恋愛ゲーム評論サークルtheoria(テオーリア)とは?
(本稿は暫時常にトップに来るよう配置しています。最新のエントリは1つ下をご覧ください)
主宰then-d(当blog運営者)の個人評論サークルで、恋愛ゲーム(ギャルゲー、エロゲー、美少女ゲーム)を対象としています。恋愛ゲームについて新たな文学の一種との基本的認識に基づき、作品論的見地・作家論的見地を中心に、恋愛ゲームのテクスト、ゲーム構造などを論じ、その価値を追究する目的で評論を行っています。
これまで主な対象としてきた作品はTactics/Key系中心、対象ライタは麻枝准が中心です。
主なサークル参加イベントは、夏と冬のコミックマーケット、春と秋の文学フリマ、Key系オンリーイベントです。
これまで企画・発行してきた当サークルの同人誌(オフセ本のみ、このほかコピー本が多数あり)について、以下にご紹介します。
メモ:魔法少女まどか☆マギカTVAと劇場版の違い
細かい部分の変更点(メモ程度)。超絶うろ覚えで不正確。11/3修正。修正前に全くウソついてた部分がありました。ごめんなさい。前編終了後にメモ、後編終了後にメモ、とやっても、映画終わってからではかなり忘れます……無理ゲーでした。そもそも動画描き直ししてるし……。
あと、あまりにも大きい手入れの入っているところは書かなくてもいいかしら。
シーン丸ごとカットの部分は書いていません。
冒頭の1周回前の記憶〜夢オチ?がカットされていたのと、まどかが母に向かって社長になっちゃえば、というシーンがなくなっているのは疑問。後者のシーンは、最後のまどかの願い(根本から法則を変える)という点と関連がある重要な示唆を含むと思うんですが……。
1話以降全て
通学路の小川(人工河川)のせせらぎの風景グレードアップ
特に川面が薄緑色基調のボカし入りの感じ→青色基調で水の流れが詳細でより写実的に(TVA後半はやや劇場版に近い表現も)
TVA:小川(人工河川)は3人の登校風景部分だけ→劇場版では学校の校門が背後に見えるカットにも、向かって左側に小川が追加されている
学校の黒板の文字 TVA:ドットが荒くモザイクが入ったような感じ→劇場版:クリアな画質
学校の運動場 TVA:人工的な茶色のトラック、緑色のフィールド→劇場版:同じ系統の色だが自然な感じに
マミのティーセット TVA白無地→劇場版イチゴの模様入り
ショッピングモール内のファストフード店の背景 劇場版はTVA版から全て描き直し
1話
鹿目家玄関の絵 TVA:デジタルサイネージ?で絵が切り替わる→劇場版:小さな絵が掛けてある
転校生ほむら入室時、TVAは教室の後を歩いてくるほむらの姿あり→省略(そりゃそうだ、先生に入ってこいと言われて教室のドアのすぐそばにいない人がどこにいますか)
ショッピングモール・改装中フロアの床 TVA:単なるリノリウム?→劇場版:模様付き
マミ初登場のソウルジェムの大きさ:TVAで大きすぎたのを修正(ポワポワ花模様はBD/DVD時に追加)
学校の屋上のフェンス
普通の金網(2話:TVAのみ、BD/DVD時に洒落た作りに修正)→やや高くなり洒落た作り(4話)→そそり立つ柱の列的にゴージャスに(劇場版)(より高いハードルを印象づけ? 個人的にはウテナの……皆までいうな)
2話 屋上 間に挿入される上条恭介の部屋の様子が異なる。&ほむらがマミの立っている塔に目を向けるカットが劇場版では省略。
廃ビルの壁の落書き(ドイツ語)→劇場版では裏表逆文字に
ゲルトルート戦でマミ戦闘シーン途中を部分カット
4話「何を聴いているの?」「亜麻色の髪の乙女」
梶浦BGM→バイオリン曲へBGM変更
5話 病院の屋上
さやか「後悔なんて、あるわけない」(契約のシーン)の背景無地→花に囲まれる場所
混ぜるな危険のシーンでTVAでは母がこいつは危ないと言っていたのを想起するシーンを劇場版ではカット
杏子が双眼鏡で覗いているタワー
何もなく、特に特徴のない展望台
→周囲に望遠鏡が点在、タワー自身が東京スカイツリーのデザインに
さやかの家(マンション)の出入口の自動ドアデザイン
中央の駆動部・ノーマルの硝子→模様入りに変更
6話 杏子、さやかの前に立ちはだかるシーンで食べていたもの TVA:たいやき→劇場版:パンダの人形焼
(ところでこの食べ物、どちらにしろあんなにサクサク音しません……)
ポテトサラダ(母が一杯傾けているときにまどかが眠れないとくる)
TVA:中身の描写なしもしくは器の位置の非統一or器描き忘れ
→劇場版:手を付けていない状態でテーブル上にあり
7話 杏子の食べていたアイス TVA:青色→劇場版:橙色
9話 街灯に群がる虫
1カット虫だけの絵の後、街灯に群がる虫少ない→手前の街灯に多くの虫が付いている
さやかを救おうとする杏子の食べる団子の色
茶色1色(みたらし)→カラー:串先から桃色、白、緑色、黄色の順に4個
結界入口の変更(杏子変身シーンも変更だが……)
9-10話つなぎ
10話 1→10のカウントアップが入った後にほむら初対面シーンに
ほむらがベッドの上で目覚めるシーン TVA、BD/DVD:顔のアップが額〜顎に掛けての範囲→劇場版:もっと引いた範囲
時間が飛ぶ度に文字のみのカット挿入
初周回のワルプルギスの夜 TVA:全体的に黒っぽい→BD/DVD青色のドレスはっきり見える=劇場版
2周目の和子先生の「それじゃあ自己紹介、いってみよう」だけ優しい言い方。それ以外の10話部分の声は録り直しなし。(ってどっかで言ってた)
委員長の魔女、手足の色 TVA:肌色→BD/DVD:黄色っぽい=劇場版
ほむスピナー、赤っぽい色追加(BD/DVDは全部、劇場版では最後の1回だけ赤追加あり、残りは白に戻した?)
