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2018-05-13

【文徒】2018年(平成30)4月13日(第6巻68号・通巻1242号)

Index------------------------------------------------------

1)【記事】最近書店閉店事情・山下書店渋谷店篇

2)【記事】追跡・ネット民は荒木経惟をどう評価したか

3)【本日の一行情報】

4)【深夜の誌人語録】

                                                                                • 2018.4.13 Shuppanjin

1)【記事】最近書店閉店事情・山下書店渋谷店篇

山下書店渋谷店が4月26日をもって閉店することになった。

「【閉店のおしらせ】

いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。このたび、当店は4月26日をもちまして閉店とさせて頂くことになりました。

長い間のご愛顧、誠にありがとうございました」

https://twitter.com/sibuya_yamasita/status/983295063147954177

東口歩道橋渡ってすぐのビル1階に店舗をかまえ、数年前まで、渋谷では唯一24時間営業の書店であった。現在でも早朝7時に開店し、午後11時半まで営業していた。山下書店に平積すれば売れた、そういう時代があった。山下書店に転機が訪れたのは、新宿ルミネを撤退してからであろう。

「山下書店渋谷南口店はあんな所で最近まで24時間営業で、あんなに狭いのに品揃えがピンポイントでサブカル系本がちょうど自分の好みで揃ってて本当にお世話になりました。映画秘宝特約店で、映画秘宝を初めて買ったのも山下書店渋谷南口店でした。町山さんの本もいっぱい買ったなぁ」

https://twitter.com/kishi_kotaro/status/983713940445085697

「イイヤン」は編集・ライターをシノギとする。

「山下書店渋谷南口店閉店かあ…。昔は24時間営業だったので、夜遊びのあと明け方とかに寄ってマンガを1冊買って、ガラガラの電車の中で読みながら帰るのが自分の定番コースになってて、この時間に本屋が開いてるの最高!って気持ちだったな…」

https://twitter.com/H_D_D/status/983498064299048961

「今夜もカネで解決だ」(朝日新聞出版)のジェーン・スーも、ここを利用していたようだ。

「山下書店渋谷南口店4月26日閉店まーじーかー 私の新著は置いてもらえないのね…残念。長らくのあいだお疲れ様でした。遅くまでやってるから助かってました。閉店前に一度行かなきゃ」

https://twitter.com/janesu112/status/983712555624353792

渋谷再開発にともない歩道橋を使えなくなったためにアクセスが悪くなったという声もある。確かに、そうだ。

「それにしても山下書店渋谷南口店の閉店は残念だなあ。一時期は毎日通ってたくらいなのだった。いま歩道橋がまともに使えなくてアクセスが最悪になったからしょうがないんだろうけど……。客が全員、すぐ近くのあおい書店南口店に吸い取られたんじゃないかってくらいだよな」

https://twitter.com/bxjp/status/983739306014461952

地下アイドル」を自称する姫乃たまツイートも発見。

渋谷の山下書店は高校生だった時の通学路でもあるんだけど、あの辺りはガード下の山形ももうないし、川沿いのカフェアンテナももうないし、寂しくなるなあ」

https://twitter.com/Himeeeno/status/983498459733880832

山下書店の品揃えが渋谷カルチャーを支えていた。

「山下書店は営業時間も便利だったけど、選書がとてもよくて大好きだった…。特に漫画への感度が高いのと、デザイン・カルチャー書が充実しているのが最高だった。間違いなく渋谷に勤務してた頃の私を形成した大きな部分。さみしい…」

https://twitter.com/spritzer_u_u/status/984212030121951233

渋谷の山下書店閉店とな…せっかく渋谷勤務に戻る予定だったのに。小さなスペースなのに本の配置が絶妙でキュレーター的本屋だったのにな。入社から10年以上経つけど、百数冊は買ったと思うよ」

https://twitter.com/takatakatakaya/status/984219706524450816

初任給の殆どが書籍代で消えてしまう!最近では大手出版社の新入社員でさえ初任給が書籍代で消えるということはあるまい。

渋谷の山下書店と言えば新入社員の頃、毎日課長と頭カチ割ったろか的な喧嘩して帰りに立ち寄って何かの本を買って帰ってたな…おかげで初任給は殆ど書籍代に消えた。此処で驚くべきは私が渋谷でOLをしていたということである」

