コロナはどっか行っちゃった風潮だけど、報道しないだけで、まだかなり流行ってるみたいなんで、マスクや手洗いは変わらずに。
イベントもこの数年とは違って、もうコロナは全く関係ない感じ。
今までの教訓は一体何だったのか・・・よくわかんないよ。
チケット取りで、見たい映画が買えない事もあったけど、老体に毎日ムチ打って、オジサン何とか完走したので、今年も簡単に。
--------------------------------------------------------------------------------------
「2023 東京・中国映画週間」
ここ数年は、面白い掘り出し物の映画があったりで、この映画祭がメインになってるんだけど、今年は知ってる俳優が出てる映画があまり無くて、結局2本しか取らなかった。
「熱烈」って映画、黄渤(ホアン・ボー)が出てるんで、買おうと思ったら、瞬殺だった。
席は選べたんだけど、チェックを入れるとはじかれる。それを2回ぐらいやってる間に全席埋まってた。
去年の香港映画祭みたい。トラウマだよ。
ツイッターでフォロワーさんに教えてもらったけど、王一博(ワン・イーボー)って人気俳優が出てるからなんだそうな。
ファンタジーや歴史物はあまり興味ないんで、2本だけ取ったけど、今年のチケット取りは厳しそうな予感が……
10月17日(火)13:20~ TOHOシネマズ 日本橋 スクリーン1
「愛してる!/我愛你!」117分 2023年
例年の感じのTOHOシネマズ日本橋。
この案内板を立てるのに、ああでもないこうでもないってやってたな。
良かった。泣いた。
65%広東語。葉童に全然気付かなかった。
許冠傑の歌がモチーフのひとつになってるだなんて。ファンの人は知ってたのかな?
それと何より、梁家輝(レオン・カーファイ)だよ。
やっぱり上手いよ。まさか黒薔薇の俳優で泣かされるとはね。
社会派コメディって感じかな。 イベントじゃないと、やらなそうな一本。
こうゆう映画があるから、毎年侮れないんだよ。見れて本当に良かった。
10月19日(木)19:10~ TOHOシネマズ 日本橋 スクリーン1
「ネバーギブアップ/八角籠中」117分 2023年
王寶強(ワン・パオチャン)導演作品。
彼が監督した映画って書いてあったから取ってみた。
もっと話題になっても良いと思うんだけど、あまり知られてないのかな?
全体的に内容暗め。普通に良い人間ドラマだった。
行宇(シン・ユー)が出てきますよ。
王寶強って、何処で演技習ったんだろう?中々上手いんじゃない?
最後テロップで補足が出て来て終わったけど、実話を元にして作られたっぽい?
これも、何かのイベントじゃないとやらなそうな映画。
この劇場、スクリーン大きめで音が良い。他の映画祭もシネコンでやって欲しいな。
映画の後は、すぐ近くの「金子半之助」へ直行。
丸一年ぶり。 普段は2時間待ち。22時の閉店間際でも、5分待ちだった。
お椀を付けて、1,400円。 この豆腐のお椀も美味しい!ぜひ!!
「第36回 東京国際映画祭」
毎年恒例のチケット取り。今年も酷かった。
開始と同時にアクセスしたものの、もちろん繋がらず、一旦マクドナルドへ朝食に出かけて、食べてる最中に繋がって、ようやく一枚目が買えた。ここまで40分。
待ちが無くスムースに買えたのは、一時間を過ぎてから。
この間、人気作品は当然売り切れ。
注意深く見てたけど、相変わらず、香港映画が根強い人気だった。
10月24日(火)14:45~ ヒューリックホール東京
ガラ・セレクション ジャパン・プレミア
「満江紅/マンジャンホン」157分 2023年
「ヒューリックホール」って何処だ?っ話だよ。昔の「日劇」だった。
2018年7月6日にリニューアルオープンしてたらしい。知らなかった。
旧友のIくんも来てたので、一緒に入場。
お客さん、結構入ってる。
売店は閉まってて、飲み物の自動販売機がフル稼働してる。
パンフレットは何処で買えるんだ?
それと、座れるところが一箇所もない!!
会場に入ると、友人Iくんの席に人が座っていたので、声をかけたら「関係者の人」だったらしい。で、自分の席に行って見たら、外人の女の人が座ってたんで注意したら、「Oh!」とか言いながら、前の方の席へ移動して行った。
関係者か何だか知らないけど、ちゃんと席をもらってから、入場してくれよ!!