「伝えなきゃ……みんなキュゥべえに騙されてる」のシーン TVA、BD/DVD*ほむらの顔、手・眼鏡ともに震えている→劇場版:顔は震えているが手・眼鏡は震えていない
「私たちもう、おしまいだね」の手をクロスしているシーンのソウルジェム TVA、BD/DVD:チラチラと元のソウルジェムの色が見える→劇場版:ほとんど黒で時々少しもとの色が見える程度に黒化が進んでいる
ほむらがまどかのソウルジェムを撃つシーン TVA:白色→BD/DVD:赤っぽい色追加=劇場版
「もう、誰にも頼らない。誰に分かってもらう必要もない」と独白しつつ歯車の上を歩むシーン TVA:歯車の色:薄緑+黒っぽい→BD/DVD色とりどり(宝石をちりばめた感じ)=劇場版
「コネクト」OP入りの位置同じ、劇場版ではタイトルなし、タイトル消し部分+直後にほむらをフィーチャーしたカット有。ラストのタワーに揃う魔法少女がまどほむのみ。
11話 ほむら「出会ってからまだ1か月も経っていない転校生でしかないものね」の背景 TVA:画面が1枚ごとに桃、黄、水色の魔法少女に対応したカラーで塗られている→BD/DVD:歯車とパステル調の色合でまだらに塗られている=劇場版
※改訂後のこの画面の意味:組まれている歯車時計の歯車がバラバラになって崩れる姿を示している。これは、今までほむらがATフィールドバリバリで守ろうとしてきた自分の心中の想いをまどかに告白してしまったことで、自身の立ち位置が崩壊し、まどかを守ると称して自分から突き放すことで過ごしてきた時の積み重ねが崩壊し、ほむらの真の想いがさらけ出されたことを示している。
ほむらの顔に流れる血
TVA:そのまま→劇場版:ハンカチで拭うまどか
最終カット、まどか「ほむらちゃん――ごめんね」の絵がTVA:直立で僅かに首を左に傾げる→BD/DVD:前屈み
12話 宇宙空間でまどかとほむらが抱き合うシーン
TVA:ふたりの身体が黒色→BD/DVD:ふたりの身体が肌色(見えそうで見えない)→劇場版:ふたりの身体が白色に輝く
ほむらソウルジェムの汚れをキュゥべえが取り込む際
TVA・BD/DVD:キュゥべえの背中の模様が扉のようにぱっくり開いて取り込む→劇場版:背中の模様の中にそのまま取り込まれる
魔獣のモザイク TVA:ただの描き割り的、チラチラなし→BD/DVD、劇場版:チラチラのエフェクト付きでモザイクらしい
最後のシーン「――Don't forget./Always, somewhere,/someone is fighting for you./――As long as you remember her,/you are not alone.」の台詞の配置
TVA、BD/DVD:画面上下に均等配置、文字の行間広め→劇場版:やや上目に配置
引き絵で見滝原市街を見せるところ多用(鳥瞰夜景、水辺からビル街など)。
屋上で鳩が左斜め上に飛び立つシーンが追加されていたが、日だまりスケッチを想起させ、どんな悪い冗談なんだよとか思ってみていたのは秘密w
変身シーンも描き直しでしたね。2パターンある人も……(杏子だけど)
さやかの変身後、「ff」の髪飾りとかパンフレットで言及されていたので除く。
宇宙と一体化したところなども大きく変わっています(12話:特に身体がTVA:黒基調→劇場版:白基調とか)が、まあ、どこまでがクオリティアップでどこまでが変更なのか。
それ言ったら魔獣のブロックノイズだかモザイクだかの質が向上しているとか。