世界一周

12月は2週間の出張でした。1週目はアメリカのサンディエゴ、2週目はスイスのジュネーヴ
今回は日本へ帰らず、そのまま、アメリカからスイスへ!そのあとで日本へ帰国。
つまり、世界一周だったわけです。ぼくにとっては初めての体験でした。

ちょっと心配だったのが、アメリカからスイスへ行くまでの飛行機。サンディエゴ→フィラデルフィア→フランクフルト→ジュネーヴという旅程。
職場のある人からは特別な部屋へ連れて行かれて徹底的に検査されると聞かされていたのですが、日本から入国したサンフランシスコ空港では特に何もなく、一般の人と同様に、指紋と顔写真をとられただけでした。サンディエゴで搭乗するときもふつうのセキュリティチェックで終わりました。
出国の時はフィラデルフィア空港でしたが、乗り換えルートはちょっと遠かっただけで簡単に見つかり歩いてゲートまで行くことができました。
その近くでおいしくない寿司も食べてしまいました。この時点で日本食を切望していたためです。
海外で食事して問題ない期間は5日ですね。それを超えると日本食が食べたくなります。
ゲートでいったんチケットを発券してもらいました。これは航空会社が変わるためで、一度、サンディエゴでチェックインしていたのですが、フィラデルフィアからフランクフルトへ行く空港会社が異なるので再度チェックインが必要とのことでした。
その後ゲート近くの椅子に座っていたところ、空港係員がやってきて、「おまえはアメリカ市民か?」と聞かれました。「違う」と答えると、なにやら説明してくれるのですが、よくわからない。「わからない」と答えると再度教えてくれて、どうやら指紋と顔写真を再度とられる必要があるということでした。その端末の近くまで案内してくれました。
その端末は、コンビニとかによく置いてある端末で大きな液晶画面と指紋読み取りとカメラがついていました。その横に係員がいて、やり方を教えてくれました。最初に左手の指紋、次に右手、それから顔をカメラに向けて撮影。で、おしまい。二次元バーコードが印刷された紙一枚をもらい、それをパスポートに挟んでおきました。それ以降、その紙は使っておらず、今もまだパスポートに挟んでいる状態です。今度アメリカに行くときには入国が楽になったりするのかな?
フランクフルトまで9時間のフライト、ちょうど起きている時間とぶつかったのか、全く眠くならず。しかしここで寝ておかないと明日眠くなってしまうので、とりあえずアイマスクをして目をつぶっていました。どのくらいしていたのかはよく覚えてませんが、とても長い時間に感じました。ところどころ眠ったときもあったかも。残り2時間のフライトと分かった時点でもう眠くないので起きることにしました。このとき「ステップアップ」というダンスの青春映画のラストを見ることができました。飛行機はプライベートビデオシステムではなく、みんなでスクリーンを共有するタイプ。なので、たまたま上映していた映画がそれだったので、ラッキーでした。
フランクフルト空港の乗り継ぎは初めてではなかったのでそれほど不安もなく。
セキュリティチェックでは、液体やジェルを透明なパックに入れることになっているのですが、ぼくはその中にひげそりや歯ブラシも一緒に入れておきました。使うタイミングが同じなのでそうしておいたのですが、サンフランシスコではこれが指摘されませんでした。しかし、フランクフルトではちゃんと分けてくれといわれてしまいました。しかたなく分けましたが、おもしろかったのは、サンフランシスコでは指摘されなかったことが、フランクフルトでは指摘されたこと。国民性の違いなのか、その人の性格なのかわかりませんが。
スイスのジュネーヴ、入国審査で驚いたのは、パスポートをろくに見もせず、質問もなしで「はい、どうぞ」という手振り。フィラデルフィアからフランクフルトに入ったときも乗り継ぎだったので入国審査はなしにもかかわらず、スイスは、スイスイ(すみません)入ることができました。

日本へ帰ってきた当日は寿司食べました。その翌日はみそ汁と納豆。ようやく生き返った気がしました。やっぱり食事が重要です。


サンディエゴの太陽はまぶしい

レマン湖の140mの大噴水