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2017-09-23

【文徒】2017年(平成29)年8月23日(第5巻158号・通巻1087号)

Index------------------------------------------------------

1)【記事】最近書店閉店事情

2)【本日の一行情報】

3)【深夜の誌人語録】

                                                                                • 2017.8.23 Shuppanjin

1)【記事】最近書店閉店事情

福島県郡山書店 西ノ内店が7月31日(月)をもって閉店。

「え、嘘…イトーヨーカドー郡山店内の郡山書店7月31日で閉店したの…」

https://twitter.com/Life_Fukushima/status/894439561853411328

ブックスキヨスク神戸店が8月4日(金)をもって閉店。

JR神戸駅高架下『ブックスキヨスク神戸店』が8/4をもって閉店。後継には大垣書店が9/22オープンとのこと」

https://twitter.com/kobe_machiguide/status/897733012447690754

東京稲城市のアミーゴ書店若葉台店が8月6日(日)をもって閉店。

「残念ながら閉店。コーチャンフォーの独り勝ち状態か」

https://twitter.com/kurokawa_pota/status/896964524238045185

http://www.avantibookcenter.co.jp/news.html

岐阜県くまざわ書店中津川店が8月20日(日)をもって閉店。

http://kaiten-heiten.com/kumabook-nakatsugawa/

よむよむアピタ岩槻店が8月20日(日)をもって閉店し、よむよむ羽村店が9月20日(水)をもって閉店へ。

「よむよむアピタ岩槻店は、アピタの閉館に伴い、本日8月20日(日)18時をもって営業を終了し、閉店いたします。これまでのご愛顧に感謝いたします。ありがとうございました」

https://twitter.com/libro_jp/status/899048827553890304

「日頃より、よむよむ羽村店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

この度当店は、9月20日(水)の営業を最後に、閉店させていただくことになりました。

永らくのご愛顧を賜りましたことを心から御礼申し上げます。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう何卒お願い申し上げます。

リブロメンバーズカード(HonyaClub)のポイントに関しましては最終営業日までにご利用いただけますようお願い申し上げます」

http://www.libro.jp/blog/hamura/blog/close.php

北海道奥尻郡奥尻町のブックショップかまだが8月31日をもって閉店。

「青苗の通りを歩いていたら、今月いっぱいで閉店する旨の張り紙をした本屋さんを見つける

なんとなく既視感があって、その原因を知りたくて、中を覗こうとするが、カーテンがきっちり閉じられている

予定より早く廃業した…のではなく、日曜日で定休なのだろう」

https://twitter.com/oyaji_tabi/status/894845386216488960

神戸市垂水区の文進堂書店が8月31日(木)をもって閉店。筒井康隆の自宅が近く本人が来る店として知られていた。

「小学生の頃に綾辻行人さんの本に出会った場所

買う本を決めず文庫本のコーナーをウロウロしてお気に入りの一冊を見つける楽しみを教えてくれた場所

受験やバレンタイン、海外旅行の時はいつもここで買ってた嬉し恥ずかし思い出の場所

文進堂書店の皆様今まで支えて下さって有難うございました」

https://twitter.com/mami_kobe/status/897087202793934849

「高校の時、今は住宅地になっている旧垂水東口バスターミナルを降りて垂水駅に向かう途中の商店街にあった文進堂書店によく寄ってました。大型書店以外は淘汰の波が激しいすね・・・」

https://twitter.com/earlgreyz/status/897394360509005826

「東口側には文進堂しかないから、寂しいわ。あとは西口前の広文館書店か、ジャスコ内のアミーゴ書店か」

https://twitter.com/Jneysan/status/897692512248352768

熊谷市の藤村書店が8月31日(木)をもって閉店。

http://goo.gl/DJatPV

甲府市の柳正堂書店オギノ湯村SC店が8月31日(木)をもって閉店。

「いよいよ閉店までのカウントダウンが始まってしまった。『Coccoのカウントダウンが脳内に響きます』当店の営業も残すところあと10日あまり。夏休みの終わりと秋の入り口が近くなった日に閉店を向かえますが、この10日間を忘れることがない大切な時間にしていきたいと思います(色んな意味で)」

https://twitter.com/yumurasc/status/899535424938360832

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2)【本日の一行情報】

メディアドゥは、小・中学生層向け電子書店としてニンテンドー3DS上で「どこでも本屋さん」を展開しているリブリカの株式を、トーセから取得し、同社の筆頭株主となった。

http://www.mediado.jp/corporate/1807/

リブリカは2008年4月にKADOKAWA講談社小学館集英社トーセを主要株主として創業している。リブリカとはスペイン語の本=Libroと工場=Fabricaを組み合わせた造語だそうだ。

http://www.librica.co.jp/company/librica.html

トーセはゲームソフトモバイルコンテンツに関する企画・開発・運営などの業務受託を中心に、幅広い開発サービスの提供をグローバルに展開している企業だ。

https://www.tose.co.jp/company/business.html

今回の資本提携強化によって、ニンテンドー3DS上だけで事業を展開してきた「どこでも本屋さん」は、年内にもスマートフォンと連携して利用できるマルチプラットフォーム対応のサービスへと拡張する予定だという。

いずれにしても、紙の世界では取次が自ら書店を擁するようになったのは、市場の縮小が始まってからであったが、デジタルの世界では市場が成長している段階で電子書籍取次が電子書店を擁するようになったわけである。デジタルの世界では紙の世界ほど「取次」が必要不可欠な存在ではないということなのかもしれない。

紀伊國屋書店創業90年を記念し「知の絆を未来につなげ」をキーワードに、「河出文庫×ちくま文庫ちくま学芸文庫 合同フェア」を9月上旬より開催する。

https://www.kinokuniya.co.jp/c/company/pressrelease/20170821120000.html

◎8月28日発売の「VOGUE JAPAN」10月号の表紙をX JAPANYOSHIKIが飾っているそうだ。日本人男性が表紙に起用されるのは、同誌創刊以来18年の歴史で初めてのこととなる。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000021123.html

◎「日経トレンディネット」で山谷剛史は「中国各地、内陸に至るまで各都市に、カフェを併設したオシャレな内装の書店が増えている」と書いている。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1031523/080800049/

奈良県の啓林堂書店全店、ジュンク堂書店奈良店は「夏休みこども読書マラソン」を8月31日まで開催している。

「店で受け取った『感想カード』に好きな本の感想文を書き、店に提出すると、スタンプを1個押してもらえる。3個集めると、9月30日まで使える100円分の買い物券が贈られる」(読売新聞奈良版)

http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20170820-OYTNT50064.html

読売新聞奈良支局も後援している。

http://www.books-keirindo.co.jp/blog/top/5_9.html

白泉社の「ヤングアニマル」で連載されている羽海野チカの「3月のライオン」の第2シリーズの放送が10月14日よりNHK総合テレビで開始される。

https://abematimes.com/posts/2829895

少女マンガ「ちゃお」小学館)のモデルを選出する「ちゃおガール☆2017オーディション」のグランプリが決まった。所属はアミューズとなる。

https://mainichi.jp/articles/20170820/dyo/00m/200/011000c

集英社の経営をまさに支えている「週刊少年ジャンプ」の歴史を回顧する企画展の第1弾「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1創刊〜1980年代、伝説のはじまり」の後期展示が9月1日よりスタートする。100点以上の原画が入れ替えとなる。

https://mainichi.jp/articles/20170820/dyo/00m/200/007000c

「ストップ!!ひばりくん!」の複製原画が公式ショップで販売されるのか!買いに行っちゃおうかなあ。」

集英社が運営するファッション通販サイト「FLAG SHOP」(フラッグショップ)は、夏から秋の衣替えシーズンにむけたデジタルカタログ「新・定番12着で秋まで着まわしBOOK」のリリースを開始した。

http://ascii.jp/elem/000/001/534/1534531/

https://flagshop.jp/fs/shop/pages/fs_ecatalog1708bs.aspx?ecataid=0&aid=fstp_digicata1708bs

