2010-08-27
■「夏の夜の夢」 ぽんプラザホール
19時半〜 1500円 福岡・九州地域演劇祭
シェイクスピアの有名な戯曲。 いろんなところで上演されているのは知っていたが、かっちり観るのは初めて。 演劇祭の上演作品なので「祝祭劇」を選んだのであろう。 彼の他の作品は今まで悲喜劇ともいくつかさまざまな演出で見てきたけど、古い時代とはいえ、現代に通じる普遍な人間としての営みや想いがあふれているので、どれもとてもおもしろい。 そして多くの観客を魅了する。 この作品は愛の形4組が主題であったと思う。 アテネの王とその新しい后(半ば強引である)妖精の王と女王。 若い2組の男女。 当時は普通であっただろう親が決めた結婚相手。 それを良しとせず駆け落ちしまで成就させようとする恋人たち。 それに絡む男女もまた悲しい恋をしていた。 アテネの森の妖精はいたずら好き。 妖精の王が命じた惚れ薬を使って妖精の女王や若き恋人たちを翻弄する。 気持ちの180℃の変わりように戸惑う若者。 そして味付けは道化役の森の職人たち。 最後はちゃんと薬の効き目を解除する薬を使い、それぞれにハッピーエド。 物語の流れとして起伏があり長時間ではあったが飽きさせない脚本であったし、演出だった。 これだけ出演者が多いと混乱しそうなものだが、きちんの場面の転換ができており、観る側としても次々に期待できる。 演劇的な手法に関してはあまり理解していないので言及しないが、多くの劇団員が集うこの作品がばらばらでなく一つになっていたことは企画の良さやスタッフの配置の尽力の賜物だろう。 役者は多くが地元で活躍している人ばかり。 若き恋人たちハーミア(多田香織)ライサンダー(林雄大)ヘレナ(原岡梨絵子)ディミートリアス(大澤鉄平)は大変魅力的で完璧な配役だった。 また物語を締める森の王シーシアス(秋葉王我)と后ヒポリタ(坪内陽子)は重厚だった。 派手すぎるかと思われる衣装もセリフを聞くとすっと馴染む。 妖精の王オーベロン(彰田新平)女王タイターニア(濱崎留衣)のぶっとんだ夫婦は最高におもしろい! けんかばかりで世界に不穏な空気を流してるというのに憎めない。 妖精パック(杉山英美)はピーターパンのように夢をふりまいて飛ぶ。 可愛いけどちょっとべらんめぇ口調は気になった。 他の妖精たちも個性豊かでステキだった。 一方森の職人たち(王の結婚式で芝居を上演しようとしている)はおもしろかったけど、ボトム(笹本順子)が突出していて、他がめだたなかったのが残念。 全員が飛び出せばそれはそれで問題だろうけど。 総合的に楽しく気持ちのいい公演だった。 演劇祭とは言うものの観劇者にとっては一期一会。 この作品が全てだ。 知ってる役者さんがたくさんいる私と全く初めて演劇を観る人とは受け取り方が違う。 彰田さんはテニスをされていてそのメンバーが来るということを聞いた。 このようまずは演劇をみてもらわないと始まらない。 役者さんはその括り以外の部分で、そして私たちも演劇以外の交友関係で観劇をススメていくことができれば、福岡の演劇シーンはもっと活発になるだろう。 その役目を担うことを究極の課題とする。
・・・ここまでを「福岡・九州地域演劇祭」の劇評として応募した。 なんら評価を受けたいわけではない。 劇評なるものを書いたことがない私の書くものはどこまで劇評とかけ離れているかの確認であるw それでも顔文字は使ってないしww(;´▽`A`` いつもは1回しか見直さないのに、5回は見直したw それでこれかい!と言わないでね♪ 多少緊張はしたけど私にとっては結構頑張ったのだ。 参加することに意義があると思おう。 タダで扇田さんに読んでもらえるだけでもお得ではないか。 最後の部分は完璧な蛇足だと思ったけど、私には大事な部分でもあったのです。
2010-08-25
■8月公演 博多新劇座
12時〜 1900円 橘菊太郎劇団
