共感する曲。

なかけん。です。


音楽を聴くと、その歌詞から
「この曲、自分のことを歌っているんじゃないかな。」とか、
「この曲、今の自分の気持ちを歌っているんじゃないかな。」などといった気持ちになりませんか。
私は何度かありますし、その曲を聴いて思わず感情移入してしまって泣いてしまうなんてこともあります。
今回は、自分が共感した曲、また思わず感動してしまった曲を挙げていきます。


「Alright! ハートキャッチプリキュア!

「ハートキャッチプリキュア!」OP&EDテーマ::Alright ハートキャッチプリキュア!/ハートキャッチ☆パラダイス(DVD付)

「ハートキャッチプリキュア!」OP&EDテーマ::Alright ハートキャッチプリキュア!/ハートキャッチ☆パラダイス(DVD付)

この曲は、アニメ「プリキュアシリーズ」の7作目で昨年放映された「ハートキャッチプリキュア!」のオープニングです。プリキュアシリーズのオープニングの中では、無印「ふたりはプリキュア」の「DANZEN! ふたりはプリキュア」や5作目「Yes! プリキュア5GoGo!」の「プリキュア5、フル・スロットルGOGO!」と並んで好きなオープニングですね。
アニメのオープニングらしいオープニングですし、アニメソングの中ではかなりクオリティが高い部類なのではないかと思います。2番まで聴くと、この曲が個性の大切さをテーマにしているんだなということがわかりますし、アニメの内容ともリンクしています(特に水樹奈々さん演じる花咲つぼみ/キュアブロッサム的な意味で)。
2番を聴くと、「今はこんなに小さな花だけど 大地の下 根を張って強くなろうよ」「冷たい風吹こうと その勇気は折れない」とありますが、人間の人生で例えると、何だか自分の人生とリンクしているのではと感じました。
自分自身、830gという極小未熟児で生死を彷徨いながら生まれてきましたが、長らく周囲からのいじめや「未熟児であること」「アニメオタクであること」などから来る偏見に遭いながらも、以前流行っていた「いじめ自殺」のようなことはせず、大学生になりました。歌詞に当てはめると生まれた時は「小さな花」で、いじめや偏見という「冷たい風」に吹かれながらも、「折れない勇気」を持ち続けたから、現在まで「根を張って強く」生きてきたのかな…という感じですかね。

「コネクト」

コネクト(アニメ盤)

コネクト(アニメ盤)

この曲は、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のオープニングです。
最初に聴いた時からメロディもそうですが、よく歌詞を聞き取っても凄く良い曲だなと思ったので、フルサイズを通して聴いてみたところ、この曲も自分の気持ちと共通する部分がいくつもあり、またかつて同じような気持ちに陥ったこともあってか、共感してしまったあまりに、思わず涙してしまいました。
歌詞の内容を見ると、第10話を見てから改めて聴くと本編の内容と密接にリンクしていて印象が変わりましたし、同時に自分の人生ともリンクしているような感じがしました。
2番の「振り返れば仲間がいて 気がつけば優しく包まれてた」などで表れている切ない想いが自分のこれまでの人生と重なり合って、そしてサビの「目覚めた心は走り出した未来を描くため〜」「交わした約束忘れないよ 目を閉じ確かめる〜」などで表れる強い決意がこれから就職活動や社会に出ていくことに対して遭遇する困難や苦難を乗り越えようとしている自分の気持ちとも重なるなと気づくと、偶然にもこの曲は凄いなと思って感動してしまったわけなんですね。
この曲も、前述した「Alright! ハートキャッチプリキュア!」同様、この「コネクト」も自分の人生とリンクしているなと思いました。

イッツ・ア・スモールワールド」(小さな世界)

Tokyo Disneyland it’s a Small World(CCCD)

Tokyo Disneyland it’s a Small World(CCCD)

唱歌としてもお馴染みな曲ですが、ディズニーパーク(日本では東京ディズニーランド)にあるアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」や、そのアトラクションで使用されている曲として世界的に有名な曲です。アトラクションでは、世界中の子供達の人形が一つの同じ歌と歌っているのを見ると、大人になるに連れて汚れてしまった心が癒され清められて平和な気持ちになれます。
Wikipediaからの引用になりますが、「イッツ・ア・スモールワールド」の元々の発祥は、1964年に開かれたニューヨーク世界博覧会にウォルト・ディズニーが制作し、ユニセフペプシコーラの提供の元で出展したパビリオンで、ユニセフから製作の依頼を受けてユニセフの理念に合致するアトラクションとして作られたものなのだそうです。
ウォルト・ディズニーは、「『平和な世界』は『子どもたちの世界』ではないか」「人種や性別、国籍、言語の違いがあっても子供達は何のしがらみもなくすぐに友達になれ、喧嘩しても泣いて笑ってすぐに仲直りしてしまう。まさしくこれが平和な世界なのではないか」と考えた末にアトラクションのテーマを決定しました。
このような経緯を踏まえて楽曲を改めて聴くと、大人になるに連れてなぜすぐに友達になれなかったり、喧嘩してもすぐ仲直りできなかったりすることがありますし、受験や就職活動などといった苦しいことの連続で次第に心が汚れていき、みんな子供の頃の純粋さや純真さを失われてしまいがちになっているのではないかと思ってしまいますね。
なので、「イッツ・ア・スモールワールド」を聴くと、自分もウォルト・ディズニーのように、大人になっても子供のような純粋な心を持ち続けていたいと思いますね。


主なもの、というか特に筆頭に挙げるのはこの3曲でしょうか。
楽曲の感想に自らの境遇を交えながら書いたので、予想以上に語ってしまいましたが。(笑)
本当はアニメソングばかりではなくJ-POPでもあることはあるんですけど、長くなってしまうのでトップ3を挙げたこの辺でおいとましましょう。(笑)


ではでは〜。