「FLAG SHOP」は雑誌が生き残る方法論を示唆している。

学研グループのデジタル事業会社であるブックビヨンドが運営する、600冊以上の電子書籍を月額500円(税別)の定額で読み放題のサービス「学研図書ライブラリー」は、「第11回キッズデザイン賞」の「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」を受賞した。

https://gk-zemi.jp/service/library/

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000348.000009949.html

◎「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の、堀越耕平氏による大人気コミック「僕のヒーローアカデミア」はTVアニメ第2期シリーズが、読売テレビ日本テレビ系全国29局ネットで毎週土曜夕方5:30に放送中だが、このTVアニメ東急ハンズのコラボ企画が決定した。具体的には東急ハンズ9店舗、hands be1店舗、ハンズカフェ4店舗にて、9月16日(土)から10月9日(月・祝)まで「僕のヒーローアカデミア リアル職場体験in東急ハンズ」と題した特設コーナーを展開する。

https://abematimes.com/posts/2824567

日販が刊行した「書店経営指標」2017年版によれば、企業ベースの売上総利益率を、Book売上構成比が80%以上の専業企業と80%未満の複合企業で比較した場合、専業企業の売上総利益率が23.08%で1.68ポイント減だったのに対し、複合企業は30.25%で1.07ポイント増となり、その差は7.17ポイントと、前年より更に拡大した。

http://www.nippan.co.jp/news/%e3%80%8e%e6%9b%b8%e5%ba%97%e7%b5%8c%e5%96%b6%e6%8c%87%e6%a8%99%e3%80%8f2017%e5%b9%b4%e7%89%88%e7%99%ba%e8%a1%8c%e3%81%ae%e3%81%94%e6%a1%88%e5%86%85/

学研プラスは、「ムー公式 実践・超日常英会話」を刊行する。こういう悪ふざけを私は個人的には嫌いではないが、学研という企業は、教育サービス事業や教育コンテンツ事業、教育ソリューション事業を根幹に据えているのではないか。だとすれば、こうした「悪ふざけ」は本来、慎むべきであろう。学研に限らず、出版にかかわる日本企業の後進性という問題は、グローバル化が進展するなかで、いつの日か必ず桎梏になると私は考えている。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001247.000002535.html

朝日新聞が運営するクラウドファンディング「A-port」は全日本空輸ANA)と協力し、それぞれの運営するクラウドファンディングプラットフォームで連携した資金調達を始める。ANAクラウドファンディングサイト「WonderFly」で、「あなたの日常に防災をプラスする」をテーマに独創的なモノづくりのアイデアを募集し、受賞作の商品開発に必要な資金調達のフェーズでA-portも協力する。運営主体が異なるプラットフォームが連携して、同じアイデアに対して同時にクラウドファンディングを実施するというのは、確かに極めて珍しい取り組みだ。

https://a-port.asahi.com/column/detail/82/

個人聴取率の局別ランキングで16年首位の座を守りつづけているTBSラジオの古川博志取締役編成局長の「マイナビニュース」のインタビューに応じての発言だ。

ラジオの改編は気づいたら変わっていたぐらいの方がいいんです。ガラッと変わるとリスナーにフィットしない局になってしまいがちですから。番組はたいてい2年続けてやっと腰の据わった番組になっていくものなので、いたずらに改編してはいけないと思っています」

http://news.mynavi.jp/articles/2017/08/21/radio/

小沢昭一永六輔らの築きあげた伝統が生きているのかもしれない。

◎渡辺小春という地下アイドル書評の連載を始めた。悪いことではない。ただし、それは一般メディアにおいてのことだと思う。書評専門紙としては、こういう変化球は直球を生かせずに終わる可能性が大なのではあるまいか。

http://dokushojin.com/article.html?i=1916

小林秀雄賞は國分功一郎の「中動態の世界 意志と責任の考古学」(医学書院)に決定。

http://kangaeruhito.jp/articles/-/2194

新潮ドキュメント賞ブレイディみかこの「子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から」(みすず書房)に決定。

http://www.shinchosha.co.jp/prizes/documentsho/

ブレイディみかこブログで次のように書いている。

英国から福岡に着くなりうれしい報せでした。

子どもたちの階級闘争』は、みなさん仰る通り、時系列に逆らった二部構成の効果が大きく、

このすばらしいアイディアを考案した編集の市原さんと一緒にいただいた賞だと思います。

http://www.shinchosha.co.jp/prizes/documentsho/

しかも、小林秀雄賞はやっぱり(!)國分功一郎さん。

薔薇族ダブル受賞で、盆と正月がいっぺんに来た気分です(笑)」

http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/

新潮社左傾化が始まった(笑)。二人には共著もある。太田出版から刊行されている「保育園を呼ぶ声が聞こえる」がそうだ。

https://www.amazon.co.jp/dp/477831574X/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_LfSLzbZ209D6Z

リブロは、このことをツイートしている。

https://twitter.com/libro_jp/status/898450338272821248

◎日本はツイッター大国である。フェイスブックインスタグラムよりもツイッターが使われている。その匿名性が支持されているのだろう。

http://digiday.jp/platforms/how-people-spend-time-on-social-platforms-globally-in-5-charts/

◎「石橋湛山賞」は、水島治郎(千葉大学法政経学部教授)の「ポピュリズムとは何か――民主主義の敵か、改革の希望か」(中央公論新社)に決定。

http://corp.toyokeizai.net/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/08/20170821.pdf

「また歴史をたどれば、南北アメリカいずれにおいてもそうであったように、ポピュリズムには、『権力を独占するエリートに対する民衆の解放運動』という側面がありました。その点でも、『ポピュリズムデモクラシーを脅かす害悪だ』と一方的に断ずることには慎重であったほうがいい。ポピュリズムは両義的な存在だと思います」

http://www.chuko.co.jp/shinsho/portal/101818.html

水島によれば直接民主主義排外主義は矛盾しない。

集英社の「りぼん」で連載された吉住渉の「ママレード・ボーイ」が実写映画化されることになった。桜井日奈子吉沢亮が主演し、廣木隆一が監督する。

https://www.fashion-press.net/news/32931

ぴあアニメ誌「アニメぴあ Shin−Q」を9月8日に創刊する。季刊を予定しているようだ。

https://animeanime.jp/article/2017/08/22/35059.html

◎音楽誌「Mixmag Japan」が9月7日に創刊される。年4回刊だそうだ。ウェブサイト「mixmag.jp」は毎日更新する。

https://www.cinra.net/news/20170821-mixmag

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3)【深夜の誌人語録】

正しくは成功は失敗のもとと言うべきである。

2017-09-21

【文徒】2017年(平成29)年8月22日(第5巻157号・通巻1086号)

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1)【記事】講談社が青年コミック4誌のアプリ「コミックDAY」を来年スタート