さて、本編。
巨匠の映画なんで、どんな映画かは全く知らなかったけど、とにかく大きなスクリーンで見たかった。
壮大な冒険活劇かと思ったら、沈騰(シェン・トン)が出て来て、そうではないとすぐに。
こんな脚本よく書いたよな。4年かかったって言ってたけど。
最後もビックリな展開に。結末を知った上でもう一回見ても良いかも。
157分。超大作だった。お尻痛かった。
Q&Aは25分で3問のみ。「事前質問制」を導入した方がスムースのように思った。
ラストの写真撮影で前方に人がどっと押し寄せた際、横から出て来た「◯国人」に足踏まれたわ。
こうゆう時こそ、スタッフの人がちゃんと対応しないとダメなんじゃない?
映画が終わって、そのまま日比谷の「添好運/ティムホウワン」へ。
4・5人並んでたけど、1人だったからか、すぐに入れてくれた。
去年と比べて、100円ぐらい値上がりしてたけど、美味しいから通うよね。
10月25日(水)12:15~ ヒューリックホール東京
ワールド・フォーカス ジャパン・プレミア
「白日の下/白日之下」106分 2023年
最近の香港映画の情報なんて、本当にもう疎くなっちゃったから、とりあえず「製作国:香港」って書いてあるだけで、取ってるようなもんだよ。
タイトルからして、決して明るい映画ではないって事だけは、何となくわかってたけど・・・
こんなテーマだったんだ。
ベテラン勢が脇を固めてて、普通に見応えのある映画だった。
胡楓って91歳だよ。凄いな。
林保怡(ラム・ボウイ)が今までイメージとは違う役でビックリ。
姜大衛(デビッド・チャン)が渋かった。彼が最後の言った・・・
「正しいことをして悩むな」は名セリフだな。
Q&Aも数問だったけど、キャストの皆さんが内容濃く話してくれた。
どうやら、実話を元にした映画だったらしい。
上映終了後、劇場を出て、エレベーターの前にある固いイスに座ってたら、簡君晉(ローレンス・カン)監督と、主役の余香凝(ジェニファー・ユー)がこっちに歩いて来るではないか!!
エレベーター前で、サイン&撮影会が始まり、自分の座っている前に、長い列が出来てしまって、動けなくなってしまった。
次の映画もあるから、買ってきたオニギリ食べたいんだけど、列の人が凄すぎて……今ここ離れちゃうと座る所が無くなっちゃうんだよ。
いつもなら、自分も並んでサインや写真を撮ってもらうんだけど、肝心のパンフレットも買ってなかったし、チラシみたいな物も持ってなかったんで、今回は傍から写真を撮るだけで終わってしまった。完全な準備不足だ。我ながら情けない。
列の隅の方に明らかにオーラが違うモデルさんのような御一行が居たので、フォロワーさんに聞いたら、「『離れていても』の女優さん達ですよ。金馬奨にノミネートされたんですよ」と教えていただいた。
一昨日上映された映画のキャストの方々だそうな。実はチケットがわりと早めに売切れた回だったんだよな。自分は明日見る予定なんだよ。どんな映画なんだろう?
10月25日(水)15:40~ ヒューリックホール東京
ガラ・セレクション ジャパン・プレミア
「ムービー・エンペラー/紅毯先生」126分 2023年
前のサイン会&撮影会が終わり、エレベーター前で遅い昼食を取って、ゆっくりしていると、友人のMくんや顔見知りの方々が続々と。
この回は上映のみで、Q&Aはなし。
にもかかわらず、結構お客さんは入ってた。中国人が多かったかな。
ようやくエンタメ映画にありつけた。
セルフ(自虐的)コメディって感じだったけど、中々面白く見れた。
馴染みのあるスターが出てるだけで、これだけ違うのかと。やっぱ華仔は良いね!
劇中、ホテルの壁にペタッと貼り付いてる件、一体どうゆう意味があったっんだ?と気になって、上映後にMくんと話していたら、ロビーを出た所に、ジャッキーファンでは有名な〇〇君と言う中国人の方が偶然いらっしゃったので、Mくんが声をかけて聞いてくれた所、「わからないです」と一言。
中国人がわからないんじゃ、どうもこうもね。
奥さん、林熙蕾(ケリー・リン)だったの?!
あんだけイジられたんだから、ジャッキー出れば良かったのに。
マネージャー役が、まさか「賭俠」の敵役フセインだったとは!!單立文!!