薙野さんのおすすめで久しぶりに大衆演劇を見た。 いろいろ思い悩むこともありここらへんで楽しくいきたいなと友人を誘って。 この劇団の橘大五郎は早乙女太一と人気を2分していたという話だった。 確かに華があって、若く踊りも演技もキレがある。 が、いかんせん既に男性としてのオーラが出すぎていて、女形としてはちょっと無理がありそうな・・ もう少し女性っぽい顔立ちだったら良かったのに。 ショー、芝居、ショーの3部構成だけど、芝居では大ちゃんは男性役(しかもやくざ)で自然体で演じれたのではないかな。 芝居自体は観客席のノリは良かったものの、あまり笑えないギャグの連発でいまいちだったかも。 でも芝居部分はおまけのような感じなので良しとする。 その代わりショーの方はさすがに見応えがあったし、ご祝儀の連発でこれは見てて溜息ものだった。 ご祝儀は別とすれば観劇料当日1900円だしお弁当は500円程度で売ってるし終演後に役者さんと握手やら写真撮影やらができる 。数名で遊ぶならいいイベントになるのではないかしら。 劇団は月替わりだけど、同じ劇団でも日によっては演目が変わるらしい。 今度は演劇初心者(飲み友達w)も誘ってこようかなと思案中。
2010-08-22
■「101年目の太宰治 -冬の花火 春の枯葉-」 長崎チトセピア小ホール
14時〜 2500円 F's Company、ゼロソー
初F's Company、「フーズカンパニー」と読むらしい。 なんだか食べ物の会社みたいだな。 ゼロソーはおなじみ河野さん、松岡さんがいらっしゃるのだけど、なかなか福岡での公演がない。 前回のギムナジウムはちょっと内容的にどぎつかったので、今回は古典だし、ちょいと柔らかいかなと・・ どっこい、古い時代を覆すかのような女性が主役だ。 まずは「冬の花火」子どもを連れて実家に戻った娘、数枝(松岡優子)は育ての母であるあさ(篠崎雅)を慕っている。 出戻り娘を恥じる父伝兵衛(田中がん)の言い方は強烈。 いくら昔のことといえきついな〜 普通にみて数枝はそこまでも堕落していない。 それなのになぜここまで娘を追い詰めるのか。 それに比べてあさは盲目的に娘とその子睦子を愛し、世話する。 義理の仲でありながらのこの仲の良さは罠がありそうだったけど、あさが不治の病(癌?)で寝込んだことで全て帳消しになる。 数枝を慕う村の若者清蔵(川内清通)の狂気は伝兵衛と同じくありえない恐さだった。 さて、花火は何を象徴していたのだろう。 季節はずれにやることでの虚しさ、肉親でありながら心が通わないやるせなさ。 よくわからないなりにおもしろい作品だった。 これが太宰なのか。
もう一本「春の枯葉」どろどろとした男の女の関係を昔の女さながらの我慢強さで魅せた作品。 教師の野中弥一、節子夫婦はうまくいってない(田中俊亮、ますながあすか) 弥一は下宿している女性菊代(松本恵)と関係をもっている。 その兄義雄(古田翔太郎)は事実を知りながらも何もいえない・・・うひゃーという展開だったけど節子の耐える部分と奔放な菊代の対比がおもしろかった。 菊代役の女優さんが実に魅力的で、ほっそりした肢体である場面で踊ったのだけど、それはそれは魅力的だった。 その兄が小太りでその差も際立ったと思う。 枯葉は。。。。古くなり魅力のない人間関係を示しているのだろうか。 とにかくどちらも大変おもしろく、長崎まで一人で来た甲斐があった。 初めて福田さんを見たけど若いっ! 河野さんと同年らしい。 太宰を演ろうと思う試みこそ素晴らしい。 しかも太宰の提案は宮崎の永山さんだったと。福岡もガンバってw これからも見逃せない劇団だ。
2010-08-20
■「髑髏城の七人 〜アカドクロ」 ぽんプラザホール
19時〜 800円 大学演劇部合同公演