2)【本日の一行情報】

                                                                                • 2017.8.22 Shuppanjin

1)【記事】講談社が青年コミック4誌のアプリ「コミックDAY」を来年スタート(岩本太郎)

講談社の青年マンガ誌4誌(『ヤングマガジン』『モーニング』『アフタヌーン』『イブニング』)の合同マンガアプリ「コミックDAYS」が2018年にスタートすることになった。昨21日には公式ブログが開設され、「会長 島耕作」(弘兼憲史)の島耕作、「JJM 女子柔道部物語」(小林まこと)の神楽もえなど人気作品のキャラクターが登場するカット画を使用した告知などの情報が発信開始されている。

プラットフォームとして外部依存性の強いブラウザから自由度の高いアプリへということだ。

また、アプリの連載作品として関口かんこによる実録エッセイマンガ「飼ってない猫」、そして「編集部ブログ」も初回から掲載。後者では第1回「昔のヤンマガは本当にヤバかったのか?」と題して、編集部の「カエル男」が過去の『ヤングマガジン』における「ヤバい表紙ベスト5」を挙げている。

https://comic-days.com/blog/entry/attouteki

https://comic-days.com/blog/entry/2017/08/21/110000_1

http://natalie.mu/comic/news/245467

上記の通りアプリ自体は来年のスタートであり、公式ブログのコンテンツも量的にまだまだこれからという印象だが、一方でTwitter上の公式アカウントでは1週間前から《言えぬしか言えぬ中身のない公式アカウント・・!》《21日(月)午前11時まで言えぬ・・!/言えぬが・・今日もつぶやく・・!/公式・・なのに空っぽ・・!圧倒的空っぽ・・!》などと煽っていた。今後も最新情報についてはこちらで随時公表されていくようだ。

https://twitter.com/comicdays_team?lang=ja

マンガアプリについては、以下のニールセンによる今年2月時点のデータで利用者数が最も多かったのは「LINEマンガ」の279万人。ついでcomicoが260万人。そして出版社系では現在最大の小学館マンガワン」が247万人と、この最大手3サービスが200万人台で他を引き離している状況。「少年ジャンプ+」はこの時点で118万人だった。

http://www.nielsen.com/jp/ja/insights/newswire-j/press-release-chart/nielsen-pressrelease-201700328-Manga-apps.html

ちなみに以下の、今年6月1〜2週目のアクティブユーザー数(iOS/Android合算)で調査した結果によれば、comicoが全マンガアプリ中の第1位だったそうだ。

http://lab.appa.pe/2017-07/comico-app.html

講談社では既にマガジン系の「マガジンポケット」が2015年9月にスタートしているが、これまでは出版社系でも前記の2社の後塵を拝する状況だった。今年4月には「大人男性向け」とジャンルを限定しつつマンガアプリWebサイトの開発チームの募集を始め、2017年末のローンチを目指すとしていた。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1704/21/news063.html

http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/2017mangaapriHP.pdf

開始時期は少し遅れたものの、来年以降は少年向け、青年向けの2つのマンガアプリを揃えた形で、ようやく追撃態勢に入るというところだろうか。

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2)【本日の一行情報】(岩本太郎)

◎『ビッグコミックオリジナル』に1973年から44年にわたって連載されているジョージ秋山浮浪雲』が9月20日発売号に掲載の第1039話で終了。8月19日発売号で終了が仄めかされていたことから各メディア報道。21日に小学館が明らかにした。

浮浪雲」連載あと2回で終了か…長寿マンガ44年1039話 : スポーツ報知

http://www.hochi.co.jp/topics/20170819-OHT1T50232.html

http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040023_R20C17A8000000/

◎はすみとしこの新作『それでも反日してみたい』が青林堂より9月15日に刊行されるのを記念した講演会が同15日に文京区民センターで開催されることを、はすみ自身が《今回くらいは講演会やらせてよパヨクさん!》との挑発も込めつつ今月19日に告知ツイート。これに対し、日本共産党の杉並区議会議員・金子けんたろうが同日に《文京シビック公共施設でやるなよ。週明け電話。》と反応したことから「言論弾圧ではないのか」などネット上で騒ぎに発展。

http://getnews.jp/archives/1875366

一方、開催に反対する側は《エセ保守メンバーがおなじみの「左翼言論弾圧だ!」芸を披露》などと反撃。

https://matome.naver.jp/odai/2150322256396082501

◎『PLAYBOY韓国版が21日に創刊。韓国では過去に創刊されたことがなく、今回が初めてだ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20170821-00074637/

遊郭赤線に関する文献を取り扱う吉原の「カストリ書房」が17日に約90m離れた新店舗に移転。面積が旧店舗の6倍にあたる約12坪に広がったほか喫茶ルーム、そして資料室も新たに設置されたそうだ。

http://kastoribookstore.blogspot.jp/

https://mainichi.jp/articles/20170819/k00/00m/040/018000c

◎都内の吉祥寺に当初今年3月の開業予定でクラウドファンディングによる出資も募っていた「ココロヲ・動かす・映画館〇」(愛称: ココマルシアター)が、なかなか開業しないことに対して出資者たちを中心に不満や批判の声が上がっている。4月に一旦プレオープンしたものの内装や設備が未完成だったことから無期延期に。ようやく8月26日に正式オープンとなることが報道された。

http://getnews.jp/archives/1874659

https://www.makuake.com/project/cocomarutheater/

しかしそれも《空調設備の再工事が必要と判断されてしまいました》との理由でまたまた延期に。《新たなオープン日は9月9日~16日の間を予定しておりますが確実な決定ができない状況でございます》とのこと。

http://goo.gl/9u8P4A

宮城県壇蜜をキャラクターに起用し、「性的な表現」で議論を呼んだ観光キャンペーン動画は、結局26日の関連イベント開催後に配信を終えることになったようだ。

https://this.kiji.is/272182363475771394

角川歴彦坂村健コンテンツ産業の未来について語り合うイベントが23日夜にKADOKAWA角川アスキー総合研究所の主催で行われる。対談の模様はニコニコ生放送のほか、「マストドン」に立ち上げたイベント専用インスタンスでもテキスト中継される。ちなみにイベントへの参加料は無料だが《定員20名(応募多数の場合は、抽選とさせていただきます)》とのこと。おそらくあっという間に満席になったものと思われる。

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/402/402521/

https://kadobun.jp/news/83

◎雑誌編集者らによる東京NPO震災リゲイン」が、7月の九州豪雨で被害の大きかった福岡・大分の市や村の被災者を対象にした「九州豪雨 生活再建支援情報」と題したタブロイド判4ページの情報紙を作成のうえ無料配布中だ。2011年東日本大震災を契機に設立されたNPOで、翌年には被災地の現状や支援情報などを伝える季刊紙「震災リゲインプレス」を創刊。現在4万部を発行しており、今回はその号外として発行されている。

http://shinsairegain.jp/2017/08/04/srp-gogai/

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20170819-OYS1T50046.html

北海道博報堂は、道内の農家が手掛けた“道産品”を活用した新商品の開発支援事業に参入した。同社の調査組織「新どさんこ研究所」が運営を担当し、第1弾として道内の今金町の農園で生産されたアスパラガス京都府亀岡市の漬物店が用いた商品を今月24日から発売する。

http://www.hokkaido.hakuhodo.co.jp/news/

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO20091710X10C17A8L41000/

日販出身の碇雪恵が発行人を務めるウェブマガジン「温度」が19日にオープンした。「本にかかわる人の“温度”を伝えるウェブマガジン」とのコンセプトのもと、日暮里パンの本屋」で店長を務める花田菜々子の連載「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」をはじめ、「余白おじさんのつくる『新城劇場』ってなに?」「現役信州大生が営む本屋さん『おんせんブックス』に行ってみた!」など長尺のレポート記事を当初から掲載している。

http://ondo-books.com/

https://twitter.com/Webmagazineondo/status/898824301041733632

https://www.facebook.com/yukie.ikari.5/posts/10155680275936079

◎最大手の地図制作会社であるゼンリン(本社・福岡市)は大分県別府市1948年創業。52年に別府市の地図を発行して以来、足掛け66年をかけて東京23区を含めた全国1741市区町村の住宅地図をこのほど全て作製・発行した。最後に残った空白地帯は小笠原村など東京都の島しょ部7村だったという。大分合同新聞が伝えた。

