now’s the time 徹宵堂

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2019/01/03(Thu)

[][] Prince In The Studio

あけましておめでとうございます!という元旦の朝7時。

一通りメールとかLINEとかFBとかも見たので

本でも読むことにする。

で、いきなり最初の写真からぐっときたので、実況中継的に

メモしながら読んでいこうかなと。

プリンスは蜂蜜入りの紅茶を飲んでいた。

コントロールルームで、ドラム以外の全ての楽器が録音できるようにセッティング。

ヴォーカル録音用のマイクがコンソールに。

プリンスのドラム 2バス 4タム 2フロアタム

テープ倉庫に2000を超える未発表曲。

メジャーレーベル史上、デビューアルバムを自らプロデュースした初めてのアーティスト

「この19歳はアルバムで27種類の楽器を演奏し」


セカンドアルバム。スタジオは女人禁制

24chマルチの16トラックしか使わなかった。卓はAPI


3rd Dirty Mind 卓はAMEK ヴォーカルはU47 GML のプリ アンペックスMM1100


4th アルバム サンセットサウンド ロックアウト

16chの3M スレーブで24ch ミックス用のマスターレコーダーは2ch2.5inchの3M

Dr OHにC414 スネア、トップ、ボトムにはSM57 キックには451 ルームマイクは使わなかった

ドラム録音にはクリックは使わない。ギター、ベース、シンセパンチインは自分でやる!

ヴォーカル C12tube オーラートーンのスピーカーでモニター ヘッドホンは使わない!

「プリンスはとにかくナイスガイで、気分にムラがなかった。・・・ただ物静かなだけ」

テープコンプレッション、コンソールへの過重負荷、ボーカルのモニターもれ が

彼のヴォーカルサウンドを作った。

5th 1999 初めてバンドを起用。

9時から5時までの間に、まだ今日すら書かれていなかった状態からマスタリングまで。

超人的な労働意欲

自宅スタジオ構築中。 サウンドクラフトの卓。MCIの24MTR ウエストレイクのモニター

リン の LMI


ここからは1月3日 朝

Purple Rain

ヴォーカルにはマイクを二本。U47とC12?

レキシコンのディレイ

ベースの入っていない初のナンバーワンヒット

サンセットスタジオのスタジオ3

APIのボード ジェンセン990のプリ 24chアンペックス

スタインウエイに414

食べると眠くなるから食べない

長いバージョンがオリジナルで編集でレコードバージョン


Around The World In A Day

シーラ・E ウェンディ&リサ

一人でやるのをやめる。曲によってはバンドで。

DX7フルート

コンソールはAPI ヴォーカルマイクはU47かMD431の初期バージョン


Parade

ウェンディ&リサとのコラボ

ハイハットやキックで楽器をトリガー

4曲のドラムを連続でファーストテイク

DX7 カーツェルK250

ストリングス:クレア・フィッシャー


うーん、この3枚、完全にリアルタイム。

発売日を楽しみにしていたくらいだなあ。

大学生の頃か。


Sign 'o' the Times

1986年 ペイズリーパークでスタート。

APIのカスタム 

24をカスケードするより24を好んだ

フェアライト Ob-Xa B3

ドラムはヤマハ キックに421 RE20 AKG/D112

スネア57 ボトムに AKG451

tom MD441 421

hh AKG451

OHにU47を1組

ルーム U48 414

パーカションにボスのエフェクター

ベースはライン

ギター メサブギ 57 421

ボーカル 47 か441 エフェクトつけ録り

リミッターは LA-2A



black album 25万枚廃棄。



Lovesexy

7週間で完成。

7人編成のバンドで録音。

エンジニア・Joe Blaney さん!

スパゴーのアルバム二枚でご一緒させてもらいました。。。

プリンスのベース アレンビックかカスタマイズしたプレジション

4人の楽器テック

D-50を多用 ダイナコード

ペイズリーにSSL4000

U47-フォーカスライト-LA-2A

TLM-170

3.5インチのテープマシン



Batman

「聴くことを学ぶ」

「グルーブ・キラー」

ペイズリーパーク SSL6000E A-800マーク3

tr1 ハンドクラップ

tr2 Kick

tr3 Snare

tr4 エフェクトしたマシンのモノアウト

tr9 ベース

tr16 リードボーカル

tr17-24 バックグラントボーカル


何を使うかではなく、どう使うか


Graffiti Bridge

音楽理論がわかっていない

ボーカルはC12 時々247

マイクプリ API か ニーヴか フォーカスライト

GMLEQ DBX160X

パブリソン


Diamonds And Perls

ツアー中にも録音

ロンドン、日本



この本の本編は、Love Symbolまで。

92年だからディレクターになって2年目くらいか。

このアルバムのくだりで出てくる機材は、馴染みのあるものばかりだ。

僕はプリンスマニアだったことはないのだけれど

さっきちょっと書いた3枚以来、最後までリアルタイムで楽曲を

聴いていたのだなあと改めて思った。


とにかく、この本によれば(事実としてだろうけれど)

ずっと音楽を作り続けていた人。

年月という意味もあるけれど、24時間ずっと。

起きてから寝るまで。で、できるだけ寝ない(笑)。


年の初めにこの本を読めてよかった。

さて、仕事を続けよう。

2018/08/18(Sat)