https://twitter.com/agonized/status/984048816625090561

渋谷のようなターミナルといえども書店は減りつづけている。

「山下書店は現在のヒカリエの裏あたりにもあったけど、文化会館取り壊しのタイミングで無くなったよな。

文化会館の取り壊しで三省堂も無くなった。

ブックファーストも無くなり、東急プラザが取り壊しで紀伊国屋も無くなる。

渋谷の本屋ってマークシティ啓文堂くらいしか残っていないんじゃないか?」

一応、啓文堂・あおいの他に東急本店に丸善ジュンク堂センター街に大盛堂、西武紀伊國屋がある。

https://twitter.com/SurpriseCoke/status/984104031135055872

昔は書店を待ち合わせ場所にしていたんだよなあ。「ハジの多い人生」(新書館)、「嫁へ行くつもりじゃなかった」(大和書房)の岡田育もそうだったようだ。

「客足減少の理由がせつないな。昔は夜遊びの待ち合わせ場所にしたりしてたけど24時間営業でもなくなっていたのか。本当にお世話になりました」

https://twitter.com/okadaic/status/984045193329455105

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2)【記事】追跡・ネット民は荒木経惟をどう評価したか

アラーキーの元担当編集者として30冊以上の書籍にかかわった立場から、なにかしらコメントしてもいいけど、批判と擁護を含めて本1冊ぶんぐらいは必要だからコメントしません」(畑中章宏)

https://twitter.com/akirevolution/status/983371884531040256

「それにしても、荒木さんに問題があったとして、それと直接には関係がない、浅田さんのいつものテンプレ的な『畜群』批判であるアラーキー批判を持ってきて、ほらあんなやつ昔からニセモノだったんだ、浅田先生も言ってるじゃないかと合唱って、浅田さん的観点から言ってそれこそ『畜群』でしょ」(千葉雅也)

https://twitter.com/masayachiba/status/983355398529794054

アラーキーのあれこれとかme tooのあれこれとかその恋愛はセクハラですとか最近の風潮を見て思うんだけど、お子様が女の子のお母さんは『嫌なことがあったらその場で声に出して嫌と拒否すること』と、『えっ!』『はっ?』と大きな声を出してもいいってことを伝えてあげて欲しいなー」

https://twitter.com/ame_rika/status/982989937401212931

「16年間アラーキーのモデルをしていたKaoRiさんの告発。こんなことがずっと放置され許されてきた。声を上げられずにいる人がきっとたくさんいるだろう。この文章を書くのにもすごい勇気がいったと思う。声を上げた人も、声を上げずにいる人も、みんなで支えていかないと」(仁藤夢乃)

https://twitter.com/colabo_yumeno/status/982540062851125248

「もちろんアラーキーも僕も必ずしも尊敬されなくていいし、毛嫌いする人がいて当然だし、場合によって逮捕もあり。最初から100%尊敬されようとするのは『お芸術』、僕らはただの芸術。その本質は(よく笑いのネタにされてるけど)『人間だもの』という言葉に集約される。みつをも案外芸術家よ」(会田誠)

https://twitter.com/makotoaida/status/982761263909384193

アラーキーの話は二つの問題を提示したと思う。ひとつは、セクハラを堂々と自慢にして『大人の不良』がカッコいいとされていた時代が終焉し古臭くてダサいものになったと云うこと。もう一つは芸術芸能界全般フリーで働く人たち皆が抱えざるを得ない『やりがいの搾取』の問題。この二点が重なり合ってる」(佐々木浩久)

https://twitter.com/hirobay1998/status/982789036937900032

写真家ユージン・スミスの最高傑作『入浴する智子と母』(水俣病患者と家族を撮った写真)は、遺族の『もう智子を休ませてあげたい』という意向ユージンの妻のアイリーンが汲んで封印された。そのことに対して賛否があったらしいが、アラーキーの件などからひとつの答えが見えたように思う」(蛭田亜紗子)

https://twitter.com/funeko_/status/983183351501635591

「テレビや新聞や雑誌に荒木経惟アラーキー)さんのことちゃんと取材して取り上げてほしいし、写真家の世界のことはよくわからないけど、こういう時、業界の偉い人が何も言わないでスルーするの卑怯だよ。どこの業界もだけど」(はあちゅう)

https://twitter.com/ha_chu/status/982588637404545024

「昨晩、荒木さんのモデルだったKaoRiさんの告白記を読んだ。

https://note.mu/kaori_la_danse/n/nb0b7c2a59b65

衝撃だった。9年前、当時僕が担当していた写真雑誌で荒木経惟特集を組んだ。タイトルは、『KaoRi SEX Diary』だった。

告白文で批判のひとつとして書かれているのは僕が担当した特集だった」

「雑誌にはヌードもストリートスナップも作家が載せたい作品はすべて掲載してきたので、いつかはこういう日が来るだろうと覚悟はしていた。でもまさかKaoRiさんが声を上げるとは思わなかった。9年前の夏、荒木さんに特集をやらせてくださいと頼んで、荒木さんは500枚の写真を持ってきた」

「500枚は全部KaoRiさんの写真だった。KaoRiちゃんとは特集をやっている最中に何度か逢った。ほとんど喋らない子でいつも荒木さんの横で笑っていた。一度雑誌が出来たあとで感想を聞いたら『よかった』と笑って言った。じつは、よかったどころじゃなかったんだね。そう考えると胸が痛む」

「2年後に雑誌は休刊になったが、KaoRiさんはメディアに取り上げられ続け、二人の関係は変わらず続いていると思ってた。告白記を読むまでは。書かれていることはほぼ事実だろう。当事者にしか知り得ない話が多いからだ。辛かっただろうな。モデルの傍らでバイトしているなんて知らなかったよ」