映画終了後、連日の「ティムホウワン」へ、Mくん・Kさんと夕食。
あっという間の2時間半。 食べ過ぎ、笑い過ぎでお腹痛い。
影迷の方々との会食は丸一年ぶりだったけど、やっぱり情報交換は大切だよ。 メチャ楽しかったし、嬉しかったな。
10月26日(木)16:50~ TOHOシネマズシャンテ スクリーン2
アジアの未来 ワールド・プレミア
「離れていても/但願人長久」113分 2023年
別口からシャンテへ行こうとしたら、手形のところに出たんで、数年ぶりにパチリと。
久しぶりに前の人の頭が気になるような、傾斜の緩い映画館に来てしまった。
映画祭をやるには、今時不向きな映画館だよ。ダメだこりゃ。
やっぱり月曜日に来たかった。以後、選ぶ時に気を付けよう。
それと、ようやく上映前にパンフレットをこの劇場で買うことが出来た。完全に順番を間違ったちゃったよ。
まぁね、これも全く知らないで見たけど、何ともねぇ。
メッセージ的なものは少し感じたんだけど、暗い映画だったなぁ。
昨日マリオンのロビーに居た女の子たちは、この子だったのかと見ながら。
プロデューサーが關錦鵬(スタンリー・クワン)だから、何かそのへんの質問が、Q&Aでも出なかったのかな?と思ったんだけど。
Q&A後、外に出て、ティムホウワンの前で、祝紫嫣(サーシャ・チョク)監督、謝咏欣(ヨーヨー・ツェー)と一緒に写真を。監督からサインも。脚細っ!!
映画終了後、半年ぶりに「梅林」へ。 10分ほど待ち。外人ばっかり。 お腹減ってたんで、ペロっと。
「お味噌汁、熱さは大丈夫ですか?」と声をかけられる。 前回少しぬるかったんで、代えてもらったのを覚え下さったみたい。
そう、ワタシは味噌汁が熱くないと文句を言うXXオジサンです。
劇中、優秀な妹ちゃんへの裁判所の通知の件、環境保全の活動家みたいな感じだったから、その関係なのかな?と思ったら、 「過去に正式なルートで入国してなかったから」と通訳の鮑さんが訳されましたが、後日ツイッターで・・・
「次女が裁判所からの手紙をもらうのは、彼女は馬屎埔の開発に抗議していたので出廷を命じられたということ。6月は裁判中で出国できないので彼女は湖南省に行けません。裁判の結果がどうなるか分からず、父親に初めて収監されたのはいつ?と聞くのです。」
と廃話さん(最上麻衣子さん)が動画から訳されたツイートを拝見し、正確な情報を知ることが出来ました。ありがとうございます!!
10月27日(金)16:05~ ヒューリックホール東京
ワールド・フォーカス ジャパン・プレミア
「バイタル・サイン/送院途中」98分 2023年
よく考えたら、有楽町駅前のポスターが並んでる場所に行って、写真を撮ってなかったんで、少し早めに家を出ることに。
パンフレットも買ってなかったし、今回の映画祭、いろいろ段取り間違えてるわ。完全に気が緩んでる証拠だな。
これも何だかなぁ。
昔ながらの中途半端な「THE 香港映画」を見たって感じ。
何が言いたかったんだ?どうゆうメッセージがあったんだろう?
何故にこんな映画を持って来たのか?
何故に古天楽はあんなに年中黒いのか?
こうゆう映画こそ、Q&Aをやって、監督からいろいろ聞きたかったよ。
劇中で軽快な音楽が流れて、「尹光だよ」って台詞があったので、今時の人なのかな?と思って調べたら、80歳ぐらいの歌手だった。今まで全く知らない方だった。
今回の映画祭で覚えたのは、この映画でも出て来た、袁澧林(アンジェラ・ユン)って言う女優さん。
少し前に、日本での舞台挨拶の動画が回って来たけど、「バイタル・サイン/送院途中」にも出てて、永野芽郁ソックリだと思って見てた。 早くに売り切れた月曜日にやった「離れていても」は、彼女目的の人が多かったからなのかな?と。
これで完全に覚えたから、これから注目して行こう。
10月28日(土)12:00~ ヒューリックホール東京
ワールド・フォーカス ジャパン・プレミア
「年少日記/年少日記」95分 2023年
まぁね、コレも明るい映画ではなかったけど、後に引く物が確かにあって、中々良かった。
まさか、◯の方だったとは……みんなやられたね。
お客さんの反応も良かったし、これは配給が付きそうな感じゃない?
相変わらずXXな役が多い鄭中基は、一体どうゆう仕事で財を成したんだ?
