「スーザンを探して」 シアタークリエ

teru10162009-01-11

13時半〜 12000円 東宝製作ロックミュージカル
劇団四季を辞めた保坂知寿さんが大好きなので、復帰後第一弾の「デュエット」に続いての観劇。 といっても狙って観たのではなく、連休で先に東京行きを決めてから何があるかを探しての観劇。 偶然とは言えうれしい♪ やっぱり縁があるのかしら〜w 冗談はさておいて、2度目のシアタークリエ。 前回は場所がわからず、有楽町の駅からタクシーに乗ろうとして乗車拒否されたが、今回は余裕で日比谷公園の散策や皇居、帝劇あたりの散歩を含めて、よく歩いた。 派遣村のあとをちょっと見てみたかったが、興味本位で観光をしてはいけないと思いなおした。 いい天気だったので公園内では観光客や、家族連れ、学生などが楽しげにしていた。 さて、シアタークリエ、3列目上手でばっちりのポジショニング。 極普通の主婦ロバータ保坂知寿)は夫(山路和弘)とうまくいってない。 新聞広告でスーザン(真琴つばさ)という女性の存在を知り、憧れる。 偶然会った後、スーザンのジャケットを手にいれたロバータは、いろいろな事件にまきこまれていくが・・・  とてもわかりやすく、且つ先が楽しみな構成で、2時間半があっと言う間だった。 スーザンが非常に魅力的、お金はないのについ払ったりかまったりしてあげたくなる。 ロバータとの違いが大きかったので、おもしろかったのだが、知寿さんが小さく見えてちょっと残念。 かといって、彼女にスーザンは似合わないしね。 スーザンの恋人ジェイ(吉野圭吾)はやっぱりかっこいい♪  今回はダンスシーンは少なかったけど、ロックライブのシーンがあり、思わず拍手しようとしたが、誰もしない??? まあ、今回も観客年齢層が高めだったし、スタンディングで踊れとまでは言わないけど、拍手くらいはね〜・・・  ロバートと恋におちるデズ役は兄弟デュオ狩人の兄、加藤久仁彦。・・・・・はっきり言って、下手。 どうしてこの配役になったのかがわからない? 他のすごい俳優たちに比べて劣ることこのうえない。 そりゃ、歌はウマイけど、演技がまるで・・どうにも魅力が感じられなかった。 アンサンブルの男女は若くて、元気で、ダンスがステキ♪ これは見応えがあった。 大浦みずきの降板のちロバータの義姉役に杜けやき。 いいねー宝塚も年齢を重ねたほうが味が出てくる。 知寿さんのパンク衣装はスチール撮影用だったみたいで本編には出てこなかった。 残念だな〜どこで変身するのか楽しみだったのにw 全体では値段相当の豪華さはあったものの、ちょっとちぐはぐな部分も否めない舞台だった。 早く知寿さんの魅力が最大に出ている舞台を観たいな〜

「秘密の花園」ネタバレ ザ・スズナリ

19時〜 4000円 劇団東京乾電池

スズナリ。 こういう劇場って好きだ〜〜東京の小劇場はいくつか行ったけど、どこも歴史を感じさせるというか、味があるというか。 古いし暗いんだけど、わくわくする♪  福岡だったらシアターポケット(今はない)アトリエ戯座、テアトル箱崎など・・でも、全く同じ感じの小屋ってないなー  東京行きを決めてからピンポイントで公演を検索。 他にいくつもあったのだが、下北沢に行ってみたかった。 駅に着くと「演劇の街、下北沢にようこそ」の幕。 各小屋の公演案内が掲示板に一同に貼ってある。 (劇)小劇場、本多劇場、駅前劇場、などなどなど・・ ひゃ〜〜うらやましい・・・  さて、スズナリ。 開演前に劇場前に整理券順に並ぶ。 道路にはみでちゃったりするもんだから、劇団員が整理におおわらわ。 なんと主宰の柄本明も出てきて、行列整理。 かなーり感動したんだけど、出演前の役者がこんなことしてていいんかい?と心配。 心配は不要だった。 彼は最初と最後にちょっと出てきただけだったw  初演のときは主役だったそうだ。 実は初演のDVDを半額で購入していたのだが、まだ観ていない。 よかった、今回の観劇のちに見ることにしよう。 狭い舞台には古い家の中のセット、上方には木がおおいかぶさり、上手にはちょっと戸外の部分もある。 アキヨシはキャバ嬢のいちよの家に通いつめているが、彼女のヒモの大貫に金をとられてばかり。 菖蒲湯の日に指輪がとれなければ結婚しなければならない彼女にアキヨシは姉もろはの指輪を差し出す。 その後アキヨシの結婚話に動揺したいちよは・・・ 大筋ではわかるが、細かい部分は各自の想像力にまかせる、というところか。 なぜ漆が出てくるのか。 どうして菖蒲なのか。 山ほど出てくる医者達のや役割はなんなのか。 バカ殿のような白塗りの殿とは? 大雨の日にボートで脱出すのも・・・脈絡がなさそうで、実は入念に入り組んでいるのかも。 アキヨシのエディップスコンプレックスを指摘するいちよは本質を言い当てている。 それにしても嵐のシーンのあの雨はものすごかった。 前列の人はかなり水かぶったんじゃないだろうか。 あとはトイレ(なんと戸外だよ)内での首吊り。 これはもう恐ろしいなんてもんじゃない。 生々しくリアルでほんとに驚いた。 演出は柄本明の妻、角替和枝、名前は知っていたけど、奥さんとは知らなかった。調べてみたら、すごい女優さんだった(^^;; 出演作いっぱい。 カーテンコールでは役者紹介、日程の紹介、18日まであるそうだ。 あー東京にいるのならもう一度みたい! というわけで素晴らしい舞台に出会えて幸せだった♪ その後、一緒に観た友人と美味しい食事、お酒で、東京の夜を楽しんだv(^∀^*)サイコー!