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教授をめざせ!

標準的なキャリアパス: 大学→大学院→博士→ポスドク・特任教員・テニュアトラック助教(→助教)→准教授→教授
まずはテニュア教員をめざしましょう(テニュアとは任期の無いことです)

2013-08-13

大学教員仕事は「考える」ことである

大学教員は日々の講義や日々の研究で常に様々なことを

考える仕事である

どのように講義の構成をしようか、どうすれば判り易く学生に伝わるか。。。

どのように研究をすすめていくか、どのように研究成果をまとめるか。。

新しい研究テーマを考えたり、優秀な学生獲得戦略を考えたり。。。

特に研究には「新しいアイディア」が必要であり、「世界初」の研究成果でないと意味がない。

このように、日々「考えること」を仕事にしている職業は何も大学教員だけではない。

広告会社の人々や、一般企業に勤める人々もそうであろう。日々様々な企画を考え、

それらについて議論し、コンセンサスが得られれば、それを業務として実施するのである


では皆どのようにして効率的に「考えること」によって、

日々新しいものを生み出していっているのだろうか?


そのような疑問にこたえてくれる本が世の中には数多くある。「企画書」に関するノウハウである

例えば、

企画書 つくり方見せ方の技術―誰も教えてくれなかった超テクニック (スーパー・ラーニング)

企画書 つくり方見せ方の技術―誰も教えてくれなかった超テクニック (スーパー・ラーニング)

など、オススメの本であるtwitterで幾度か引用したが、例えば企画文書がなかなか書けない人の

ための助言が書いてある。これは論文がなかなか書けないときにも役立つ助言で、要約すると、

初稿は推敲をせずに一気に書く、走るように書く。水泳に例えるなら、息継ぎせずに一気に泳ぐ。センテンスは短く、書きたいことから書く。主張、結論から書く。自分がいちばん言いたいことから書く。自分が他の研究者へ伝えたいことは何か?思いついたら忘れないうちにどんどん書く

August 10, 2013

となる。筆がすすまないとき、参考にするとよいだろう。


また、広告企画の人が書いた本「考具」にもとても参考になることが書いてある。

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない

これはもともと、文末に示した書籍アイデアのつくり方」に載っているとのことである

そして、新しいアイデア

少しだけ新しくても「新しい」のです

ということで、新しい研究テーマを考える際にも参考になる。

少しだけ新しくても「世界初」の研究なのである

また、この本では「考具」(考える道具)として、21個のやり方が書いてある。

例えば、「マンダラート」。

①一つのテーマについて9マスの紙の各マスを埋める。

②そのうちの重要な幾つかについて、さらに9マスをつくってキーワード・文章で埋める。

などである。これでどんどんアイデアがでてくる。これは頭の中を空っぽにして、アイデアを出してから

よいものを選ぶ、という行為である

アイディアや企画につながる頭の使い方は、拡げて絞って、また拡げて絞る。

拡げるときには奔放に。

絞るときシンプルに。

と、企画文書も論文の初稿を再構成して推敲するときも、まさにブレーンストーミング

なのである

アイデアを出しまくって、さらにそれを絞ってシンプルな文書にして論文として出版する。

前回も書いたが、

アイデアを形(論文)にまでもっていかないと、研究者としての未来はない。

多くのアイデア論文にして、教授をめざせ!


アイデアのつくり方

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東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方

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