いよいよ始まった、ぽんプラザホール10周年記念、福岡・九州地域演劇祭の演劇公演。 まずは若い力、大学生によるアカドクロ。 最初に聞いたときは驚いた。 あの偉大なアカドクロを大学生が??? 大丈夫だろうかとはらはら。 最近はあまり大学演劇を観ていなかったせいもあって不安が増大。 しかし、その不安は杞憂だった。 いやもう元気!楽しい!!若い!ぴちぴち!! 男子も女子もパワーあふれていた。 役者たちも乱暴だけど全然飽きなかったし、ほぼ原作に忠実な再現もとても好ましかった。 ゲキ×シネでアオドクロ、アカドクロを見たのはもう5年も前だ。 映画館で拍手をしたのは初めてだった。 ちょこちょこミスはあったのだが、そんなことが全く気にならないくらいのスピードがあった。 120分が短かった。 織田信長の亡霊に取り付かれている影武者の二人。 それぞれの方向は違っていったけど、周りを囲むさまざまな者たちが強引に関わっていく。 笑いあり、涙あり、迫力満点の立ち回りありで、殺陣も本格的だったし、それぞれの役者が自分の位置をしっかりわきまえ、演じていたのが総勢50人という多さでも、ごちゃごちゃ感が全くなかった。 スタッフの熱意も伝わる今回の作品だったがトップバッターにふさわしい作品だった。
2010-08-18
■「日本の放浪芸」演劇書を読む会
19時〜 赤煉瓦会館
読みやすかった。 普通に読み物として読めたし、演劇の原点として古くから存在していた放浪芸の数々を知った。 個人的にはあまり門付けとか万歳とか知らないのだけど、お正月の余興としての獅子舞や、お祭りの類に関してはこの延長線にあることを確認した。 私の祖母や祖父が割と芸達者だったのがそういう環境にあったのかと納得のいったことだった。 最近は大道芸の公演も見ているので、そういうパフォーマンス絡みの舞台というものの起源が分かった気がした。 パフォーマー(表現者というのかな)の方が参加していたので、より深いところまで解説してもらえた。 話はあちこちに飛んでいき、ストリップや神楽の話で盛り上がり、観てみたいという欲求が高まる。 しかし・・・ストリップを見るのは厳しいよ(^^;; 舞台というより観客席のほうが気になるわw しかしこれだけの人数でもそれなりに楽しいのだからもっとたくさん集まるともっともっと楽しいだろうなと。 参加者が増えないかなー 次回は10月第三水曜日、課題書は「演出家の仕事」(岩波新書) 栗山 民也
2010-08-12
■「大河の一雫」 大野城まどかぴあ小ホール
18時半〜 1000円 演劇銭団Do-リンク場
一昨年の「大河の一滴」をスケールアップさせたものと聞いた。 どんな作品だったか完全に思い出せなかったのだが、見ているうちに思い出した。 そうそう”しなの”ってすごく背の高い派手な女優さんが演じていたような気がする。 今回は割と地味で現代風な感じ。 マリーアントワネットのように定めに逆らって強いけれど悲惨な最後を遂げるような女。 時代物が苦手な私でもわかりやすかったのはオール創作だからなのかな? 藩主の息子忠清は”しなの”と”ふじ”を側室としているが本命は”しなの”のようだ。(ネーミングはたぶん林檎だw) 忠清はすごくいかれた男だった。 そういう風にバカ息子を演じてた河井さんは良かったと思う。 昔の世襲制は逆らえないものであったから逆に大変だったろうと思うが。。 結局は親からも信用されなかった忠清はあわれだったなぁ・・ 影蔵役の藤井さんはよく劇場でおみかけするのだが舞台を観るのは初めてかも。 いい味出してる。 彼の役割はよくわからなかったけど魅力のある演技でした。 個人的にはこれはしなのとふじの話だと思ってるので、その二人がとても上手で女をうまく表現しているところが全体を締めていたと思う。 割と重要なのにあまり目立たなかった虎はちょっと残念。 それからせっかくの時代劇だったのに、私の年代の客が少なかったのはなぜだろう。 絶対うけると思うのだけどな〜 まどかぴあも幅広い観客層を取り込むことが今後の課題だろう。 金銭的に余裕のある世代はいいものに出費は惜しまないと思うし。 そういえば。。。川崎さんは出てなかったなぁ。
2010-08-10
■「×」 テアトルソネス
19時〜 2000円(ワンドリンク付) sway芝居ツアー
