やりたい、が一番のスタート

今年の新入社員研修で、使用したテキスト
アファメーション」には
“しなくてはならない”でなく“やりたい”という意思を
もつのだ、ということが、書かれています


9/3 日本経済新聞社主催の、セミナーにて
講師となった、伊藤麻美氏(日本電鍍工業株式会社 社長)は
経営者(後継者)の、資質とは、やりたい、という気持ち
すなわち、skillではなく、willだと言い切ります


同席されていた、日本M&Aセンター、常務取締役 大山敬義氏は
明快にいいます


後継者を考えるなら
M&Aが最初なんです
なぜなら、買う価値のある、会社じゃなければ、だれが後継者に
なっても、続かないからです


確かに
さらに、従業員から後継者というのは、極めてまれと思っています
自分の経験では、ありません
と言い切ります


ふん、そうなのかと、自社のことを、思って
頭がぐるんぐるん、まわるのです
私は、従業員で、この会社の2代目になりました


確かに、うまくいったということは、言いません
少なくとも、引き継いだ、数年というのは、会社は
ゆれました


大山敬義氏は、最後に言ったのは
倒産、廃業、などなど、会社がなくなってしまう
というのは、どれもいっしょといっていいでしょう
形はどうあれ、なくなってしまえば、いっしょ
ということがあります


いま、自分のやってる、M&Aという仕事に、プライドを
もってる、確かにな気持ちがこもった意見でした
とっても、参考になりました


経営者として、やりたい、が最初、この意見には
賛成。そして、数字の裏付けをもてる、体制を
作るということが、どうしてもあります


はっきり感じたのは、今回の伊藤麻美氏も私も
やりたいは、思った。しかしながらスタートのときに
数字の裏付けを、もたなかったということが
ありそうです


まあ、そうはいっても、その裏付けが自分で語れるほど
理解、実績がその業界であったとしたら、はたして
「やる」と言い切れるのかという
そういうことも、ありそうです


人間は使命感で、動く
そういうことも、印象に残った、ひとことでした
役割を、もつのは、使命感の入り口といえるでしょうね