FinderやXcodeから/usr/localを開けるようにする

Macでは、/usrなどのUNIXシステム領域は、Finderから通常見れないようになっている。
これはこれで安全なので良いことだが、例えば、/usr/localに独自にプログラムをインストールしていたり、そこに置いたライブラリを呼び出すようなアプリを作っていたりすると、FinderやXcodeから/usr/localを開きたくなる場合がある。
その場合、以下のような手順で/usr/localをFinderのサイドバーに登録すると、FinderやXcodeから/usr/localを開けるようにできる。

1.まず、Finderのメニューから「移動」→「フォルダに移動」を選択。

2.移動先フォルダに「/usr」を入力

3.「/usr」フォルダの内容が表示されるので、「local」をサイドバーの「場所」配下にドラッグする。
注意:誤って、「local」以外のフォルダを、変な場所にドラッグしてしまうと、トラブルを起こす可能性もあるので、十分注意して作業してください。

4.Finderのサイドバーに「local」フォルダが出来る。これで完了。後は通常のサイドバーと同様に開くことが出来る。


なお、サイドバー設定をするとXcodeから/usr/local配下のファイルが開けるようになる。例えば、Xcodeで/usr/local配下のライブラリファイルをプロジェクトに加えたいときは、以下のように「追加」→「既存ファイル」を選択すると、

出てくるファイル選択画面の左側の「local」をクリックすれば/usr/localを開くことが出来る。