東京ディズニーランド!!

なかけん。です。



8月31日に、後輩と一緒に東京ディズニーランドに行って、翌9月1日の深夜0時丁度に帰宅しました。
開園から閉園まで、時間を目一杯使って、魔法にかかってきました。

以前もブログで話題にしましたが、東京ディズニーランドに行ったのは、今回で2004年の4月以来7年4ヶ月ぶりとなり、今までのブランクとしては過去最長となりました。(今までは2年〜5年間隔だったため。東京ディズニーシーを含めた東京ディズニーリゾート全体では3年ぶり。遊園地・テーマパークにおけるブランクとしては、富士急ハイランドに次いで2番目。)

25周年の時は生憎行けず終いで終わってしまったために、半ば諦めかけていました。
大学に入って、昨年にレジャーのゼミに所属した時に、夏休みの課題図書が「ディズニーランドという聖地」「魔法の国からの贈りもの」という東京ディズニーランドについて書かれた本だったため、秋学期にゼミ内で輪読した時に自ら東京ディズニーランドに行く企画を立てましたが、結局ゼミ内でのプロジェクトが多忙になったために企画倒れとなってしまいました。
また今年度は、インターゼミという大学内の学部・学科・大学院を跨いで設定されたテーマに基づき年末の論文の完成までみんなで研究するというゼミに所属した時に、自らの希望で「サービス・エンターテインメント班」(旧・ディズニー班)に所属したのですが、そこでの研究テーマが「東京ディズニーランド(オリエンタルランド)の人材育成」ということだったので、そこでもかねてから行きたいということを何度もゼミ内で発言していました。


今回、自分も含めて8人だったのですが、後輩の一人がディズニーリゾートラインでキャストをやっている(後にもう一人の後輩もリゾートラインキャストになった)とのことだったので、それじゃあみんなで行ってみようということで、ゼミではなくプライベートででしたが、かねてからの願いが叶いました。
また、今回は初めて、家族ではなく友達、しかも男同士で東京ディズニーランドに行きました(友達とテーマパークに行ったのは、旧友と東京ジョイポリスに行って以来5年ぶり)。当初はディズニー好きの先輩も勧誘していたのですが、当日は残念ながら生憎就職活動の予定が入ってしまったということで、一切華がないディズニーランドとなってしまいました。(笑)

そんなこんなで、久しぶりのディズニーランドというだけあってハイテンションになったのですが、最後に行ったのが2004年4月で長い年月を経過していたということもあり、パークに入ってみるとアトラクションも、そしてシンボルのシンデレラ城も白色からクリーム色に変わってしまいました。
「シンデレラ城のマジカルミステリーツアー」は「シンデレラ城のフェアリーテイル・ホール」に、「ミクロアドベンチャー」は故・マイケル・ジャクソン主演の映画「キャプテンEO」に、ウォルト・ディズニーの貴重な肉声とミッキーのCVやディズニーと音楽やミッキーマウスの関係の内容が収録された貴重な映像を見ることができた「ミッキーマウス・レビュー」は、3DCGを駆使した「ミッキーのフィルハーマジック」に変わってしまいました。
特に、「ミッキーマウス・レビュー」がなくなってしまったのはショックでしたが、代わりに前々から話題になっていた「ミッキーのフィルハーマジック」に行ってみたかったというのもありました。
ただ、勿論ですが、3大マウンテンなど主要なアトラクションは残っていたので、安心しました。


【今回行ったアトラクション・ショップ・ショー】
スペース・マウンテン
スプラッシュ・マウンテン
ビッグサンダー・マウンテン(※地震のためアトラクションに搭乗できず、後述)
プーさんのハニーハント
スター・ツアーズ
モンスターズ・インク "ライド&ゴーシーク!"(※優先入場整理券を使用しての搭乗)
白雪姫と七人のこびと
ミッキーのフィルハーマジック
ウエスタンリバー鉄道
ジャングルクルーズ
カリブの海賊
ハングリーベア・レストラン
トゥモローランド・テラス
プラザ・レストラン
パイレーツ・トレジャー
ワールドバザール・コンフェクショナリー
カメラセンター
クール・ザ・ヒート
ワンマンズ・ドリーム? -ザ・マジック・リブズ・オン
東京ディズニーランドエレクトリカルパレード・ドリームライツ