[]村上春樹辞典

村上春樹辞典という本を読みました。

そもそも辞典は読むものなのか、という気もするけれど、

では、逆にこの本を「引く」機会はあるのか、ということで

大人しく頭から最後まで読みました。

あと村上春樹語っていうのも、、用語

まあ、瑣末なことはおいておいて、面白く読みました。

一応、長年の、ある程度熱心な読者でもあるので

ほとんどの項目について何か目新しいものがある訳ではなく、

クローゼットの奥で長年埃をかぶってたアルバムを

見直すようなものだったかな。あ、こんなとこも行ったっけ的な。

35年とか読んでいるわけだけれど、最初の15年ほどの

熱意では読んでいない気がする。

まあ、それでいうと音楽も一緒で、必ず新譜を

発売日に買う、しかも一ヶ月前から楽しみにして、なんてことも

なくなってしまっているかな。

それは自分の年齢の問題なのか、なんなのか。

日々、勉強したい気持ちはまだまだあるので、そこは深く考えず、よしとしておこうかな。

忘れていただけかもしれないけれど、「ダンス・ダンス・ダンス」の登場人物である

牧村拓というのは村上春樹アナグラムだそうだ。

MAKIMURA HIRAKU。

自分の名前でもできるかと思って書いてみたけれど、

苗字にはCHIとか入ってて、組み合わせ的にはCHUしか作れず(ピカチューじゃないんだから)

最悪なのは名前の方で母音4つのうち三つがOだし、Bとかが入っている名前だし(BONOは作れる)。

TOMONOBU KIKUCHI。

で、例によって、読んでいて気になった本とかを三冊もネットでオーダーしたという

顛末でした。

やれやれ。

2018/07/24(Tue)

[][] ロックのウラ教科書。

レコーディング、レコーディングスタジオ、機材がとても好きなのである。

もちろん音楽好きなのだけれど、場合によっては録音行為そのものの方が好きなの?なんて

自問自答したりしなかったり。

なので、こういう本は大好きだったりします!

しかも時代を追い、幅広く。

面白くて一気に読みました。

まあ、さすがに僕も長年プロの現場にいるので、知っていることの方が多かったけれど

こんな感じで整理されていると読むのが楽しいし、あー、そうそうそうだったなあ というような

こともある。

ただ、読み物として読みやすく面白く書かれているためなんだろうけれど、

もうちょい深いところまでぜひ!というような部分もあった。

仕方ないのだろうけれど。

ぜひ、各章ごとに1冊くらいのボリューム(笑)の完全版が

読みたいものだ^^

2018/06/22(Fri)

[]ギター好きが観ておきたい映画。

いろんな切り口があるものだという、映画紹介の本。

音楽映画紹介という切り口じゃなくて、出てくるギターとかギタープレイが

面白い映画を紹介という本。

とはいえ、見ている映画ももちろん結構あるし、

見ていない映画も興味深いものばかりだ。

ミュージシシャンの伝記的な映画を筆頭に、

海外の音楽がらみの映画は、演奏や歌の部分のクオリティ

非常に高いものが多い。

ライブやレコーディングシーンとか、実際にどうやって撮影しているんだろう

と思うものもたくさんある。

俳優さんが歌も演奏も上手いっていう場合(やったことなかったのに映画のために

マスターした例も多いし)も多い。

そして、そこにこだわると時間も予算もかなり上乗せになるんだよなあ。

僕も園子温監督の「ラブ&ピース」の音楽プロデュースをやらせてもらった時は

できる範囲ではあったけれど、できるだけ音楽をやっている人が見ても

違和感が少ないように色々工夫させてもらいました。

本格的な音楽映画にも携わってみたいなあと思います。

この本でいろんなギター映画を見直して勉強!

2018/06/17(Sun)

[]フィリップ・マーロウの教える生き方

今日、注文していた二冊の本が届いた。

一冊がこれ。

チャンドラー、結構好きなのである。元々の翻訳の中でも繰り返し読んでいるものもあるし

村上訳になってからも新たに読んだり、読み返したり。

名セリフというものがたくさんあって、訳によって微妙に違っていたり。

で、英文も当たってみたり。

僕も飲んでいろんなことを言ったりしていて、さすがにこの歳になると

たまには良いこと?も言えたり。でも全然覚えていなかったり。

その中にはチャンドラーから学んだようなこともあるかもしれないし、

全くないかもしれない。

そんなことも含めつつ、読んでいくのが楽しみ。

もう一冊は、これ。

村上春樹の100曲 (立東舎)

村上春樹の100曲 (立東舎)

目次を眺めるとまあ90曲は知っているわけだけれど、

何か語れるような曲はせいぜいその半分くらいだろう。

いわゆる職業としてのプロデューサー(僕はこの役職名があまり好きではない)にとって

僕なりに必要だと思う一つの能力は、幅広く、整理され、関連付けをされた知識

それを必要なタイミングで利用できるか、だったりする。

まあ、一番は、熱意と綺麗事だと思うけど(笑)。

前書きを読むと以前出版された本の換骨奪胎だそうだけれど、それも持っているけど、

こちらも読んでいくのが楽しみだ。

最近、ライフログというほどではないけれど、

日々というよりも細かい単位での記録というか、メモをしたり

している。

二つの考え方がある。

一つは、そして割と一般的な言い方は、忘れてしまうようなことは重要ではない。

もう一つ。これは何かで読んで、それが何かは覚えていないのだけれど、

突然閃いたことは忘れてしまう。だからちゃんとメモをしておいて、

それを後で読み返すことが重要だという考え方。

僕は両方について、そうだよなあと思うような凡人なのだけれど、

後者の方に、大きな可能性を感じたりもする。

メモしながら、読むかな。