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/06/24/124349126

2017-09-20

【文徒】2017年(平成29)年8月21日(第5巻156号・通巻1085号)

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1)【記事】宮本輝芥川賞選評における「差別発言

2)【本日の一行情報】

3)【深夜の誌人語録】

                                                                                • 2017.8.21 Shuppanjin

1)【記事】宮本輝芥川賞選評における「差別発言

「真ん中の子どもたち」 (集英社)が芥川賞候補となった温又柔 が8月11日に次のようなツイートを投稿している。

「どんなに厳しい批評でも耳を傾ける覚悟はあるつもりだ。でも第157回芥川賞某選考委員の『日本人の読み手にとっては対岸の火事』『当時者にとっては深刻だろうが退屈だった』にはさすがに怒りが湧いた。こんなの、日本も日本語も、自分=日本人たちだけのものと信じて疑わないからこその反応だよね 」

https://twitter.com/WenYuju/status/896057759019302912

これは既報の通りだが武田砂鉄は「論男時評」で次のように書いている。

「宮本の評は、温又柔の小説での試みを根こそぎ否定したつもりなのだろうが、これは小説の否定ではなく人種の否定である。『文藝春秋』誌には受賞作しか掲載されないので、この差別的な選評だけで作品が把握されることはこの上なく酷である。だが、さすがに他の選考委員は、温又柔の小説に肯定的であっても否定的であっても、『対岸の火事』といった、だらしない評を下してはいない」

http://wezz-y.com/archives/49788?read=more

「ママたちの下剋上」(小学館)や「ひとかどの父へ 」(朝日新聞出版)などの作品で知られる深沢潮も温に同調している。深沢の父母は在日韓国人である。

対岸の火事を書き続けますよ。この一件で、こうした空気が社会に蔓延し、このような人が文学界の重鎮であるからこそ、我々は書くしかないと思う。きちんと怒りを表明する温又柔さんを尊敬します。差別だと言語化してくれる方の存在にも励まされる 」

https://twitter.com/fukazawaushio/status/897948493116866560

https://ddnavi.com/news/237943/a/

「戦場のコックたち 」(東京創元社)の深緑野分ツイート

芥川賞の某選考委員による温又柔さん作品の選評から、私は違う立場だけど『日本人が日本人不在の西欧を描くことの是非』みたいな選評を書かれたのを思い出した。日本人日本人うるせえよと思うし、私が作家としても『沈黙』における『日本に生きるキリスト教徒』になるのならばそれもいいと思ってる 」

https://twitter.com/fukamidori6/status/896392061376536576

宮本の選評について「これはもう差別発言」とツイートした 星野智幸は「すばる」(集英社)9月号の書評で「真ん中の子どもたち」を取り上げている。

「ミーミーたちを追い詰めているのは、言語と国籍と血がすべてイコールで結ばれる単一民族国家幻想である。すなわち、日本人の親を持ち、日本国籍を持ち、正しい日本語を母語として話すのが、純粋な日本人、というアイデンティティのあり方である。このカテゴライズからはみ出す要素を持つ三人は、その線引きを突きつけられるたびに、アイデンティティ危機に突き落とされる。しかも、留学先の中国でも、幾重にも正統性を否定される羽目に陥る」

https://twitter.com/hoshinot/status/896253192123502592

http://subaru.shueisha.co.jp/books/1709_2.html

「イサの氾濫 」の木村友祐は星野の書評を踏まえたうえで次のようにツイートしている。

「『すばる』9月号の温又柔『真ん中の子どもたち』書評星野智幸氏)。この全文、とくに写真の段落に書かれていることを、全面的に支持する。この作品に対し、『日本人の読み手にとっては対岸の火事』と言い放つ作家がいることに愕然したあとには、なおさら 」

https://twitter.com/kimuneill/status/896271803303067648

勁草書房編集部もこんなツイートを投稿している。

「今日の通勤読書。温又柔さんの『真ん中の子どもたち』。私には『対岸の火事』でも『他人事』でもなく、国籍や言語や自分の住んでいる土地、歴史、社会について考えたり想像したりするきっかけに満ちた刺激的な本でした。(せ) 」

https://twitter.com/keisoshoboedit/status/898463243487793153

宮本の「差別発言」は批判されて当然だろう。いずれにしても私は温又柔の「台湾生まれ 日本語育ち」(白水社)を読んだときの衝撃が忘れられない。その小説版が「 真ん中の子どもたち」なのではあるまいか。ここをどう評価するかだよね。東京新聞で「文芸時評」を担う佐々木敦も「温又柔『真ん中の子どもたち』(『すばる』4月号)は、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した『台湾生まれ 日本語育ち』の小説版というべき作品である」としたうえで次のように書いている。

「『国語』をめぐって語られるエピソードのひとつひとつが興味深い。一挙に十五年の歳月が経過した最終章で、或(あ)る人物が問いを発する。『母親から受け継いだ言葉』と形容されがちな『母語』は、本当に一つなのか。答えも提示される。一つではない。「母語」は複数の言語から成っている」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/jihyou/CK2017033002000286.html

中島京子と対談している映像が残っている。

https://www.youtube.com/watch?v=0drAGeH6YLI

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2)【本日の一行情報】

電通の7月単体売上高。マス4媒体は総て前年割れ。なかでも雑誌は前年比72.8%。

http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2017092-0809.pdf

電通は4月以降4か月連続してマイナス成長ということになるのか。もっとも、これはあくまでも電通単体の売上高の話。第2四半期連結業績の収益は4,394億85百万円(前年同期比11.8%増)、売上総利益は4,146億10百万円(同12.5%増)、調整後営業利益は643億54百万円(同6.2%減)、営業利益は453億7百万円(同22.8%減)、親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益は410億10百万円(同5.9%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は307億12百万円(同14.2%減)。

M&Aの貢献により海外事業の売上総利益は、2,343億98百万円(前年同期比25.9%増)と大幅に増加している。

http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2017093-0809.pdf

JALUXは、オリジナルトラベルファッションブランド「TABITUS(タビタス)」と、さまざまなブランドとのコラボ商品を、JALグループ機内誌「JALSHOP」やマイルがたまるショッピングサイト「JALショッピング」等で販売しているが、そのなかのひとつ「パッカブルジャケット」は、世界文化社の「MEN’S EX」の監修のもと、石川県テキスタイルメーカー、カジナイロンのオリジナルブランド「Timone(ティモーネ)」とのコラボから生まれた贅沢なジャケットだそうだ。

https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201708164639/

◎ベルと主婦の友社はWEBメディア「Tokyo Cawaii Media」(TCM)の共同運営を開始している。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000014644.html