「誤解を恐れずに言えば、僕の荒木さんの写真に対する評価は今後も変わることはない。今回露呈した事実も基本的には荒木さんとKaoRiさん二人の間の問題だからだ。ただ、これから荒木さんの写真を見るとき、その中にKaoRiさんと同じ痛みを抱いた人たちがいることを等しく見出すことになるだろう」

荒木経惟の写真は誰かの犠牲の上に成り立っている、それはKaoRiが身を挺して発したメッセージだ。そう思うともう気軽に彼の写真を見ることはできない。こういう忖度の空気をつくったのは我々なのだとも思うし、僕にも責任の一端は多分にある。写真に関わる者が皆等しく負うべき負の遺産だ」

「僕の雑誌は無くなったけれど、責任はまだ残っていると思っている。その一人が口をつぐんでいるのはかつての読者に失礼と思い、FBとtwiterにコメントをポストしました。長文失礼いたしました。

PHOTOGRAPHICA編集部 沖本尚志」

https://twitter.com/photo_graphica/status/983353281568112646

https://twitter.com/photo_graphica/status/983354685833658370

https://twitter.com/photo_graphica/status/983356064618840071

https://twitter.com/photo_graphica/status/983356336141316098

https://twitter.com/photo_graphica/status/983358060595789826

https://twitter.com/photo_graphica/status/983358325466136587

写真家横木安良夫は「なんか嫌なムードだな」と写真家の側の論理を代弁する。

「まず15年もKaoRiが撮りづづけられてきたといことに驚いた。その間、契約書やほとんどギャラがなかったことは、どうでもよい。仕事ではない芸術活動だ。恋人の写真を撮るのにいちいちお金を払う写真家は少ない。恋人でもない作品のための写真が、写真展になり、写真集になることは最初から分かっている。荒木経惟という写真家はそういう写真家だ。いくら利益がでようが契約書がなくまして口約束もなければ支払う義務はない。それは芸術活動で、お互い何らかの有形無形のメリットがあったはずだからだ。契約書にも、ギャラにも縛られていないのならいつでもやめることができる。(中略)

KaoRiさん今あなたがすることは、荒木経惟を許してあげることだと思う。直接誤ってもらう必要はない。お金をもらったところで、あなたは救われることもない。許してあげてください。そのことであなたが荒木経惟より優位になるのです。そして作品は今回のこの告白を架して完成するのでしょう。」

http://www.photoxcamp.com/topics.html#!/posts/KaoRi/80

最後に、写真史研究家の戸田昌子のツイートを。

荒木経惟がひどい人どうかは、告発した当人にとってしか大事なことではない。人は矛盾する存在。アーティストならなおのことだろう。しかし重要なのは、荒木の表現の質こそが、彼女が荒木を告発する最大の理由だというそのことを、私たちはちゃんと捉えなけらばならないはずだ。」

https://twitter.com/kumamuta/status/983191932288446464

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3)【本日の一行情報】

KADOKAWAの「電撃文庫」が創刊25周年になり、「電撃文庫MAGAZINE」も創刊10周年になるのか。「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」のTVアニメが4月から放送中、10月からは「ソードアート・オンライン アリシゼーション」、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」がTVアニメ化の予定だそうだ。

また電撃文庫とニコニコがタッグを組み、原作・メインストーリーを伏見つかさが、メインキャラクターデザイン・イラストをかんざきひろが担当するラブコメRPGゲーム「エンゲージプリンセス」を開発進行中とのことだ。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004417.000007006.html

小学館とVOYAGE GROUPの共同出資会社で、出版社コンテンツを活用した事業開発を展開するC-POTは、4月10日、小学館が所有する辞書のうち16辞書を集約し、9ヵ国語を1つのアプリで横断検索できる「小学館 マルチリンガル辞書」をリリースした。アプリ本体は無料で、フル機能を活用するためのオプション(月額350円)が用意されている。

月額350円の有料版では、英語以外の8言語分の語釈や、外国語にまつわる豆知識、単語帳や履歴のバックアップ、広告の非表示化などが可能。現在はアプリリリースを記念して、初回1ヶ月分は無料で利用することができる。

https://www.mdn.co.jp/di/newstopics/58203/

https://voyagegroup.com/news/press/01_20180410_01/

これ、これ。対応言語は英語、中国語ドイツ語フランス語イタリア語スペイン語ポルトガル語ロシア語タイ語

ユーロデータ・TV・ワールドワイドによると「世界95か国から収集されたデータによると、テレビ平均視聴時間が最も長いのは米国人カナダ人で、昨年の1日平均視聴時間は4時間3分。次いで欧州が3時間49分で、ロシアブラジルがこれに続いた」(AFP)という。

http://www.afpbb.com/articles/-/3170719

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4)【深夜の誌人語録】

「何とかする」は逃避。大切なのは具体的に「何をするか」である。

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