警固の雑貨屋さん、swayが芝居ツアーをやる。 これは意外だったけど、もともと店長さんが演劇をやっていたらしいし、ソネスの店長さんも演劇人だったということで始まった企画のようだ。 ソネスでは今までも芝居や落語、ライブなど結構やってきてるようで、場所としても問題なし。 若い福岡の演劇人も出入りしている。 こういう場所があるっていいことだと思う。 昔福岡のミュージシャンが照和に集まってきていたように、ここで育つ、ここで励まされる、そういう場所なんだと思う。 ツアーはソネスの前に写真屋さんのalbus、ソネスのあとに佐賀のシエマで行われる。 ワンドリンクならぬ、ワン使い切りカメラのアルバスでの評判が上々だったので楽しみにしてきた。 飲みながら観れる芝居ってそんなにないからうれしい、どれだけ飲んべなのかw ビールでほわっとした気分の中でまず 「BEERbeer」ビールとは思えない缶飲料をはさんで面接担当の女と面接にきた男。 ちらしをよく見てなかったので、まさかswayのかたが出るとは思わず、びっくり。 しかし。。。いい感じでノリもよくイケイケの面接官を演じるswayのオーナー、小柳有紀。 対する男はガラパの松野尾亮。 小気味のよいかけあいで頬はゆるみっぱなし。 しかしアルコール度数90パーセントって(^^;)ビアビアおそるべしw 二つ目は「川のほとりで」男2人が川のほとりで石を投げたりして会話してる。 突然ぎょっとなることを言い出した一人の男。 もう一人はたじたじとなって・・・ 同じく松野尾さんとswayの小林店長。 松野尾さんはおなじみだけど小林さん、雑貨屋さんだけどほんとはバリバリ役者さん?というくらい上手だった。 しかしいつもノーマルでない松野尾さんだな〜ww 3つ目は「あなたとあなたの境界線」双子の姉妹(小柳、横山祐香里)から結婚を申し込まれ困ってしまう男(小林民治)実は忘れている子どものころの体験がきっかけだった。 妹は姉を非常に思いやっているようだが。。。。。 よくわかんないけどおもしろかった、口調とか格好とか。 短編はスピードが大事だな。 20分くらいずつの公演だったので密度濃く、なんといってもソネスの雰囲気がよく十分に楽しめた。 3箇所7公演だが、全て演目の種類が違うらしい。佐賀公演の場所はTHEATER CIEMA。 サイトで見るといい雰囲気のところのようだ。 今回はいけないけどいつか行ってみたい。 終演後ににまた友達と飲みながら芝居の話。 この時間が幸せで°+(*´∀`)b°+°演劇を見るのさ。
2010-07-28
■「インセプション」 映画
無料
マイカルのポイントカードを使い鑑賞。 ディカプリオ、渡辺謙主演のうわさの映画。 これは絶対おもしろいはず!という先入観は持たないようにしてるのだが、期待でわくわくなのはTVであった1時間の宣伝番組を見たせい。 スタッフや共演の役者たちがこぞって渡辺謙を褒める。 まあ日本の番組だから多少の気遣いはあるのかもしれないが、それでもディカプリオのことばには説得力がある。 日本人としてすごく嬉しい。 日本より海外向けの役者さんだといえるのかも。 それは英語ができる、というのが重要そうだけど、彼の英語はあまりネイティブではないような感じ。 私もしゃべれないからよくわからないが、ことばより体全体で他国の人ともコミュニケーションがとれる人物というか。 「ラストサムライ」でも派手ではないのだけどじわっとくる魅力があるな〜と思っていた。 大病を克服したという自信からもくるものかもしれない。 悟りの心境? コブ(ディカプリオ)は他人の夢に入りアイデアを盗みだせる。 その特技を見込んだサイトー(渡辺謙)は「インセプション」を彼に依頼する。 今までやったことのない、いや実はやったけど失敗した「インセプション」をわが子のためにやろうとコブは最強のチームを作り、実践していく。 はたしてミッションは成功するのか? スパイ大作戦のように各部門のスペシャリストが一堂に会し、わくわく。 夢の中の夢の中の夢の中の夢の中まで行っちゃって、わけわかんない状態ではあったけどそれが一斉に醒めるシーンは圧巻であった。 すごいーよくこんなこと考えつく〜O(≧▽≦)O コブのプライベートの描写が生々しくて、妻との妙な状態やら子どもとの別れやら、でも究極の愛であることは実によくわかる。 世の中コブのような天才ばっかりだったらやっぱりこういうことを考え実践するだろう。 普通は望んでも叶えられない、それが現実なのだから。 妻役のマリオン・コディヤールはそうでもなかったけど、アリアドネ役のエレン・ペイジは良かったな〜〜 こんな雰囲気が好き。 男優では主役の2人はおいといて、好みはキリアン・マーフィー、道化っぽい役だったけどかっこいい(*^^*) とてもおもしろかった、それの一因として理解しやすい内容だったのがあげられる。 SFではあるが夢という誰もがもってる存在をうまくアクションに繋げた作品で、痛かったけど・・大変おもしろく観れた。
