the counter pop’s blog

ロックバンド ザ・カウンター・ポップのブログです!

ザ・ウォードのなかで踊ってた50'sの曲って何っていうんだ!!



 いやあ 観てきたよ 
ジョン・カーペンターの新作 「ザ・ウォード」 
監禁病棟・・・ だってさぁ(笑)
タイトルからいって 
一瞬エロス入ってるのかなあと
思うかもしれないけど 
シャワーシーンだけです


 で 10年ぶりっていうから 
10年間なにやってたんだ?
って話しだけどねぇ


 この監督の作品 
遊星からの物体X』(1982)に始まって
ニューヨーク1997』(1981)、
エスケープ・フロム・L.A.』(1996)、
『マウス・オブ・マッドネス』(1994)、
『They Live』(1988) などなど
おもしろいのが多くて 
好きで良く観てきたんだけど


 どんな監督?って聞かれれば 
低予算のB級映画監督って
まあ そんなふうに 
なっちゃうんだろうけど
そこはそれ なんでこんなにも 
沢山のファンに支持されてきたか
っていえば カネはかけないけど 
イデアは豊富!! まあとにかく
楽しませてくれるってことなんだろうね 


 ん? でも 低予算っていっても 
80年代は アメリカも景気がよかったから 
相当テカイ規模でも作ったりしてたし 
そのころの代表作も多いから 
低予算の王様とは 
単純に言えないかもしれないけどね


 その中でも 俺のお気に入りは 
『Escape from L.A.』で





これは俺のアイドルでもありの 
短足でお馴染み(笑)
我らが カート・ラッセル主演の 
近未来SFアクション





これは良かった なにしろ 
これはないだろ?(笑)的なシーンの連続 
チカラ技? っていったらいいかね 
公開当時は 荒唐無稽なんて言われて 
批判していた人も大勢いたと思うけど 
そこがいいんだよね(笑)




 
 最高にくだらなくてカッコイイ
そしてそこが魅力!! カネと手間かけて 
これを作ったんだなあって思うと 
笑いとともに 涙が出てくるんだよね


 カート・ラッセルといえば 
何年か前のタランティーノの映画に
80'sのオマージュとして出演してて 
『Death Proof』だったかな?
タランティーノカート・ラッセルへの
愛情を強く感じたりもしたんだけどね 
アレもよかったねぇ しびれたよ
タランティーノの最高傑作じゃないかなあと 
思うけどねぇ





 で この作品での
カート・ラッセルっていうのも 
そこはタランティーノ 
80'sをやっつけろ!! みたいな
ニュアンスなのかな?
酷いエンディングにされちゃってねぇ 
まあ笑っちゃうんだけど
さすがって 感じだよね


 え? ザ・ウォードが
どうなんだって? 
これはカーペンターの
オリジナル脚本じゃあなくて 
最近ヒットを飛ばしてる 
ラスムッセンラスムッセン
よるものらしい・・・。
(マイケル・ラスムッセン&ショーン・ラスムッセン
まあ話しとしては 
いまさら驚かないっていうか 
使い古された話しみたいなね(笑) 
逆に言うと いまさらそのオチは
ないだろうって油断しているところに
オチてくるから驚く みたいなねぇ


 ただし 10年振りに
撮ったって割りには 
気負ったところもなく
相変わらずのB級ぶり(笑) 
天然なんだね 
50'sとかロボトミーとか
その辺りのキーワードで
色づけされた作品で GOOD!!
こういうのばっかりやってた時代が 
懐かしいって心底思うよ


 ほんとうにさあ 
よく言われてることだけど 
最近のはどうも 
即物的でつまらないよねぇ 
引きが弱いっていうの? 
そうなんだよ どうも最近は 
なにかっていうと 
グチばっかりになっちゃって
どうも つまんない つまんない 
っていっているようで
年のせいなのかねぇ 寂しいよ


 さらにこの ザ・ウォード 
上映館が 銀座三原橋地下街の
「シネパトス」 ここがまた 
場末感バツグンで確信犯的に
ハマッてるんだよね 
空調がションベン臭いしね(笑)
昔から通ってる ほんとうにいい
映画館なんだよね 是非行ってみて!!












「責任者出て来い!!」