啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

サウジアラムコとの共同研究

約2年越しで世界最大の石油会社サウジアラムコとの共同研究を進めています。昨年にサウジアラムコから博士課程の大学院生を受け入れて以来、共同研究が加速しています。
これほど、メタゲノム解析が石油会社にとって重要であったかは、皮肉にも共同研究が始動してから知ったようなもので、サウジアラビアにおける唯一もいえる巨大産業の中核的なところに貢献できる可能性が出てきました。この科学的な内容については、今後どこかで説明したいと思います。
残念ながら、サウジが原油価格が以前ほど高くなかったり、北のシリアと南のイエメン国境で戦争をしていて、物凄い戦費を投入していることから、サウジアラムコの財政事情はあまり良くなく、これが改善した時に、フルスケールで共同研究が発展するように思われます。
サウジアラムコの上席の人が研究室訪問してくれて、とてもいい
議論ができました。