ベルは「Tokyo Cawaii Media」のほかにも、「日刊Ranzaki」(ぶんか社)、「アンドガール」(エムオン・エンタテインメント)、「bis」(光文社)、「CYAN」(カエルム) のWebメディアを制作・運営している。

http://corporate.vell.jp/vell_media_guide.pdf

◎delyは、小学館の「週刊少年サンデー」で連載中の「銀の匙」(荒川弘)のコミックス最新14巻の発売を記念し、レシピ動画サービス「kurashiru」(クラシル)でコラボ動画の配信を開始した。

https://www.atpress.ne.jp/news/135536

ディスカヴァー・トゥエンティワンが主催する「第3回 本のサナギ賞」の大賞受賞作品「君のことを思う私の、わたしを愛するきみ。」(佐木隆臣)が発売された。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000018193.html

アイドルグループAKB48」の劇場公演「あおきー『世界は夢に満ちている』」は「FLASHスペシャル」(光文社)の編集長を務める“あおきー”こと青木宏行がプロデュースするそうだ。

https://mainichi.jp/articles/20170816/dyo/00m/200/014000c

元「LARME」中郡暖菜編集長を光文社に引っ張って来たのも青木である。中郡は秋元康系の才能(時代精神トレンドキャッチャー)ということである。

学研グループのブックビヨンドと学研プラスは、全国の幼稚園・保育園でお馴染みの月刊絵本「おはなしプーカセレクション」から5冊を電子書籍化し、主要電子書籍ストアから配信する。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000347.000009949.html

LINEは博報堂DYデジタルとともに、LINEが提供する各種広告サービスにおける効果の最大化を目的として、「LINE」上での広告効果測定の精緻化を図る共同プロジェクトを開始した。

https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1839

LINE ビジネスコネクト」の販売代理店 は確か電通テックだったよね。

https://www.dentsutec.co.jp/digital-marketing/line/

ビジネス社から「沖縄を本当に愛してくれるのなら、県民にエサを与えないでください」が刊行されたが、「ビジネス社がひどいヘイト本の宣伝をして批判殺到してる模様」という「まとめ」サイトが早くも立ち上がった。

https://matome.naver.jp/odai/2150285383409867601

◎今頃になっても7月末に発売した「GLOW」9月号の付録「大人ネイル12点セット」が「豪華すぎる!」とSNSで話題になっている?!宝島社の女性誌は付録しか話題にならないようだ。

http://howcollect.jp/article/27392?nc=1

「紙」の部分に広告媒体としての価値はあるのだろうか?

◎「週刊ポスト」9月1日号のこの記事が話題だ。8月8日に日本テレビの目の前のビルから同局子会社のAD女性が「飛び降りた」という。命には別状はなかった。

「今年の『24時間テレビ』のメインテーマは『告白〜勇気を出して伝えよう〜』。女性スタッフの職場には悩みを告白できる環境がなかったのだろうか」

https://www.news-postseven.com/archives/20170818_605280.html?PAGE=1#cntainer

広告業界は働き方を変える過程でテレビ業界に学んで「二重構造」化を進めるのかもしれない。低生産性部門を下請けにアウトソースするという日本的な方法の導入だ。

◎「ITmedia ビジネスオンライン」に掲載された「電通の働き方改革はうまくいくのか」は次のように書いている。

「ところが日本では、電通のような企業がエージェンシーメディアレップを兼ねており、メディアと広告主の仲立ちをする形になっている。

しかし、できるだけ安く出稿したい広告主と、できるだけ高く売りたいメディア側では、そもそも利害が一致しない。しかも、圧倒的なシェアを持つ電通は利害が対立する複数のクライアントを同時に抱え込むことになる。

一連の利害をうまく『調整』するのが日本の広告代理店の役割であり、そのためには膨大な労力が必要とされる。慢性的長時間労働体質になっているのは、この辺りに根本的な原因がある」

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1708/16/news018.html

「調整」に欠かせないのは、私の経験から言っても「忖度」にほかならない。

リクルートの中古車情報誌「カーセンサー」10月号の特集は「だいすき!スーパーカー! 〜今月は子どもと一緒に自由研究〜」。子供向け特集なのである。表紙は「ぬりえ」!

https://www.rbbtoday.com/article/2017/08/17/153937.html

こうの史代 の「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」(双葉社)の複製原画展が江戸川区立中央図書館で開催されている。「今回の原画展は、「夕凪の街〜」に感動した図書館の中高生向け広報紙の高校生スタッフが五年前、こうのさんの担当編集者にインタビューした縁で実現した 」(東京新聞)そうだ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201708/CK2017081802000161.html

学研ホールディングスの第3四半期連結業績 。売上高が前年同期比3.1%増の766.66億円、営業利益が同2.4%減の27.48億円、経常利益が同2.6%減の29.42億円 。

注目すべきは売上構成比の約2割を占める医療福祉サービス事業が業績を拡大 していることだ。看護師向けe-ラーニング学研ナーシングサポート」や直近1年間に9施設開業した サービス付高齢者向け住宅 、直近1年間に3施設開設した保育園などの事業を擁する医療福祉サービス事業 の売上高は前年同期比12.2%増の156.89億円、営業利益は同2.8倍の5.37億円 。

http://file.swcms.net/file/gakken/ir/news/auto_20170808451357/pdfFile.pdf

「出版」は教育関連に絞り、「出版」以外で成長していこうという考え方なのだろう。そうであれば手を広げ過ぎた「出版」の更なる整理は避けて通れないはずだ。

LINEアップデートを行い、トークルーム内でライブ中継ができる「チャットライブ」機能の提供を8月16日に開始した。

https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1841

沼田まほかるの「 ユリゴコロ 」が熊澤尚人監督により映画化され、9月23日(土)より 全国公開される。主演は吉高由里子 。また、亜月亮 によってコミカライズもされた。版元はともに双葉社

https://abematimes.com/posts/2816881

中央日報によれば「辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前ロッテホールディングス副会長(63)が執筆した父・辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)ロッテグループ名誉会長(95)の一代記『私の父、辛格浩』が来週出版される 」というが、日本では刊行されるのだろうか。

http://japanese.joins.com/article/462/232462.html

サントリー の「角瓶」は80周年を迎える!「角瓶80周年記念 角ハイボールガーデン」 が8月31日〜9月3日 の期間限定で六本木ヒルズにオープンする。

http://www.suntory.co.jp/news/article/12977.html

角瓶のボトルをじっくりとながめて みるとわかるが、「角瓶」の文字は記されていない。

ブックリスタプラットフォーム提供し、KDDI が運営する電子書籍ストア「ブックパス」では、毎日放送系ドラマ「伊藤くんA to E」の原作小説(柚木麻子著、幻冬舎刊)が期間限定で読み放題となるキャンペーンを9月17日(日) まで開催 している。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000243.000006388.html

◎シネボーイが立ち上げ、フィルムアート社から発売された出版レーベル「PAPER PAPER」の第一弾は、映像と仕事をテーマにした対談集「トーク・アバウト・シネマ『特撮・CG・VFX』から語る映像表現と仕事論」だったが、同社は8月1日より電子書籍版を紙版の半額に当たる600(税抜き) 円でリリース した。

https://www.atpress.ne.jp/news/135417

◎創刊1000号 を迎えたKADOKAWAの情報誌「東京ウォーカー」の表紙を飾ったのは東京都知事小池百合子。全盛期は週刊誌であったが、今は月刊誌である。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003575.000007006.html