【アトラクションレビューベスト5】
ここでは、特に印象に残ったアトラクションについてレビューします。
全てにレビューしてしまうとかなり長くなってしまう(既に長いですがw)ので、5つに絞ってレビューします。

「ミッキーのフィルハーマジック」
前述した「ミッキーマウス・レビュー」の跡地に今年できたばかりの3DCGを駆使した劇場鑑賞型アトラクションとなっていて、オリジナルは「ウォルト・ディズニーワールド」内のマジック・キングダムにあるものとのこと。
ここでは、ミッキーマウスではなくドナルド・ダックがメインとなって、ドナルドが巻き起こすハプニングに巻き込まれて様々なディズニー映画の世界を巡るという内容になっています。
このアトラクションをより楽しむためには、題材となっているディズニー映画を見て記憶することです。それが一番の予習になります。自分は既にとうの昔に視聴済みだったので、かなり楽しめました。
題材となるのは、「美女と野獣」「アラジン」「ピーター・パン」「リトル・マーメイド」「ライオン・キング」「ファンタジア」なのですが、それに加えて、個人的に冒頭で滅茶苦茶になるシーンは思わず、「ミッキーの大演奏会」(1935年制作の短編映画で、こちらもミッキーとドナルドが出てきます)を彷彿とさせました。というか、全体的なコンセプトとして「ミッキーの大演奏会」がベースになっているのではないでしょうか。
また、「ライオン・キング」はディズニーランドのアトラクションでは滅多に登場しないので、ファンはテンションが上がるのではないでしょうか。
映像だけでなく、要所要所に合わせて水がかかったり、匂いがしたりといった映像の演出に合わせてギミックを使い分けたり、場面の変化に応じて大胆に変化する空間演出など、我々ゲストをディズニーの世界へ引きこませる演出方法は、流石ディズニーと言っても過言ではないでしょう。
一言で言っちゃえば、要は、もう『ディズニーの本気』が詰まっていて、そんな『ディズニーの本気』を感じさせる――そんなアトラクションです。
前身の「ミッキーマウス・レビュー」は映像や音源が貴重で感動、後身の「ミッキーのフィルハーマジック」は映像演出で感動という感じで、前者は古き良きウォルト・ディズニーの世界を堪能でき、後者は現代のディズニーの映像革命を体感させられる、そんなアトラクションなのではないでしょうか。
最後の最後には、ドナルドが…おっと、あとはパークに行って体験してみてくださいね。
見に行った記念に、思わず「ミッキーのフィルハーマジック」仕様のミッキーとドナルドのキーチェーンぬいぐるみを購入しました。ミッキーはお馴染みですが、ドナルドが魔法の帽子を被っているのは珍しいですからね。家に持って帰ったら、妹が「カワイイ!」と言って、妹のものになりました。(笑)

スプラッシュ・マウンテン
記憶にあるものなら、まだ初等科に上がっていなかった当時6歳以来15年ぶりでしょうか。
2004年の時には乗っていなかったということは記憶していて(その時はスペース・マウンテンとビッグサンダー・マウンテンに乗った)、それ以外は覚えていないので、覚えている限り15年ぶりになりますね!!
本当に久しぶりで、最後の落下が怖かったなという記憶しかなかったと思います。当時、母親と一緒に乗っていました。後輩も落下が怖かったと話すので、そんなに怖かったっけとちょっと不安になりましたが、大丈夫でした。(笑)
形式としてはユニバーサルスタジオ・ジャパンの「ジュラシック・パーク ザ ライド」と同じよう感じで、ボートに乗ってのんびりとクルーズするのですが、可愛いしかけがいっぱいあって、黒歴史となった映画「南部の唄」の作品世界の再現を楽しめます。
最後のドロップで撮影スポットがあるのですが、ライド後にみんなで見てみたら、カメラとは違う方向でピースしていたり、隣の後輩が呪っていて自分が呪われたような顔をしていたり、前方は最前列で泣きそうな顔をしている後輩がいたり…と、もうギャグになってしまっていました。結局全員購入しましたけどね。(笑)