奥さん役の韋羅莎って「アニタ」でDo姐をやってた人なのか。凄く存在感があったな。清水美砂そっくりだった。
鄭中基の秘書役だった梁雍婷(レイチェル・リョン)って、「白日の下」の女の子だったの?! 調べたら、「レイジング・ファイア/怒火」「消えゆく燈火/燈火闌珊」とかにも出てるのか。全く覚えてない。
Q&A後、ロビーにて交流会。
卓亦謙(ニック・チェク)監督、主役の盧鎮業(ロー・ジャンイップ)と一緒に写真、パンフに両氏のサインも。
最後に盧さんと握手してもらいましたが、鄭先生、実物イケメンでした。
「香港映画の新しい力/香港映画祭2023」
結局、オールスターが集う開会式と、オープニングの「風再起時」は予想通り、瞬殺。
見たかったアクション映画「ホワイト・ストーム 世界の涯て/掃毒3:人在天涯」は購入画面が繋がった時には、一番前の左端の一席しか残っておらず、断念した。
2作とも大作だし、いずれ何かのイベントでやるだろうと、潔く諦めた。
自宅からビミョーに近くて、毎日通うにもビミョーにしんどいんで、結果良かったのかも。(単なる愚痴)
11月3日(土)16:30~ 恵比寿ガーデンシネマ
「マッド・フェイト/命案」108分 2023年
と言うワケで、恵比寿ガーデンプレイスへ。
早めに着きすぎた。
この劇場、来た覚えが全く無い。初めてかな?
しかし東京は夏だよ。さすがにTシャツで。
ロビーの様子。かなりオシャレなつくりだった。
上映前に、監督の鄭保瑞(ソイ・チェン)、林家棟(ラム・カートン)から、ご挨拶。
TIFFで「愛・作戦」を見た時からの鄭保瑞ファンだけど、今作はかなり難しかった。終盤にかけての林家棟も、迫真の演技ではあったけど・・・
個人的に嬉しかったのは、呉廷燁(ン・テンイップ)がメインで出てたこと。
「怒火街頭」で初めて見た時に、この人、上手いなぁと。
「無間道」にも脇役で出てるんだよね。
Q&Aにて。 出来るだけ底辺の人達を描きたい。無理な事をすると悲劇が起こる。三人の役柄(欲望・同情・理性のバランス等)についても話があったけど、正直よく分からなかった。
11月3日(土)19:20~ 恵比寿ガーデンシネマ
「毒舌弁護人〜正義への戦い〜/毒舌大狀」133分 2023年
10月20日から一般公開が始まっていたのは知ってたけど、黄子華が来日して、このイベントで上映されると言うことで、ここで見ようと決めていたので、一番始めにチケットを取ったのが、実はこの映画。本当に取れて良かった!!
上映前に、監督の吳煒倫(ジャック・ン)と黄子華(ウォン・ジーワー)から、ご挨拶。
もっと難しい話かと思ったら、そうでもなかった。
昔の周星馳が演じたキャラみたいだった。谷徳昭も出てるしね。
最後は少し説教臭かったけど、2時間超はあまり長く感じなかった。
想像していたよりは、中々良かったんじゃないかと。
劇中、XXされてしまう女性、何処かで見たと思ったら、「アニタ/梅艶芳」の王丹妮(ルイーズ・ウォン)だった。変貌ぶりが凄かったな。
Q&A中、ヘンな日本語を話すジーワーさん。
質問で面白かったのは、「ダヨ」と言う英語名に関して。
中学三年生当時、自分の英語名は「スティーブン」と名乗っていた。しかし、自分の前には6人のスティーブンが居て、どうしようかと隣の同級生に相談したところ「ボクはリオ、兄はディオ、お前はダヨだ!」と全く意味が無く付けられた名前で、それを今まで使っている。人生と言うのはそうゆう意味で翻弄されるワケですよね。なんで皆さん、ボクの英語名に興味があるの?・・・と。
Q&Aが終わると、ロビーに黄子華と吳煒倫監督が出て来て、大騒ぎに。
吳煒倫監督は、前日の11月2日にも、シネマート新宿で舞台挨拶をされたそうな。
揉みくちゃになりながらも、先日夕食をした時にMくんからいただいたチラシに、黄子華からサインを。
しかしながら、間近で本人をずっと見てたけど、肌ツヤも良くて、とても63歳には見えなくて、若々しかったよ。今現在の香港映画を牽引しているスーパースターが、自分の目の前に居るなんて、凄いことだよ。本当に信じられなかったもん。
残念だったのは、TIFFみたいに、ちゃんとスタッフさんが外に誘導して場所を設ければ、ゲストやお客さんにとっても、良い交流会が出来たと思うんだけどなぁ。
と言う訳で、自分は今日一日のみでお終い。
劇場について簡単に雑感を。
・座席は頭部が少し長く大きめ。座席間の通路もゆったり気味。
・前方の席はかなり見上げる感じ。頭がツラい。後ろの席の方が見やすいかも。
・夕方の回はかなり空調が寒かったが、夜の回はちょうど良かった。
「第24回東京フィルメックス TOKYO FILMeX 2023」
11月26日(日)17:10~ 有楽町朝日ホール
授賞式+「命は安く、トイレットペーパーは高い/命賤但廁紙貴」85分 1989年
今年最後の映画祭へ……何かちょっと押してるみたいだった。
万が一のことがあってはと、「プログラムは上映後でも買えますか?」と聞くと、「上映後は買えません」との事で(聞いておいて良かった!)、1,500円を現金で払って購入したんだけど、どう見てもそんな代物とは思えないよ。メッチャ薄い!何だかなぁ。
お客さんの入りは、4割ぐらいの入りかな。随分空いてたな。
フォロワーさんの情報通り、空調強め。少し寒い感じ。
授賞式は40分ほどで終了。
上映前に、王穎(ウェイン・ワン)監督からご挨拶あり。 会場内メッチャ寒くなってる!!マフラー&手袋して見てたよ!!
