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本山勝寛: 学びのすすめ このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2014-03-29

奨学金返済分を税控除にできないでしょうか?

確定申告が終わり、配偶者控除見直しの議論が熱くなっているなか、桜が咲き入学の季節が始まるので奨学金問題について考えてみた。端的に提案したい。日本学生支援機構などが行う貸与型奨学金の毎年の返済分を、所得税や住民税の所得控除に算入できないものだろうか?継続的な返済へのインセンティブにつながるし、奨学金貸与者の負担軽減になる。

貸与型奨学金の滞納者が近年増えていることを背景に、奨学金制度そのものや日本学生支援機構を「詐欺」だとか「サラ金よりもひどい」だとか批判している方々もいるが、問題の本質はそこにはない。ここ十数年、日本人の平均給与は下がっており、大卒でも雇用が安定しないなか、大学授業料は上がり続けており、教育費の負担が高まっていることがその原因の一つだ。授業料減免や給付型奨学金を拡充させることも検討すべきだが、大幅な拡充は予算措置が難しいのも現実である。

そうであるなら、コツコツと返済している人がその返済分を所得控除できるようにすることで、返済の負担、すなわち低中所得層の生涯における教育費負担を軽減させることが考えられる。たとえば、月に3万円返済していたら、年に36万円で、これは配偶者控除の38万円のほぼ同額になる。これが所得控除となることで、たとえば所得税率10%なら3万6千円の減税になる。

医療費や生命保険、寄付金はこういった所得控除が可能である。低中所得層の高等教育支援は格差固定を是正し、教育を受けた人の生涯賃金・納税額を引き上げ、長期的には税収を伸ばすことにつながる。また、返済することにプラスのインセンティブが働けば、返済率のさらなる向上も期待できる。少なくとも、住宅ローンの税額控除よりもはるかに社会的意義が明確であるように思う。

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aaaaaa 2014/03/30 19:26 この記事は疑問を感じました。
会計の基本中のキホンとして返済金は経費にはなりません。
負債の返済を控除するのであれば、奨学金を受けた際に所得として申告せねばならない。借りたお金を返すだけなので、元金分はお金が移動しているだけなのです。「コツコツと返済している人」がコツコツと稼いで返済している、利息分だけが経費となります。
ですから、もしもの話、税控除になるとしたら、利息分の何パーセントかということになりますか。

bbbbbb 2014/03/31 00:02 aaaさんのご意見に賛同した上で、追加の意見を。
所得控除にしてみたところで、恩恵を受けるのはある程度の所得がある人だけですよね。給与収入が年間103万円以下の人は意味が無い。ということは、所得税が課税される中高所得者へのインセンティブにしかならないのではないですか?

cccccc 2014/03/31 10:51 なんで奨学金を借りた人を優遇しなくてはならないのでしょう? 自分の見通しのあまさを反省しながら、黙って返済しつづけるか、踏み倒すかどちらかすれば良いんではないでしょうか? 日本じゃ奨学金というは単なる貸金だということに「返せなくなったら気付きました」では、サラ金で金借りてパチンコ行ってる連中と変わりないです。 なんのために返せなくなるほどの借金をかかえこんで大学に行ったんでしょうね。いったい何を学んだんでしょう?

T.IT.I 2015/05/26 23:02 いい意見ですね。
奨学金を借りた金は、所得、住民税の控除に認めてもいいとは思います。
aaaさんの意見は、うそですね。
返済金は費用計上できないけど、企業が借りた金で建物建てれば、減価償却費で費用計上できますね。間接的に費用として税金の控除を受けられているということです。
bbbさんの意見は、ただ単に反対意見を述べているだけです。
103万円以上でも、返済で苦しい生活者を救うという意味では、こちらの意見は効果的です。視野を広げて考えましょう。
cccさん、問題外。。。

S.I.S.I. 2015/08/30 19:34 cccさん
奨学金につて勉強をし直されたほうがいいですね。
奨学金とは能力のある学生に対して、金銭の給付・貸与を行う制度であり、金銭的・経済的理由により修学困難とされる学生に修学を促すことを目的としています。ここで大切なのは金銭的・経済的理由により修学困難とされているということです。親に十分な財力があり、修学費を出してもらえる人々にはもともと関係のない話なのです。19歳から22歳の人でも現在の税制度では年間の収入が130万円を超えた場合には親の扶養を外れてしまい、社会保険料など含め支払わなければなりません。国立大学の授業料が年間58万円程度になっている現在、残りの72万円で一年間の生活をしなければならないのです。
親の金で生活しているボンボンにはわからないでしょうね。

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