19日テント村ニュース

tentsaga2006-03-19

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毎日新聞・佐賀版ニュース。
大きくテント村を報じてくださいました!
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20060319ddlk41040207000c.html

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今夜も三浦まさゆきがお伝えします。送信が遅くなってしまったことをお詫びします。ネットでもすでにかなりのニュースが配信されています。合わせてご参照ください!


今日は予定通り、プルサーマル反対全国集会&デモ&県庁を囲む人間の鎖が実施されました!1200名超の大集会となり、福島瑞穂社民党党首の「日本のプルサーマルをこの玄海でとめよう!国会でも取り組みます!」との激励で会場は盛り上がりました!
佐賀平和運動センター、平和フォーラム、グリーンコープ生協さが、唐津市民の会、とめようプルサーマル佐賀、脱原発ネットワーク九州、からつ環境ネットワーク、、、、1200名を超える県民・市民を前に次々と発せられるプルサーマルはいらない!!のメッセージ。
プルトニウムはいらない!MOXの新たな危険性の問題提起、被爆者の声、再処理工場稼動のための強引な事前了解への動き、と問題が多すぎて語りきれないのがプルサーマル。そして住民無視の首長たちに直接声を届けるべく住民投票の直接請求を今後取り組むことを確認!

その後予定通りデモは佐賀市役所横から九電佐賀支店前を通り、県庁へ。

シュプレヒコールに混じり、ラッパやタンバリン、太陽光ラジカセ(と勝手に命名)。いろんなアピールで県庁へ向かいました。黄色を基調とした服装、帽子、花束、旗、、、
道行く買い物中の若者は「はじめて目にする」大規模デモに目が点!
でもみんなチラシを受け取ってくれて関心の高さが伺えました。

その後、デモの長い列はゆっくりと県庁を周回し始めました。振り返ってもデモの最後尾は見えないほど長い!
無事に県庁を取り囲み、反対運動の大きなウェーブをぐるりと伝えて幕を閉じました。

その後、テント村にはぞくぞくと激励と村民が終結!全国から駆けつけてくださったみなさん同士の「名刺交換会」もあちらこちらで始まりました。

第5代武富村長は最後の任務「お留守番」を無事におえ、6代目増本村長が誕生。今日からは村民に新たに佐賀平和運動センターの皆さんも加わります!
増本村長は「福岡県志摩町プルサーマルについて意見書が可決されている」事を紹介、プルサーマルにNO!の声は確実に広がっている、住民投票でぜったいに止めよう!との着任早々檄を飛ばします。

ムシロ旗を背負いデモに参加して下さった原子力資料情報室の伴英幸さんも村民に激励を下さいました。

たくさんの、本当にたくさんのご支援にただただ感謝するばかりです!
まだまだ伝えきれないこと多々ありますが、まずはこれまで。


ちょっと追記。
観るだけ。聴くだけ。言うだけ。県民の声より国策が大事な知事。
彼のとっておき県民対策は大臣に安全!と言って頂く事だという。
はなわ直伝のブラックジョークなら座布団一枚!だが本気らしい。
しかし集会効果か大臣来佐は延期。来れば無駄足・赤っ恥だった。
知事の安全漫談に付きあわされ県民に嘲笑される大臣も気の毒だ。

メッセージを頂きました!!


 プルサーマル反対の最前線で闘われている佐賀と九州の皆さまへ、敬意をこめて連帯のメッセージを送ります。

 テント村ニュースを拝見しています。女性に運動が広がっていること、市民から様々な反応が寄せられていること、厳しいながらも柔軟な運動を展開されていることを知り、皆さんの力に、私達のほうが励まされています。

 とてつもない権力をもった国と電力会社、自治体の三位一体の攻撃も、その力からすればアリのように小さな市民の強い意思と行動によって、最後の最後には跳ね返すことができることを示してきたのが、プルサーマル反対運動でした。そしていつも、身体も神経もすり減らしながらの、追いつめられたぎりぎりの闘いです。JCO事故が起き、その翌日にMOX燃料を積んだ船が高浜原発の港に入港した時の、「闘いは今からだ」と決意した日々がよみがえります。今、まさに、皆さんがその渦中で、多くの人々の意思とつながりあって、運動を展開されていることを思うにつけ、皆さんの苦悩と、粘り腰の運動に共感し、敬意の念でいっぱいです。

 いま、私達は六ヶ所再処理工場のアクティブ試験を止めるために全力をあげています。こちらも厳しい闘いですが、潮目は変わりつつあります。すんなりと事を運べるはずだとたかをくくっていた国や日本原燃青森県の思惑通りには行っていません。岩手県の強力な運動と共に、青森県内をどうがたつかせていくか、全国各地で取り組みが強まっています。中央卸売市場に行ったり、生協やスーパーに手紙を書いたり等々、これまで経験したことのない活動にとまどいながらも、知恵を出し合いみんな元気でやっています。
 推進派の演出により、九州電力の使用済み核燃料がアクティブ試験で真っ先に使われる予定になっています。九電分を使用させないよう肝に銘じながら、具体的な連帯とします。

 本来なら、今日19日の県庁包囲行動にも駆けつけ、直接ご挨拶しなければならないところですが、多忙のおり、メッセージでかえさせていただきます。

 冷え込んだり暖かくなったりと季節は気まぐれですが、テント生活の厳しさの中、くれぐれもお身体を大切にしてください。

 プルサーマル反対運動と六ヶ所再処理工場反対運動の固い連帯を!

2006年3月19日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会