「ガリレオ 容疑者Xの献身」 映画

teru10162008-11-12

レディースディ 1000円 
東野圭吾は何冊か読んだ、ミステリーは好きなのだが、あんまり細かく伏線をはっている小難しいものは頭悪いしダメだ。 この容疑者Xは、トリック的には最初からネタバレで・・・(こういうの何て言うんだっけ?) それを立証していく話。 まあ役者の好みもあって、涙もろく拝見した。 最高なのはやっぱり堤真一。 ここのところ彼が出ているのは惚れ惚れな映画が続いていてかなりのファンになってしまった。 顔もいいし、男らしいんだけど何より人間くさくていいなぁ〜と思わせる。 まじで隣に住んでいるお兄ちゃんという感じだ。 松雪泰子はよかったんだけどこんなアホっぽい女性よりはDMCの女社長や五右衛門ロックの真砂のお竜のような役のほうが好み♪ 原作やTVドラマは見てなかったので、いきなり内海役の柴咲コウがいきなり湯川役の福山に頼るシーンはシリーズ物を感じさせる常連好み?っぽくて、ちょっと複雑な感じだ。 でも立ち直って感情投入。 おもしろい、セリフのひとこと、ひとことがにぶい私にも響いてくる。 歴史や政治経済より、数学、物理が好きな私にはすっごく心地よい映画だった(^^)v しかし、いつも思うんだけど、映画のパンフレットってよくできてる。ストーリーやメイキングなどなど、すっごく細かくて、これで600〜800円くらいだもんな〜それに比べたら演劇のパンフレット・・高過ぎ。。しかも写真集なのがほとんど。重いので本棚が壊れそう(^^; どうしよう?このパンフの山・・・

「おくりびと」 映画

レディースディ1000円 

これは最高!!! いや〜〜すごく感動。 やっぱり年齢のなせる伎か・・ 或いは登場人物の人生に自分の重なる部分が多くあるのか。 どちらにしても、人間本来のあるべき姿を切々とうたったところにこの作品の良さがあったのだろうと思う。 これは夫に見せたかったな〜〜  話の設定は無理がある部分もあると思うけど、マイナーな職業にスポットをあてて、それに付随するものを見せる。 自分の知らない世界を見ただけでも十分に価値はあった。 しかも久々の広末が可愛い!!! この子の唇ってすごくセクシーだと思いません? 本木君の演技も素直に感動できたしね、ちょっと太った??w まだ身内の葬儀は1回しか経験がないので、情報としてもばっちり。 昔「お葬式」って映画あったよね・・あれ、すごく観たかったのだが、なんだか死者を冒涜するような気持ちがあったのも否めない。 結局未見なのだが、今なら観れそうな気がする。 作品を見てすごく感動した以上に、公式サイトにかきこみのあった葬儀関係者からの投稿が胸をうたれた。 実際に経験あるものとそうでないものの違いをまざまざと思い知らされた。 ロングラン(って言うんだっけ?映画でも)の予感がありありなこの作品。 ぜひ実際に観てそれぞれの思いを昇華させて欲しいです(^^)v

「ライオンキング」 福岡シティ劇場

18時半〜 10500円 劇団四季

11月のLKは10月末の6000回に引き続いてのメジャーメンバーで。 内田ムファサ、遠藤ラフィキ、雲田ザズー。 いつものように心地よい舞台に身を委ねながら・・・・なぜ四季ファンっているのか。 なぜアンチ四季っているのか・・・変なこと考えてた。 演劇の歴史について今ちょ〜っとだけ勉強しているので、浅利氏の設立した劇団四季ってのが極最近の歴史だということを知り、演劇ってのは元々こんなエンターテインメントなものではなく、ひとつの表現方法として実験的なものであり政治的なものだったのが発端だったと知り、確かに今でも若干残っている、アングラ劇などを観たりするととても楽しんでみるものではないのだ。 絵画や美術、音楽や書、他さまざまな表現を見聞きするにつけ、誰か他の人を喜ばすというより、自分自身を閉じ込めないためのもの、或いは思想実現のためであるような感じがして。 うーん。。 なんと言っていいのかわからないけど、だから四季のような(或いは浅利氏のような)企業としての演劇は良しとしない人はすっごくたくさんいる。 その感情も最近では少しわかるようにはなってきた。 だけど、自分の生活の一部として、演劇を考えた場合、私(私にすらストレスはある)の発散場所として劇場を選んだときにあまりに重いものはゴメンなのだ。 TVを観ないのでなおさらなのだが、無邪気に笑いたい、泣きたい。 これが私が演劇や映画を観るコンセプトなんだと思う。 体調や感情の穏やかなときはすごく考える演劇、映画もいい。 自分のバイオリズムと演劇、映画の内容がぴったりあったときが最高にいいものを観たと言えるのだろう。 まわりには劇評家がうじゃうじゃいるので、具体的なことはそこでみればいいのだから楽ちんだ。 いろんな目によって演劇が向上していけばそれでいいと思う。 映画はよくわかんないがw  三雲くん、頑張ってるね♪ いいぞ(*^-^*)