の価格が発表になりませんでした。この性能ですとバッテリー持ちを2時間以上にするには、非常に豪快に充電池を積まなければなりませんが、それも価格に跳ね返ります。


シビアなNGP発売スケジュール

NGP発表の場で「年末発売」と発表されましたが、これも懸案事項です。とにかく3DSが来月にも発売される中で、一度でもクリスマス商戦を越えてしまうと勝負になりません。なにしろ現在のDSは、北米市場のクリスマス商戦で250万台も売ってしまいます。2009年にはたった一年間で1122万台(!)という驚異的な台数を売りました。これは絶頂期のPS2より売れている大記録でもあります。つまり3月末に世界に投入される3DSは、最初の1年の間に圧倒的な市場を作り出す可能性が高いのです。今回の慌てた感じのNGPの発表も、それを少しでも妨害するために行われたと言っても過言ではありません。

にも関わらず、年末発売スケジュールには越える山がいくつもあります。表にしてみましょう。

  
12月11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月
中旬発売生産   審査 中旬仕様決定
 
まず北米年末商戦に間に合わせるために、発売を11月中旬に想定しています。そうすると、生産に最低でも3ヶ月は欲しいので、8月中旬には生産を開始しないといけません。これ以上遅くなりますと、PS3の時のような在庫枯渇が起きて機会損失となってしまいます。
そして審査に6ヶ月。これはNGPが3G機能を備えた通信機器扱いとなるため、認可の審査に6ヶ月かかるためにです。*1
つまり計算すると、通信の仕様決定は、最低でも2月中旬。北米戦線を諦めて12月に発売したとしても、2月末までには確定しておかないといけないことになります。くしくも3DS発売日が2月26日にあるわけで、通信仕様の発表は3DS発売日にぶつけることがベストであり、最低ラインになるのですね。


いつサードパーティに開発機器を配ったのか?
今回発表されるに当たり、カプコンやコナミなど各社からNGP参入の表明がありました。しかし対応ソフトの発表は無し。カプコンの辻本氏が年末発売されたゲーマガに、モンハンの3DS対応をほのめかすなど、NGPの開発機材配布が年末ギリギリだったことが伺えます。 もう3年前からPSP2発表を記事にして、ほとんど狼少年状態だった後藤氏の記事にも
紆余曲折あったNGPは、初期のスケジュールから、ずれ込んでいると見られる。当初噂されていたスケジュールは、現在のものより、もう少し前だった。NGPの開発機も、昨年(2010年)末からデベロッパに配布されていると言われるが、現在のフォームファクタの機材が揃うには、少し時間がかかるだろう。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20110128_423409.html
と書かれており、それを裏付けます。実際、PSPgoおよびNGP対応MHP3を発表したカプコンの辻本氏も、「移植は2週間で、何週間も掛けたのではなく、2週間でできました」と語っているのですね。移植にかかる期間は、何週間どころではなく、何ヶ月も、下手をすると年単位でかかってしまうものですが、ここで週単位の発言をしたのは、文字通り開発機材がカプコンに来てから、何週間しか経っていないからでしょう。
しかしという事は、先の辻本氏の爆弾発言は、NGPの打診が来る前の発言と言うことになり、依然としてその可能性が払拭されないということにもなる?


価格をどうするのか?
この性能を実現するデバイスを売ろうとすると、現状どうしても5万9800円程度になってしまいます。しかしもちろん、そんな価格で出すわけにはいきません。3DSが2万5000円と非常にハイレベルの価格帯で供給されることが決定してますので、この価格に狙いをつける必要があるでしょう。 ここで考慮に入れる必要があるものに、3G機能があります。これはそのシステム上、契約で課金が発生します。これを逆手に取って、分割払いをさせる形にするのはどうでしょうか?
3DSに対抗するために思い切った価格をつけます。つまり1万9800円で売るのです。残りのハード代金を課金で補います。契約は3年縛りとしました。
5万9800円 - 1万9800円 = 4万円
4万円 ÷ 3年 ÷ 12ヶ月 = 月額1,111円
これにパケット定額サービス1,980円に加算します。1,980 + 1,111 = 3,091円
それほど難しい価格にはならない気がします。できれば月額2980円で提供するために、定価を5万5800円にしたいところですね。ちなみにWiFiバージョンは、そのまま5万9800円で売ります。課金の場合、4年目からは指数関数的に利益が出るわけで、3Gバージョン推奨の価格を提示することが望ましいでしょう。

NGPは、汎用部品を使い、スマートフォンと非常に似た構成となりました。NGP独自のスタイルは、その操作性と背面タッチパネルに依存することになります。発表当時の、会場の雰囲気を伝えたレポートが日経トレンディに上がっていました。厳しいスケジュールの中、本当に年末に発売できるのか、3DS発売付近のSCEの動きに注目です。
NGPの発表中、来場者が驚きの声を上げることはなかったのも不安な点だ。NGPは性能・機能に隙のない優秀なゲーム機であることは理解できたが、ニンテンドー3DSの「裸眼3D表示」のような、皆をビックリさせる機能は発表されなかった。この点では、一般ユーザーに対してのアピールが弱い。 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110127/1034317/?P=4