東京ウォーカー」が有料で提供する情報と、ネットから無料で入手できる情報のどちらが信頼できるのか。正解は「ともに信頼できない」となるのだろうが、無料の情報には腹も立たないが、有料の情報には当然、腹が立つ!ということである。

主婦の友社の「魔法のパッド」シリーズ は累計150万部を突破しているが、このシリーズから「大山式 for WOMEN ZERO 美脚 」が発売された。価格は1980円+税 。

https://ddnavi.com/news/393940/a/

パンシェルジュ検定を運営する日販は、ぴあとともに9月16日(土)〜18日(月・祝)の3日間、横浜赤レンガ倉庫前イベント広場にて「パンのフェス2017秋 in 横浜赤レンガ」を開催 する。

http://www.nippan.co.jp/news/pannofes2017_autumn/

日販が「だし検定」を来年1月に実施する。

http://www.nippan.co.jp/news/kentei_dashi/

「だし検定公式テキスト 」は実業之日本社から9月に発売される。1500円+税 。

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3)【深夜の誌人語録】

一歩踏み出さない限り、前進も挫折も飛躍も失敗も何もない。

2017-09-19

【文徒】2017年(平成29)年8月18日(第5巻155号・通巻1084号)

Index------------------------------------------------------

1)【記事】人気ユーチューバーのヒカルにVALU"インサイダー"疑惑

2)【本日の一行情報】

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1)【記事】人気ユーチューバーのヒカルにVALU"インサイダー"疑惑(岩本太郎)

人気ユーチューバーのヒカルが、仮想通貨ビットコイン)による取引をめぐって炎上騒ぎを引き起こすことになった。発端は8月14日、ヒカル、禁断ボーイズのいっくんラファエルという3人のユーチューバー(いずれもヒカルの事務所「NextStage」所属)が、ビットコインを用いたマイクロトレードサービスのVARUで本格的に活動を行うとの予告をTwitterに投稿(既に削除)したことだった。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1708/17/news060.html

https://www.bengo4.com/internet/n_6522/

VARUは個人が自身を株式会社に見立て、仮想株式(VA)を発行して資金調達できるサービスで、取引にはビットコインが使われる。当然、Twitter等で知名度のある個人のVAは高くなるわけだが、問題はヒカルたちがこの告知を通じて多くのVA購入者を集めた、つまり「資金調達」した後で、保有するVAを一斉に売り払ったことだ。これが「意図的に値を釣り上げて売り抜けた」すなわち仮想通貨上のインサイダー取引を働いたかのようにみなされてしまったのだ。実際、「被害」を受けたと思しき者による以下のようなツイートも15日には上がった。

《ヒカルのVALUで死んだ

今日、優待発表するって言うから

今日のストップ高で買い入れてたら

昨日の終値で50000万VALU全部売ってきたw

まだマイナス20万円表記だけど、もう売れないっしょ・・・

これ以外にラファエルも買っちゃったよ

ヒカルは昨日の煽りTwitter消してるし》

https://twitter.com/hitsuzikai/status/897334477965242368

これにはヒカルたちはもとよりVALUの運営会社も慌てたらしい。翌16日にはこの件についての告知を公式サイト上に掲載し、その中で「VAを自身で買い戻したい」との意向を申し出てきた上記3人のVAについては《利用者保護の観点から特別措置として、該当VAへの現在の売買注文をすべてキャンセルとさせていただきます》としたうえで、

《一連の取引で発生した手数料収入については、VALUがミッションとしている「人の価値を発掘し、高める。」と類同の意向を掲げる組織へ寄付させていただきます。》

《利用者保護を最優先に考え、取引に関するルールづくりを進めております。新たなルールについては、決定次第発表いたします。 》

との方針を明らかにした。

https://help.valu.is/article/111-2017-08-17

ヒカル自身もさらに昨17日の早朝には《今回は僕の行動や言動により多くのファンや視聴者の皆さん、普段から関わってくださっている方々にご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。》などと謝罪ツイートを行った。

https://twitter.com/kinnpatuhikaru/status/897885053958504448

とりあえずこれで事態は収束した模様だが、さすがにネット上では「もう詐欺はやめないか」「規約違反ではなく詐欺事案ではないか」といった声が飛び交っているようだ。『KAI−YOU』の山崎智也はそうした声を拾いつつ、今回の件について《近年ようやく日本でも活況の兆しが見えた仮想通貨でのやり取りそのものに影響を及ぼしそうだ》と結んでいる。

http://kai-you.net/article/44481

専業主夫・マンガブロガー」のカタルエは、自身がVALUを所有している鈴木みそが主催した「俺のVALU持ってる人限定」の飲み会に参加した際の模様を実に楽しそうに漫画でレポートしている。ただ、彼もその会や、上記のヒカルらによる一件を通じて、改めて「VALU」の使い方について考えさせられたそうだ。

《もちろん人によって意見は様々で、一つの回答はない前提ですが、僕が現段階で思うことは、やはりこれは「好きな人を応援し、人と人のつながりを深める」というのがメインの使い方なんだろうなあ、と思っています。

ただこのVALUって、投資対象にはなり得るものの、いろいろな理由で売りにくいんですよね。だから本当に投資メインでやろうと思うと、なんだかんだ扱いにくい仕組みなんじゃないかなあ、と個人的には思っています。》

http://www.katarue.com/2017/08/valusuzukimiso.html

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2)【本日の一行情報】(岩本太郎)

福岡市を拠点に小説や短歌、旅行ガイドなどを刊行している出版社「書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)」の代表・田島安江が『マガジン航』のインタビューに登場。かつて大分県での公務員生活から、東京書籍編集者らが福岡市設立した葦書房転職リストラされ、大阪札幌と移った後に福岡に戻って住宅情報雑誌のレポーターやフリーの校正者、ライターなどとして活躍し、編集プロダクション経営を経て2002年に 書肆侃侃房を設立したそうだ。

http://magazine-k.jp/2017/08/17/kankanbou/

芥川賞候補作となった今村夏子の『あひる』は、同社が昨年創刊した文学ムック「たべるのがおそい」創刊号に掲載された。

http://www.tabeoso.jp/

http://www.kankanbou.com/kankan/

◎その芥川賞で現在選考委員を務める宮本輝が『文藝春秋』9月号に寄せた選評の中で、候補作の一つだった温又柔「真ん中の子どもたち」について《これは当事者たちには深刻なアイデンティティと向き合うテーマかもしれないが、日本人の読み手にとっては対岸の火事であって、同調しにくい》などと記述。これに対して武田砂鉄が『論男時評』8月16日付《「在日外国人の問題は対岸の火事」平然と差別発言を垂れ流した芥川賞選考委員文学性》と題した記事で強く批判

http://wezz-y.com/archives/49788

又吉直樹が初めて雑誌の編集長を務める『又吉直樹マガジン 椅子』が来月創刊。と言っても9、10日に又吉が主催するユニットコントライブ「さよなら、絶景雑技団」の会場で限定販売されるものだが、誌面には柄本明壇蜜らが登場する座談やグラビア、又吉編集長自身による原稿用紙20枚分の寄稿「椅子をめぐる自叙伝」も掲載される豪華版らしい。

http://m.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/08/17/kiji/20170817s00041000071000c.html