映画については初見。アメリカ映画らしいけど、1989年あたりの香港が舞台らしいので、チケットを買ってみた。
正直聞いた事も無かった映画だけど、ほとんど広東語だし、出演者はあの羅維(ロー・ウェイ)監督や羅烈(ロー・リエ)、その他にも昔の功夫映画の脇役が出て来たりで、ほぼ香港電影だった。
日本ではユーロスペースの配給で、中国への香港返還に合わせて1997年7月に劇場公開されたんだそうな。
ボスの手下役で出ていた、林聰さん。 2021年1月に心臓病で亡くなっていたそうな。享年75歳。80-90年の香港映画全盛期に活躍された俳優さん。名バイプレイヤーだったな。
Q&AはQRコードから数問。挙手で2問。20数分。
やっぱり、この形式は良いよ。カンフースター関係のキャスティングについて質問したら、採用されてしまった。
しかしながら、 内容は正直わからんちん。このQ&Aでメッセージ的な事は少し聞けたかなと。王家衛の映画みたいだったけど、香港で公開されたのかなぁ?
会場を出ると、こんな看板が。
さすがにオジサン怒っちゃったよ!!
それと、この会場、今更だけど、映画に向かないよ。
スクリーンが奥まってるし、横の壁や柱が明るいから、反射して気が散る。 一番の問題は座席。毎回お尻が痛くなるんだよな。
Q&A終了後、階下にて交流会。 ウェイン・ワン監督から、サインを。
2ショットをお願いしていた方がいらっしゃったけど、ダメだったみたい。(何でだ?)
この映画祭も第一回から参加してるけど、近年は香港映画をやらないから、何とか理由をこじつけて参加してる感じ。
やっぱり、難しい映画じゃないとダメなのかな?
映画祭に合う作品はいくらでもあると思うんだけど。
ー 編集後記 -
今年もチケット取りで、随分と神経をすり減らした。
年々、しんどくなってる感じ。
コロナになって一気に「年を取った」ような。来年以降もこんな事が続くと思うと、嫌になっちゃうよ。ホントに。
映画の方は最新の香港映画が、本国よりも先に見れるものばかりで、そういった面ではありがたい事だけど、内容が社会派のものばかりで、それが毎日のように続いたんで、正直あまり楽しくはなかったな。
希望の時間帯が取れなかった事で、連日、有楽町まで通うことになってしまったのも、かなり辛かった。腰の状態も悪化して、数日体調が悪かったし。
その合間で、数少ないエンタメ系の映画や、友人達との交流会があったのは、本当に良かった。
自分の中では、映画=エンターテイメントなので、明るく楽しい内容が好き。昔のようなラインナップをお願いしたい所だけど、やっぱり無理なのかなぁ。大阪が羨ましいよ。
慣れ親しんだ香港映画のスターも高齢化してるし(自分もだけど)、新しい俳優が出て来た所で、情報を追うことも難しいから、こういったイベントに参加して、その都度勉強する感じになってるけど、オジサン、今でもかなり厳しいな。
こうぼやいてはいるけど、来年早々、香港映画の新作や話題作が、いろいろ一般公開されるらしいので、追えるうちはがんばって付いて行こうと思っております。
皆様方、ご指導の程をよろしくお願い致します。
~~ 劇終 ~~