ビッグサンダー・マウンテン

では、ちょっと地震の件について。
ビッグサンダーマウンテンに乗ろうとした時に、震度3の地震に遭遇してしまい降車させられたのですが、その後ビッグサンダーにいるキャストの方たちが何度か情報共有(?)しているところを見た後に、運転見合わせのアナウンスがあり、その後完全に運転中止となりました。
結局、キャストの方の誘導のもとで退出となってしまったのですが、その時にお詫びとして「優先入場整理券」が配られたので、頂きました。
今回初めてのことだったので非常に稀な体験をしたのかなと思ったと同時に、こうしたゲストに対する「お詫びとしての」サービス精神としては、とても素晴らしいのではないかと思い、思わず感動してしまいました。
同時に、私たちゲストを若いキャストが誘導しているところを見て、インターゼミでの研究を思い出し、やはり「人材育成」が行き届いているのではないかということを感じました。

モンスターズ・インク ""ライド&ゴーシーク!"」
「優先入場整理券」が本日中限り有効とのことだったので、コースター系アトラクションは全て止まっているとの情報を得て、行ったのが念願だった「モンスターズ・インク "ライド&ゴーシーク!"」。
CMでやっていた時から行きたいと思っていて、面白そうと期待していたのですが、妹や友人からつまらないとの評判だったので、期待と不安…というか、期待し過ぎた分のコレジャナイ感の半々な気持ちでした。
結果としては、面白かったですよ。案外。
ただライドに乗ってモンスターを探すだけなアトラクションなのは違いないのですが、結構上やら下やら横やら斜めやらと、至る所にモンスターが隠れているので、結構夢中になって探してしまうんですよね。
そして、最後には、ユニバーサルスタジオ・ジャパンにあった「E.T.」のように、ゲストを呼んでくれます。といっても、名前ではなく容姿についてですが。(笑)

「スペース・マウンテン」

お馴染み、宇宙の世界を高速で駆け回るジェットコースターで、3大マウンテンの1つですね。
待ち時間が少ないということで、開園してから1番最初にファストパスなしでそのまま並んで乗りました。
実は、最初のスペース・マウンテンは2006年10月29日に一旦運営を終了していて、現在のものは2007年4月28日から内装や演出をリニューアルしているものなんだそうです。並んで話すのに夢中になって気づかなかったのですが、後にコカ・コーラのスポンサームービーの比較動画を見たのですが、リニューアル前と後では全然違っていて、以前のものはレトロフューチャーを思い起こさせますが、新しい方は音楽も変わって断然格好良いですね。

宇宙の世界を駆け回るため、暗闇の中ということもあってレールが見えず(前方に座ると見える)、落ちるよりも横揺れの方が激しいです。何時曲がるのか、何時落ちるのかということが予測不能で、結構楽しめました。実は、このスペース・マウンテンは脱輪事故や死亡事故が起きていたりもしていますが、かつてのエキスポランドのように頻繁ではないので、そこは夢の国ということもあって割と安全安心なのではないでしょうか。(笑)



残念ながら、時間の関係上「シンデレラ城のフェアリーテイル・ホール」「キャプテンEO」は行けなかったのが心残りでしたが、次回行った時(いつになるはわかりませんが)には必ず行きたいと思います。
それでも、冒頭にあるように開園から閉園まで楽しむことができましたし、忘れられない思い出にもなりました。

最後に、この言葉を引用して締めくくります。
確かに、誰もが楽しめる場所、誰もが体験できる場所、ディズニーランドはまさにファミリーエンターテインメントの理念を貫いている場所なんだなと感じさせられます。


「私はディズニーランドが人々に幸福を与える場所、大人も子供も、共に生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえる様な場所であって欲しいと願っています。」
―――ウォルト・ディズニー(ディズニーランド開園時のスピーチより)