講談社神奈川県西部の松田町と 「学校教育環境 の充実」に関する「包括連携協定」を締結した。松田町は小・中学生に一人 1 台タブレット端末を逸早く支給してきたことで知られ、講談社はここの「朝の読書の時間」に毎月 10 冊程度の電子書籍を提供。インフラには今春オープンした「じぶん書店」の仕組みが活用され、生徒の読書履歴などを把握しながら先生たちの読書指導にも活用できるという。

http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/20170817matsudamachiHP.pdf

ケーブルテレビの「J:COM」はKADOKAWAとの共同製作による新しい地域情報番組『東京横浜 TV Walker』の放送を19日より開始する。『東京ウォーカー』と『横浜ウォー カー』の編集長が両誌の発売にあわせて毎月 1 回更新で登場。誌面の中から「視聴者必見のオススメ情報」を選んでプレゼンするなどの企画が盛り込まれているそうだ。

http://ir.kadokawa.co.jp/topics/20170815_x2edj.pdf

◎その新番組スタートと同じ19日発行の『東京ウォーカー』は創刊1000号。表紙は小池百合子とのこと。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003565.000007006.html

◎15日に千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた集会で福島瑞穂が挨拶中、映画『ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語』の中で死者が地中から蘇って戦う場面があることを引き合いに出し「私は今、その場面を想起しています。主権者である私たちは、戦争犠牲者の全ての皆さんとともに力を合わせて、9条改悪を止めたいのです」と発言。これに対してネット上で「英霊ゾンビ扱いするとは何事か」などの批判が続出したことを、産経批判ツイートを引用しながら報道

http://www.sankei.com/politics/news/170816/plt1708160020-n1.html

産経新聞は「まとめサイト」に業態転換したほうが上手くやっていけるんじゃないかと思わせる記事がこのところ続いている。

◎その産経の連載「話の肖像画」での元小学館の編集者・島本脩二へのインタビュー第3回は、島本が手がけた矢沢永吉『成りあがり』をめぐるエピソード。『GORO』編集部在籍中に肝炎に倒れ、復帰後に異動した『マミイ』編集部で時間的余裕に恵まれた中で提案した企画だったという。

《僕は矢沢のコンサートに付いて回っていましたから、開演時間になると入り口に押しかける来場客を見た経験があった。いわばマーケティングリサーチですね。そのとき、これは本を一冊も読んだことのない人に、矢沢の言っていることを本の形にして届ける仕事なんだ、ということをはっきり思ったんです》

http://www.sankei.com/life/news/170816/lif1708160013-n1.html

◎『週刊文春』でユニクロ潜入ルポを連載した横田増生と、福島第一原発の作業員として働きながら取材し『ヤクザ原発』を上梓している鈴木智彦が対談。意外にも初対面だという。『文春オンライン』での連載対談第1回ではそれぞれの取材の舞台裏話をまじえながら「我々はなぜ、潜入取材に挑むのか」について語り合っている。

http://bunshun.jp/articles/-/3748

◎往年のヘアヌードブームの仕掛け人として知られる出版プロデューサーの高須基仁が15日に新宿ロフトプラスワンで行われた「脱法する人たち大集合!」に出演。「右翼左翼もない。戦争はやらないという決意が大事」などと訴えた。最近では3億円の脱税疑惑で話題を呼んだAV女優里美ゆりあの売り出しに力を注いでいるようだ。

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170816-OHT1T50038.html

元木昌彦による高須へのインタビューは現在発行中の『出版人・広告人』8月号に掲載されているのでお読みいただきたい。

◎街歩きをしながらWikipediaウィキペディア)の編集を行い、地域おこしにもつなげることも目的とした「ウィキペディアタウン」というイベントが全国各地で開催されている。

http://www.sankei.com/life/news/170816/lif1708160012-n1.html

NHKのディレクターとして『小さな旅』『クローズアップ現代』などの人気番組の製作に関わってきた弥富仁が代表を務める映像制作会社「とっておき」は、「映像を使った自費出版」として、高齢者などからの依頼を受けた「個人の人生の記録映画」の製作を事業として始めたそうだ。価格は9万8000円(基本料金)からだとか。

http://omoide.totteoki.jp/

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170817/prl1708170510001-n1.htm

そういえば是枝裕和劇映画第2作『ワンダフルライフ』(1998年)は、死者があの世に旅立つ前の1週間で、自分の人生の中で一番大切な思い出をテーマにした映画作りを専門スタッフの手を借りながら行うという話だった。20年近くを経て時代が映画に追い付いてきたのかもしれない。

久米宏東京五輪の開催に反対しているそうだ。TBSラジオでの自分の番組や、夕刊紙でのインタビューで「8月、酷暑の東京での五輪開催は無謀」といった反対論を述べたところ、同五輪およびパラリンピック組織委員会から反論の手紙が到着。それも番組の中で朗読したとのこと。

http://www.asagei.com/excerpt/86962

◎相変らずCMをめぐる炎上が跡を絶たない。6月15日の「父の日」に公開され、その後「意味不明だ」「不快だ」との批判を浴びた牛乳石鹸のPR動画について、広告主である牛乳石鹸共進社の担当者は今のところ取材に対して「まことに勝手ながらお答えを差し控えさせて頂きます」との対応らしい。

https://www.j-cast.com/2017/08/16306004.html?p=all

http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/15/milk-sekken-arainagaso_n_17762350.html

◎一方でポーラが昨年公開した、「この国は、女性にとって発展途上国」というフレーズのCMは物議を巻き起こしながらも先に1年ぶりの第2弾が公開された。取材を受けた担当者は《CMを引き下げるという考えはありませんでした》《それに対するコメントは、ポジティブ・ネガティブどちらも、みなさんが思われたことであり、 ご意見だと思っていましたから》と回答したそうだ。

https://www.businessinsider.jp/post-100743

2017-09-17

【文徒】2017年(平成29)年8月17日(第5巻154号・通巻1083号)

Index------------------------------------------------------

1)【記事】アマゾン電子書籍最安値配信要求撤廃は"佐藤秀峰勝利"(岩本太郎)

2)【本日の一行情報】

                                                                                • 2017.8.17 Shuppanjin

1)【記事】アマゾン電子書籍最安値配信要求撤廃は"佐藤秀峰勝利"(岩本太郎)

アマゾン電子書籍配信に関して、これまで日本の出版社に“最安値”を求めてきた契約を撤廃したことが明らかになった。

公正取引委員会は15日、Amazon.co.jp上で電子書籍配信事業を行うアマゾン・サービシズ・インターナショナルインク(ASII)から、同サイト上で配信される電子書籍に関して出版社などとの間で定められてきた同等性条件(すなわち販売価格や品揃えでアマゾンが他サイトに対して不利にならないようにする等)について「自発的な措置を講じる」との報告を受けたと発表した。

