今年一番笑った言葉は「むき餅 むき餡」

tetorapot2007-12-31


今日で今年もおしまい。秋口から一ヶ月が過ぎるのが早くなり、今年も気がつけば師走って感じで、そしてもう今日でおしまい。年々、月日がたつのが早くなっていくような。。子供時代、楽しい時間はすぐに過ぎていくもんでしたが、今の状況もそうなのかもしれません。じゃあそんなに好調なのか、と言われれば、、思わず、頬が緩んでしまう私だったりします

今年の映画鑑賞本数は121本。最後の映画は宗教映画の「マリア」でございました。今年の年末は面白い映画なかったなあ。。昨年の184本に比べると随分減りました。なんでこんなに減ったかと言いますと、高槻松竹セントラルが高槻ロコ9シネマプラスという変な名前になってしまってから日本映画旧作の特集上映をやめてしまったからで、昨年も鑑賞本数の半分ぐらいが旧作でそのほとんどがここで見てたので、その分が減ってしまったということです。昨年ぐらいから新作は年に100本ぐらいしか見てなくて、今年も見てる新作はそれぐらい。

高槻松竹セントラルには早く目を覚ましていただきたいもんです。いくら、そちらがシネコンの一部と計算しておっても、こんな小さな古い映画館で1800円払って新作見たい人がどれだけいるのでしょうか。映画業界の人たちは、自分らが商売やってるという意識をもういい加減に棄てて欲しいです。いつまで、商売人気分なんや、君ら。自分らは文化か福祉のために働いてると思って、映画で金儲けすることは諦めた方がよろしい。だって東宝角川映画みたいによっぽど悪事(業界のリーダーなのに一目散に逃げる。黒澤明を切る。撮影所の土地を売って大儲け。クソまずいフードコーナー。わずかな出資金で自社製作作品のように配給。スタッフのクビ斬りまくり。他人の作った作品をDVD化して大儲け黒井和男が社長やってるなどなど)を働かない限り、儲かりません。金儲けしたい人は割り切って金儲けしたい人は株取引するとかクソ肉から偽装ミートボール作るとか防衛省に入省するとか東宝に入社するとか黒井和男の部下になるとかすればよいでしょう。ふん、そんな奴らは頭を強く打って死んでしまえ。

来年は私もいよいよ三十路に入ります。はあ。。厭やな。。正直、ここ5年ほどこの三十路という言葉が重くのしかかってまして、もう厭で厭で仕方なくて、何とか延期にならんかなとか思ってたんですが、遂に間近に迫ってきやがりましたよ。。友人の何人かが既にこの三十路という暗黒大陸にうっかり足を踏み入れてしまい、そのまま森の奥地に迷い込んでしまい、帰らぬ人になってしまいました。自分は違うとは思いながらも、そういや奴もそう言ってたよなあ。。とふと思い出す。年を取ったからか、最近昔のことがやたらに懐かしくなりまして、中学時代にラジオやテレビ音声で撮りためた落語を引っ張り出して聞いているうちにまた落語会通いが始まったりしてるんですが、この頃が一番よかったなあ、と。好きなことに好きなだけ邁進できたなあ、と。また体力も時間もあった。そして何より貪欲なまでの好奇心もあった。

年をとったなあ、と思うのはこうした好きなことでも時には億劫だなあ。。と感じてしまうことで、今年ブログの更新が滞ったのもそこにあったりするわけです。確かに今年は秋口は仕事が忙しくて、家も遠くなりましたんで、時間的に厳しいところもあったんですが、仕事が暇になって家の建替えが終わって、再び時間ができてもなかなかパソコンに向かわなかった。文章を書くのは好きなんですけどね。同時に映画館に通うのも面倒になってきた。長らく、映画を見てると、どうしても見たい映画にしか足を運ばなくなる。「これ、面白いかな、つまらんかな」と思いながらドキドキしながら映画館に足を運ぶのが億劫になってくる。もっと言うなら、一人でオタクやってるのが厭になってきたというのがあって、今まで自分が大切にしていたこだわりを投げ出したくなったりとかしたわけです。

来年はブログの更新をやります!と高らかに宣言したいところですが、そんなわけでどうなるかわかりません。もしかしたら、ある日すっぱりとやめてしまうかもしれませんし。どちらにしても昔やってたように定期的に映画の感想を書くというスタイルは難しいでしょうね。落語会の記事を書くのも割りと楽しいので、落語と映画が混在したスタイルになるのかなあ、と。映画の感想も書きたいんですけどね。。

とか言いながらも、年始には2007のベストはやりたいです。これも例年1月中旬ぐらいになりますしね。今年は割りと面白い映画が多かったんで、選ぶのにそう苦労はないと思いますが、、、早く更新します!

今年の大晦日はめちゃくちゃ寒いですな。ただでさえ寒い京都はもうなんか冷蔵庫の野菜室に入れられたというか。。なんかトマトか白菜の気分でございます。わあわあ言うております。お時間でございます。皆様、よいお年を。

平成19年12月31日 自宅にて