2007-01-29
■[diary]オタクの俺に子供が出来るなんて考えもしなかったよ
カチリカチリといつもの如くエンターキーを押しながら、耽美な時間に自らの全神経を預けていると、僕の肩からひょこりと小さな頭が突き出てきてこう言った。
「お父さん、何やってるの?」
僕の娘である。生まれてからこのかた、腕白の名を欲しいままにした幼少時代を過ごしてきた彼女は、小学校に通うようになってもその意気は衰えることを知らない。しかし時折見せるあどけない笑顔に含まれる女の子らしさは、妻の面影がうっすらと見え隠れするように可愛らしい。眉目の整ったかんばせは同年代のアイドル的存在であることを疑わせない確証を孕んでいる。
「ねえ、お父さん、この画面の女の子はなに?」
彼女に勝るとも劣らない可愛さを秘めた映像を、食い入るように見つめる彼女はおやと気付いて僕の下半身に目をやった。
「ズボンずり落ちてるよ。きゃはは」
娘は床に転がり腹を押さえて大笑いしはじめ、ひとしきり笑うと、満足したのかぴょんぴょんと飛び跳ねながら僕の書斎を飛び出していった。
「ママー、お父さんがねー」
妻の制裁が下るのはこれより数十秒後のことであるが、冒頭において既に僕の顔面は弱弱しいほどに蒼白し、子育ての厳しさというものを思い知ったのだった。
という夢を見ました。いやまじで。
エロゲやってたら娘が来て、娘がその所業を嫁さんにちくって大目玉を喰らうという筋書き。夢の中では何故か自分が結婚し子供がいるということに違和感を持っておらず、その後起きてからも言い知れない奇妙な感覚が残っていました。枕元に横臥していた、セイバーさんのぬいぐるみと目が合うと、激しい恥辱が警笛を鳴らすように襲い掛かってきて、たまらずPCの電源を入れたというわけです。ついさっきの話、軽く寝入っただけでこれだけディープな夢を見るのも久しぶりだなぁと。
今回は夢であったからまだしも、こういった事態は今後も今の趣味を継続していくにあたっては生じかねないので、シミュレーションの一環としては良い経験が出来たのかな。よくやった俺の海馬とか脳の機能いろいろ。
運良く自分の趣味を理解してくれる寛容な嫁さんを貰ったとして、子供が出来た時の対処の仕方はどうすればいいのだろう。時間とタイミングとの戦いなんだろうか。プレイしている状況を見られるのは完全にアウトとして、コレクションすらも教育には悪影響を与えかねないわけだし。子供がその道に進みたいというのなら止めはしないけど*1、出来れば中学を卒業するまでは真っ当な世界で青春を送ってもらいたいというのが願いです。
エロいものは教えるまでもなく子供は覚えていくものですが、手の届く場所にあるのはそれだけで探究心や想像力の欠如に繋がるのだろうし、エロゲやエロ本を見ながら育ったりしたら嫌な意味で擦れた大人になりそう。僕くらいの世代なら、そういう風に育ってきた人もいるのだろうけど、さて今その人は如何様な人物となっているのか。趣味を長く続けると仮定して、そして嫁と子供が出来ると仮定して、円満な家庭を築きつつクリックの感覚に心を預ける為の努力を怠らないようにしようと思います。方法論は日々模索する方向で。
円満な家庭シミュレーション
エロゲの場合
父さん、このキャラクターが攻略出来ないんだ。ジゴロでならした父さんならわかるだろう。
こら、ジゴロなんてどこで覚えた。ん、どれどれ。ふむ、ここの選択肢はな…「手を握る」にするんだ。
え、でも「キスをする」の方が好感度が上がりそうじゃないか。どうしてだよ。
ははは、お前もまだまだ子供だな。女性を相手にするには押していくだけでは駄目なんだぞ。
なんだよそれ。わからないよ。
このゲームをクリアした時には少しだけ分かるようになるさ。頑張れ、父さん応援してるからな。
ラノベの場合
どれどれ、おお、これはブギーポップじゃないか。父さん昔読んだよ。
こんなの面白いの?昔の小説は難しくて嫌いだ。
流行廃りはあるものさ。お前もたくさんの本を読むうちに、面白いと言える日がくるはずさ。
そうかなぁ。まぁいいや、それでね、この霧間誠一の言葉で…。
同人誌の場合
父さん、僕眠いよ…。まだ寝てたいのに。
バカ野郎!お前は今日のこの日、この年末の為にこれまで頑張ってきたんだぞ!努力を無駄にするのか!?
でもさ、ギリギリまでサークルチェックしてたから、もう眠くて。
…。仕方ない。まだ8時だ。列が動き始めるまで1時間はある。時間は厳守しろ。
ありがとう、僕頑張るから…。
ふふ、こいつもいい顔つきになってきたな…。将来が楽しみだ。
フィギュアの場合
父さん、図工の時間にこれ作ったんだ。粘土細工なんだけど。
おお、これはアリカじゃないか!懐かしいなぁ!
うん、「両親の思い出」がテーマだったから、この前お父さんと一緒に見た舞-乙HiMEのキャラクターを作ったんだ。
この躍動感溢れるブーンのポージングに、肉感のあるお尻。凄いじゃないか!
うん、だから、その…。
うん?あぁ、そうか。しょうがないな。今度出るあのキャラのフィギュアが欲しいんだろう?
う、うん。そのお父さんのお古もいいんだけど、やっぱりさ、その。
よしよし。お前は頑張ったからご褒美だ。KOTOB○KIYA行くぞ。
うん!ありがとう父さん!!!
子育ては計画的に\(^o^)/