アマゾンは既に今月4日までに上記の契約を見直す対策を講じたうえで、取引出版社に通知したという。

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h29/aug/170815.html

これを受けて各メディア報道。既にアマゾンが家電や衣類などのネット通販事業で結んでいた同様の契約を、独禁法違反の疑いで公取委から調査が入ったことを受けて今年6月に見直していたことなども併せて報道された。

http://www.asahi.com/articles/ASK8B66JXK8BUTIL03D.html

https://mainichi.jp/articles/20170816/k00/00m/040/072000c

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170815/k10011100761000.html

https://this.kiji.is/270123925555363841

もっとも上記の各報道では、この契約をめぐり少し前に起こった小さな“事件”には触れていない。

『文徒』の先月31日号でも紹介した、漫画家佐藤秀峰アマゾンとの間に生じたバトルだ。佐藤の代表作『ブラックジャックによろしく』は佐藤自身により以前から二次使用フリーで公開されており、これを根拠アマゾンが「競合他社との価格整合性」を図るとの理由から同作の配信を無料化。すると佐藤がkindle版で配信されている同作のタイトルを『ブラックジャックによろちんこ』に改題。アマゾンが「タイトルを変更するまで販売を停止する」と通告してきたという一件だ。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1707/29/news024.html

https://netatopi.jp/article/1073208.html

公取委からの発表が各メディア報道されて以降、さっそくネット民たちの間では《佐藤秀峰が勝った》《佐藤秀峰氏、amazonに勝ったのか》との声が上がっている。

https://twitter.com/ssig33/status/897395352713609217

https://twitter.com/norton_21/status/897435382526038017

http://blog.esuteru.com/archives/20017590.html

佐藤自身は15日の公取委発表後を受けて《狙い通り。》と短くツイート

https://twitter.com/shuho_sato/status/897363034213031936

kindle版『ブラックジャックによろちんこ』はなおもタイトルはそのまま。なおも《本の品質に問題が見つかったため、現在販売を見合わせております。》と表示されている。

https://www.amazon.co.jp/dp/B06XNW4QXM/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_zgSEzbD0GYRS7

ちなみにTwitter上では今回の契約見直しについて次のような感想もぼちぼち出てきている。

明治期の不平等条約を思い出すなあ》

https://twitter.com/ValueAddedNews/status/897471099771932673

《値下げやセール合戦の引き金を引いた、と理解していいのかな。》

https://twitter.com/mittsun3214/status/897435990972809217

《最近最安値を叩き出すのはGooglePlayかebookjapanの印象なんだけどどうなってくんだろうなぁ。》

https://twitter.com/zoknd/status/897355141757771777

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2)【本日の一行情報】(岩本太郎)

米国ではフェイスブックが大手番組制作会社と組んで独自番組の配信を始めるなどユーチューブなど動画投稿サイトへの対抗策に力を入れる一方、アマゾンが広告媒体としてその両者のライバルとして台頭してくるのではないかとの予測が高まっている。『DIGDAY』は以下のように述べる。

Amazonが広告の分野に進出するのであれば、同社にとって切り札となるのはデータだ。アメリカのオンライン買い物客の55%が同サイトで商品の検索をはじめることが明らかになったあとなら、なおさらだ。Facebookは誰がどんな人で、何に興味を持っているかを知っており、Googleは人々が積極的に探しているものが何かを把握している。しかし、人々が何を買うか、というデータを持っているのはAmazonだけだ》

https://shar.es/1SXvUl

◎先週9日の記者会見で通期業績の下方修正などについて公表して以降、電通の今後の業績や働き方改革の行方についての記事が多い。『ITMediaビジネス』は16日付「電通の働き方改革はうまくいくのか」の中で次のように書いている。

《利益相反の概念が薄い日本の社会風土電通のビジネスに大きく影響している。(略)できるだけ安く出稿したい広告主と、できるだけ高く売りたいメディア側では、そもそも利害が一致しない。(略)一連の利害をうまく「調整」するのが日本の広告代理店の役割であり、そのためには膨大な労力が必要とされる。慢性的長時間労働体質になっているのは、この辺りに根本的な原因がある。

 今回の電通の働き方改革については、社内から業務品質の低下を危惧する声があったと言われるが、この業務品質とは広告の質の話ではなく、こうした膨大な調整作業が果たしてうまく機能するのかというニュアンスが強い。》

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1708/16/news018.html

宮崎県の地元情報を伝えるウェブメディア『宮崎てげてげ通信(テゲツー!)』が、さる7月5日に都内千代田区の日比谷図書文化センターで行われた日本図書館協会主催のシンポジウム図書館まちづくり」の模様をレポート。同県の河野俊嗣知事が「日本一の読書県」をスローガンに取り組んでいる活動について講演したほか、ジャーナリスト猪谷千春佐賀市におけるCCC運営の現状など最近の市町村図書館の動向について報告。図書館を軸にしたまちづくりの実例、図書館司書の置かれた状況など、広範にわたって議論された様子がレポートされている。日本書籍出版社協会の相賀昌宏理事長は挨拶でこう述べたそうだ。

図書館の資料費も年々減っていく中で、地方交付税算定分の資料費としての予算化には、議員マスコミの理解と、最終的な首長の判断が必要であり、そのことを知らしめる必要もあるので、図書館サイドと一緒にそのための活動をしている。》

http://visit.miyazaki.jp/?p=46245

◎治療法が見つかっていない「ミトコンドリア筋症」という、全身の筋力が低下する難病を出生直後から負いつつ兵庫県尼崎市内で一人暮らしをしている平本歩(31歳)が半生を綴った自伝『バクバクっ子の在宅記――人工呼吸器をつけて保育園から自立生活へ』を、現代書館より8月10日に上梓した。舌のわずかな動きでPCを操作しながら執筆したという。

http://www.gendaishokan.co.jp/new02.htm

http://www.sankei.com/west/news/170815/wst1708150012-n1.html

長崎市古川町中通り商店街に、長崎県の歴史や文化を題材にした書籍を集めた書店「ブック船長」が14日にオープン。地元の長崎文献社とメモリードの共同運営でカフェも併設している。

http://www.e-bunken.com/

http://nagasakimachineta.blog.fc2.com/blog-entry-2822.html

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/08/15092851052165.shtml

東日本大震災被災した宮城県女川町の書店「本のさかい」が今年4月に営業再開。70歳の店主は被災から半年後、仮設住宅に暮らしながら配達中心の営業を再開。元の場所から20mほどの現在の場所に13坪の、来客との交流スペースを持つ店舗の再オープンにこぎつけた。店の前には被災した「旧女川交番」が横倒しのまま遺構として保存されているそうだ。

https://mainichi.jp/articles/20170815/dde/018/040/030000c

恵比寿ガーデンプレイスで「ブック&フィルムバー」というイベントが9月3日まで開催されている。中央の時計広場に「BAR」「ショートムービー」「図書館」の3つのコンテナが置かれ、「図書館」は連日12時〜21時まで、好きな本を選んで時計広場で読むことが出来る。ショートムービーは恵比寿の映像制作会社「ROBOT」がセレクトした作品が上映される。

http://gardenplace.jp/special/summer2017/bookfilmbar/

http://www.shakai-kengaku.com/news_clA95XR0sI.html

ニコニコ生放送の番組延長と配信予約が8月24日から全て無料化される。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw2922630

ベトナム戦争の最前線取材で活躍し、カンボジアでの取材中に命を落としたカメラマン・沢田教一の写真展が日本橋高島屋で28日まで開催中。初日の16日には、沢田がピュリツァー賞を受賞した『安全への逃避』(戦禍の中で川を渡って避難しようとする母子を撮った有名な写真)で母親に抱かれて写っていた女性も来場したそうだ。

https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/sawada.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170816/k10011101411000.html

気象予報士の饒村曜(青山学院大学静岡大学非常勤講師)が「太平洋戦争中は気象報道管制によって、気象情報が国民に全く伝えられなかったというのは誤解」だとして、実際に戦時中にラジオで伝えられた台風情報の事例などを紹介しながら、当時の気象報道管制の実態について解説している。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nyomurayo/20170813-00074364/