啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

"Birther"と"Birtherism"

「birther」とは、「【名】生み出す人[もの]、生みの親
〈米俗・軽蔑的〉バーサー、バーセリズム賛同者◆【参考】birtherism」

「birtherism」とは、「【名】〈米俗・軽蔑的〉バーセリズム◆オバマ大統領はアメリカで生まれたのではなく、従って大統領として不適格であると主張する運動。」<引用:英辞郎on the web: http://eow.alc.co.jp/search?q=birther >
 ちょうど、共和党大統領候補のトランプ氏が、「オバマ大統領はアメリカで生まれたのではない」という論争に終止符を打つと宣言して、米国の黒人(アフリカ系アメリカ人)票を増やそうという戦略に出たのに対して、「何を今更!」とオバマ大統領と民主党の大統領候補のクリントン女史に反撃されていたニュースが盛んに流れていました。
 そのときに、 "Birther"と"Birtherism"の二つの単語が頻繁に使われていました。

 日本でも、民主党の新代表の蓮舫女史の2重国籍を巡って論争がありますが、これも、 "Birther"と"Birtherism"の問題と言えなくもありません。ただ、これらの単語には、軽蔑的な雰囲気が含まれており、蓮舫女史の話にこの単語の意味をそのまま持ち込むのはどうかと思われます。