Dropboxアプリ制作の流れ

Dropbox API(REST API over HTTP)を利用するAndroidアプリを製作したときのメモ(Android以外も多分同様)

大まかな流れ

  1. Dropboxで通常のアカウント作成
  2. ディベロッパー登録
  3. 製作するアプリの情報を登録(アプリ名、説明など)
    • OAuth の Consumer Key と Consumer Secret が発行される
    • このキーにはまずは開発版のAPIアクセス権が与えられる
    • 開発版なのでアプリ製作者のアカウントでしかAPIを利用できない
  4. SDKのダウンロード、開発、テスト
  5. アプリの公開申請
    • キーのAPIアクセス権をプロダクト版に変更するための申請
    • これが通ると全てのアカウントからAPIにアクセスが可能となる

ディベロッパー登録

通常のDropboxのホーム画面の下に開発者用ページへのリンクがある。

ここからディベロッパーホームへ行き、左のメニューから「MyApps」を選ぶと初回だけディベロッパー規約の同意が求められる

同意するとアプリ一覧画面になる。

製作するアプリの情報を登録

アプリ一覧画面から「Create an App」を選択。

アプリ名と説明を入力

これでアプリ一覧画面に今登録したアプリが表示される。アプリの詳細画面に行くと OAuth の Consumer Key と Consumer Secret が確認できる。開発にSDKを使用する場合は OAuth の部分はSDKがラップしているので OAuth を知らなくても大丈夫。

SDKのダウンロード、開発、テスト

ディベロッパー用ホームのメニューに「Client Libraries」というのがあるのでそこからSDKをダウンロード出来る。SDKのドキュメントは無い(笑) SDK に同胞されているサンプルコードやライブラリのソースコードを見るか、ディベロッパーフォーラムを検索する。ググるのも吉。

アプリの公開申請

アプリ詳細画面 => Options => 「Apply for production status」で表示されるフォームに記入。企業用みたいなフォームだが個人でも大丈夫。

この申請を行うとどうなるのか・・・

This will submit your app to our reviewers. Our reviewers will be looking to make sure your application adheres to the API terms and conditions and branding guidelines, ensure your company URL and email is correct, and meets the most basic technical/performance standards (ie. it works).

ということで、レビュアーに送られて規約に準拠しているかや、動作に問題がないかなどが検証されるそうです。が、私の場合は申請後は承諾されるまで一切連絡はありませんでした。
そして
50日後
にようやく「申請通ったよ」のメールが来ました(笑)