■「アームストロングコンプレックス」 甘棠館Show劇場
19時〜 2500円 劇団ショーマンシップ&ネクストジェネレーション
もう一度観てみようかと。 千秋楽前日に。 リピータ割とかあるとうれしかったけど、なかったので当日朝電話したら前売り予約ができた。 2回目の観劇はつらつら思うことも含めて十分に楽しめたかな。 どうして芝居をわざわざ(遠くまで)観に行くのか。 私は何を観たいのか。 劇場に入るまでず〜っと考えこむ。 終了して楽しかった〜と思う。 単純だけどこれしかない。 もちろんおなじみの劇団やご贔屓の役者さんなど目当ては多い。 ショーマンシップの公演はあまり観ることはないけど、こういうコラボをまたやってくれるといいなと思う。 一番出演役者数の多かったのはガラパかな? 持ち味のあるメンバーが多いので納得。 多田さんはいつも可愛い役をやるのだけど、ちょっと今回は声のトーンがあがり過ぎだったような。。 掘るなのときの役が非常に落ち着いた感じでよかったので、そういう役だったらよかったな〜 個人的には芳年の時代の場面のほうがぞくぞくする感覚がよくでていて好きだった。 やっぱり川口さんが最高。 彼のこんな役者っぷりはしばらく観れないかもしれない。 そう思うと食い入るように見つめてしまった。 興業的にはショーマンシップの地場を利用した形になっていたので、ネクストジェネレーションのお披露目にもなったのではないかな。 観客や劇場の雰囲気を楽しむ、ビフォーもアフターも楽しめる、そういう点が良かったと思う。 演劇の技術面に関してはどれだけ見てもわからないことが多いので他の人の文章を素直に取り込めるよう努力したい。 それでもわからないときは・・・ごめんなさい。 終演後にこないだ購入しそこねたブロマイドのくじ引きをする。 球の色に応じて2枚から1枚を選ぶ。 うっ・・・究極の選択・・・ ということで3回引いて、この3枚をゲット♪ うれしい(*^-^*)
2010-07-24
■「コンパイル」 ぽんプラザホール
20時〜 1200円 劇団無名
無名の小田さんは真面目で不器用そうに見えるけどそこがいいのね〜 いろんなところに客演されてるのはたぶん役者としての協調性を買われているのではないかと。 で、その彼の劇団無名の今回の本公演はなぜか池田商会の安倍さんの脚本にて。 コンパイルって昔(30年とか)プログラムを高級言語で組んで、コンパイル&LINK&GOってやってたような? 忘れたけど。 そのコンパイルしか思い出さない。 機械言語への翻訳って意味だったんじゃないかな。 この作品がなぜコンパイルなのかはいろんな出来事は各自の解釈(コンパイル)によるものということか。。 いや違うか、まあ、そんな題にこだわるまい。 前説で派手な金髪おねえさん(ローラ)が出てきて煽る煽る。 もうちょっと客席が埋まってればもっとノレたのでなかろうか。 お話は不倫中の間男(藤原)が相手(良子)の亭主(吉田)の帰りをを察知して逃げたのがマンションの隣の部屋だったって場面。 そこの住民の小説家(安倍)がまさに睡眠薬?を飲んでがっくり眠りについたとき。 パンツひとつの藤原はあわてて安倍を隠し、出版社系の訪問者(小田、花田)に対して小説家を装う。 花田から見張られている藤原は嘘の上塗りをしていき、どうしようもない状態に。 最初はちょっとゆるゆる進んでいたけど、後半はテンポよく楽しかった♪ よくキャラが立つって言うけど、あれはキャラクターとして成立してるという意味? あまりそういう見方をしたことがないんだけど、こういう人っているのかしら?とかはよく思う。 でもお芝居って非現実の世界なんだからありえない人物でもいいんじゃなかろうかと。。。 (この辺でやめておこうw) 実際の人物の名前と状況を模写して使うって芝居の手段としてあるのでしょうね。 ただし、本人でなく違う人物が演じているというやりかた。 舞台作家さんはみなさんかなり苦労して書いているようなので。 ここでは脚本でなく小説だったけどたぶん似ているのだろう。 しかし安倍さんの作品って池田で見たときはホラーっぽいものが多かったけど今回はシチュエーションコメディで。 ときどきわかんない話が入るけど随所に笑えるところがあって、さすが玉屋育ち。 ただ、それなりにおもしろいと思ってみたあとあまり印象が残っていないのがもう少しかな。 私の想像力の貧困さが原因だろうけど。 冨永エリさんは上手いな〜〜 なんか年のことがネタになってたけど、十分に人妻の色気があったよ! 藤原役の田中くん、すごく上手だけど、人妻と不倫してるから不真面目なはずなのに真面目っぽくて可笑しかった。 そういや裏切りの街の男の子役も田中くんだったね(苦笑 日替わり一発芸が劇中にあったけど・・・・・ あのネタ、わ、わかんなかったよエリさん(;´▽`A``
2010-07-23
■「アームストロングコンプレックス」 甘棠館Show劇場
19時〜 2200円(早割り) 劇団ショーマンシップ&ネクストジェネレーション
甘棠館Show劇場10周年の記念にショーマンシップが甘棠館を旗揚げ場所とした劇団に声をかけ一緒に記念公演をしようというものらしい。 仲谷氏が非・売れやガラパなどに歩み寄ったということをどこかで聞いたか読んだか・・ でも、観る側はきっかけよりは結果。 ちらしが驚きのカッコよさ。 出演者全員がイケテル顔で集合。 真面目に血だらけにいつものおちゃらけた面々も気合の入った表情。 このちらしはもう永久保存版。 ショーマンシップのお芝居は昔一回観たけど、こんなに若い劇団員さんも多かったんだっけ?!(栗野さん、中野さん、原岡さん、長尾さんとか) お話ははやぶさ帰還等で話題にのぼっていた宇宙開発にもlinkしているかのような、月の裏側を誰もみたことがない、なんて話。 裏側の写真はかなり昔に人工衛星が撮ってきたのを見たけど、ロマンのロの字も感じなかったな。 違う、月の裏の話ではなく、幕末から明治初期の血みどろ浮世絵師である月岡芳年の話。 田坂さんはこういうの見つけてくるのが上手だな〜 私は歴史ダメなのでいつも感心してみている。 事実を踏まえながらおもしろく脚色するというか、実際彼の一生は病気の部分が多かったようだけど、それをとりかこむ人たちとの関係も含めて生き生きと書かれていた。 妾のお琴とか書生の年景とか。 親友の落合もいい掛け合いをしていたし、他にもたくさんの人々のエピソードがあちこちにちりばめられていて、もりだくさんの内容だった。 芳年役の川口大樹さんは久しぶりの役者で主役、まじで惚れましたねー!! 周りの4人の画家たちもそれぞれの思いを秘めて魅力的だったな〜 老人の役割はちょっとわからなかったけど(^^;) それに、あまりに出演者が多くて最初は繋がりを探って行くのが大変だったけど繋がりが見え出したらおもしろいこと! お芝居は後半がヤマだな〜 結局あのかぶとの意味はなんだったのだろう? タイムマシン的なものか暗示作用のある機械なのか。 静さんはゆうれい?超能力者? 見えないものが見えるようになるとしたら・・・・それは幸福なのか不幸なのか。 最近の憂いごとだ。 終演後には仲谷さんの挨拶、ネクストジェネレーションへの期待がたくさんつまった温かいものだった。 有難いよね〜 物販は多少高めだったけど、ショーマンシップのファン?らしきおばちゃんがみんな買ってたので、私も一口 確か「全ての犬は天国へ行く」ではブロマイド売ってたんだよね。キャラメルボックスみたいにブロマイドとか売ってたら絶対にもっとたくさん買うのにな〜 はい、売ってました(^^; 抽選だけどw





それはそれは不気味な子でした(ごめんなさい^^;)老人役はそれなりに似合っていたかとw`
実は(7.28)も見にいったのですが、結局仲谷キャストだったのでちょっぴり残念、原岡さんも見たかったです。