もりもり 2011/01/31 20:59 色々と痛いな・・・・

通りすがり通りすがり 2011/01/31 21:25 iphone4の原価が150ドル程度、ipadが200ドル程度と言われてるのに
59800なんてありえないでしょwwwww

どぐまどぐま 2011/01/31 21:57 実にレベルの低い考察ですねぇ
6万もするわけ無いでしょう?
NGPの開発は最初から価格を気にしていたと言っているし
証券会社のアナリストの資産では
原価は2万5000円程度ですよ

TKSTKS 2011/01/31 22:44 >以前書いたエントリ「SCE解散へ。これから何が起こるのか考える」で予想した通りの結果です。

具体的にどの部分が予想した通り?
単なる思い込みでないの?

gggg 2011/01/31 22:47 iphoneの原価は人件費や流通なども考えていない、文字通り材料の値段だぞ

kapukapu 2011/02/01 09:24 携帯機での電力消費はバックライトが一番大きいわけだが、ソニーの新型有機ELを積むのだからバックライトは存在しないしかなり低い電力で液晶以上の発光ができる。
UMDドライブも無い。

なのであの大きさを考えるにバッテリーのコストは言うほどシビアではない。今回はiPhoneのようなバッテリー内蔵型だしね。
ユーザーの反応が薄いとか日経も検討外れなことを言っているが、記者しかいない場で拍手がちゃんと起きているのだから十分だろ。
現に書くネットコミュニティではユーザーの反応はすこぶるいい。

SCE解散の時の記事も逆ざやで検討外れなことを言っていたが、あの3月で逆ざやは解消している。
つまり解消の目処がたったから会社整理を実行したわけだ。
それなのに新SCEもこのままだと資本を食いつぶすとか検討外れなことばかり。

みなさんの言っているとおり2万五千で、さほど無理なく出せる程度のつまり2千円程度の逆ざやでだすのでしょう。

ssssss 2011/02/01 11:33 >具体的にどの部分が予想した通り?
お前がよく読んでないだけだろ?

やきそばやきそば 2011/02/01 12:47 原価云々の話で、例えばこれを3万で出せるのなら端末価格だけで5万6万するスマートフォンはどれだけボッタクってるのかって話になるね。ストレージや充電池のスペックが明らかになってない時点での原価計算は絵に描いた餅。

どぐまどぐま 2011/02/01 13:05 >端末価格だけで5万6万するスマートフォンはどれだけボッタクってるのかって話になるね

携帯のビジネスモデルを理解していない無知からくる発言ですねぇ
バカは恥ずかしいので黙っておいたほうがいいですよ

携帯の端末はひとつに付きせいぜい寿命が半年から一年
その間に開発費および利益を出すような価格で売らなければならないんですよ
だから原価が安くても5,6万もする訳です
理解できましたか?

ssssss 2011/02/01 16:06 >携帯の端末はひとつに付きせいぜい寿命が半年から一年
初めて聞いた。なんで?

nknk 2011/02/01 21:13 SCEが健在ならばPSPと同様にカスタムチップを開発して自社生産のメリットを追求できたけど、NGPは他社生産のチップを使用しなければいけなかった、と言う事では?
理論的にはアップルも同等以上の性能の物をより安く提供できてしまう、と。
アップルは大量発注で格安で部品を仕入れたりしてますしねえ。
まあアップルは性能よりもソフトで勝負しそうですが。

うにゅーうにゅー 2011/02/06 23:13 >初めて聞いた。なんで?
携帯のスペックはべき乗で上がってる価格も生産できれば安くなるしな
それにゲーム機とは違いドコモもAUもソフトバンクも半年毎に新機種を発表する
1年もあれば上位機種が出るのに十分余裕が有る
まあ参加してる企業は大勢有るんだから当然だな

正直それほど珍しいモン使ってないし来年にはこれ以上のが当然になりそうだ

カモカモ 2011/02/10 16:57 >5万9800円程度
これは予想ですか?それともどこかで情報が出ているのでしょうか?

ii 2011/02/17 00:22 59800円どころか、Xperia Playですら880$ですってよ奥さんΣ(´∀`;)
http://wiredvision.jp/news/201102/2011021618.html

ww 2011/02/21 17:25 XperiaPlayは約7万4千円

ssssss 2011/02/24 10:27 >1年もあれば上位機種が出るのに十分余裕が有る
上位機種が出ることと、開発費を半年から1年で解消しないといけないこととは、全然リンクしないだろ。

sskssk 2011/02/26 22:04 来年どころか下手をしたら今年度にもクアッドコアのスマートフォンがでそうですねえ。
まあ高いんだろうけど。

そらいぬそらいぬ 2011/02/27 18:54 2点ほど指摘を。NGPはそんなに高性能ではないでしょう。
iPhone5の半導体の規模を2倍にした程度。
PS3並みというソニーのプレゼンに良い意味で騙されたということですね。
PS Meeting2011で今回ソニーはよくやったと思います。

辻本氏の発言について。辻本氏は世代交代が来るかも、と発言していますが、
"3DSも"出ますしと言っているため、これは別の新ハードを示唆していると思いませんか?
スクエニの野村氏もNGP開発段階で意見させてもらったと発言していますし、
NGPの存在自体はかなり前から知られていたはずです。
だからこそ後藤氏は前々からハードウェアスペックを知っていたのです。


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