赤岳

 5月の連休を利用して、八ヶ岳の主峰赤岳に行ってきた。昨年11月にも行ったのだが、頂上は風が強く初心者の私たち夫婦には危険なので、リーダーの判断で、行者小屋から赤岳鉱泉周りで帰ってきた。
 今回の参加者は徳島からの6名(連れ合いは叔父の法事のため不参加)と、長野から合流した1名の7名であった。
 徳島を5月1日の16時半に出発して、美濃戸口で長野からの合流者を加えて赤岳山荘に着いたのが午前2時半。駐車場で仮眠をとって5時に出発した。私がいるので、ゆっくりした登山となった。行者小屋に着いたのが7時35分。あたりは1メートルぐらいの積雪であった。手前に見える赤岳の頂上は、快晴の青空に突き出ていた。8時10分に行者小屋を出発し地蔵尾根のルートから登ったが、雪を踏みしめて登る最初の急登が私には辛い。途中2度の休憩を挟み、2,899メートルの頂上に着いたのが10時45分であった。連休なので、登山客も多い。残念ながら富士山は見えなかったが、眺望は素晴らしい。下りは、文三郎尾根のコースであった。雪が凍りクサリが埋まっているところもあり、滑ることはなはだしい。慎重に足を進めるがそれでも滑る。身体を持ちこたえるために、余計なところに力が入り、なかなか足が上がらなくなってきた。途中、20分ほどの休憩を取って、行者小屋に辿り着いたのは1時5分であった。何とか行きおおせたのは、同行者のサポートのお陰であった。赤岳山荘には3時5分に到着した。休憩を何回も入れて(合計2時間)の登山であったので、無事に登ることが出来た。感謝。
 その夜は、八ヶ岳の麓のOさんの会社の別荘で宴会。今回の登山の反省や、次回の計画など呑みながら楽しい一時を過ごした。
 5月3日には、山梨県北杜市白州にサントリーの工場があるので行ってきた。工場見学よりも試飲が目的のYさんの提案である。広い敷地の中の工場には、たくさんの観光客が来ていた。子供づれも多かったですね。工場内のウイスキーの匂いに、酔いました。その後、コンビニで弁当を購入して、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根コースのある駒ヶ根神社に行った。神社の下にある川原で昼食。初夏の陽気なので、子ども達が川に入って遊んでいた。1時間ほど黒戸尾根コースを登り、昨日のストレッチ(?)をした。帰りは途中でシャルマンワインの工場江井ガ嶋酒造に立ち寄って、ここでも試飲。この夜はサントリーの白州工場で購入した「白州」とワイン工場で購入したワインの1升ビン、ビールなどを楽しんだ。山あり、酒あり、温泉ありの贅沢な旅でした。
 4日には駒ヶ根の次女の家に立ち寄り、孫の楓君(1歳4ヶ月)の顔を見て、家に着いたのが17時半であった。