2011-09-02
痛!歯がしみる割れる!知覚過敏
知覚過敏とは
虫歯が見当たらないのに冷たいものがしみたり、歯ブラシが当たるとピリッと痛かったりする場合には、「知覚過敏」の可能性があります。知覚過敏の症状で特徴的なのは、「キーン」という鋭い痛みであり、さらにその痛みは一過性で、冷たい水や摩擦などの外来刺激によって誘発されるということです。
知覚過敏の原因
1. 歯ブラシやブラッシングのやり方に問題がある
2. 歯周病や歯肉炎が原因
3. 歯ぎしりや噛み合わせが原因
4. 歯科治療が原因(特に歯石取り)
5. 実は知覚過敏ではなく虫歯
知覚過敏が疑われる場合の対処法
1. まずは、正しいプラークコントロール(歯磨き等)を行う。
2. ブラッシングの際に、知覚過敏用の歯磨き粉(シュミテクトなど)を使用する。
3. 上記の方法を2週間程度行っても痛みが無くならない場合にはすみやかに歯科
医院に行き、知覚過敏の専門的な治療を受ける。
知覚過敏の専門的な治療法
1. フッ化物の塗布や知覚過敏薬の塗布
2. 歯科材料(レジンや歯科用セメントなど)で痛みのある部分をカバーする
3. 痛みのある部分へのレーザー照射
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2009-10-16
歯周病と糖尿病 その1
歯周病と全身の関係
歯周病と糖尿病には双方向の関係があります。糖尿病患者は、より重度の歯周病を患っており、糖尿病患者で歯周病にも罹っている患者の場合、血糖値のコントロールが不良で、より多くの合併症を患っています。この双方関係は、歯周病と糖尿病の治療や進行に影響を及ぼすので、歯科医療従事者と医療従事者がこの関係を理解していることが重要です。
歯周病に対する糖尿病の影響
生体がインスリンを生産、あるいは使用できなくなることから生じる慢性的な血糖値の上昇は、糖尿病と呼ばれます。
最も一般的な糖尿病は、肥満に伴う相対的インスリン欠乏やインスリン抵抗性を特徴とする2型です。糖尿病患者は、そうでない人よりも2〜3倍感染症の歯周病になりやすいようです。
歯周病は、デンタルプラークと呼ばれるバイオフィルムに潜む細菌によって引き起こされる感染症です。これらの細菌が慢性炎症の引き金となり、歯肉潰瘍を引き起こすだけではなく、歯を支えてる組織や歯槽骨が破壊され、放置すれば歯牙の喪失につながります。そして歯牙の喪失は噛む力を低下させ、結果として、脂肪が豊富で食物繊維の乏しい食事へとつながります。
歯周病の主要な危険因子は、糖尿病、喫煙、遺伝、デンタルプラークの蓄積です。
歯周病の治療は、感染や局所及び全身の炎症反応を減らすことにつながり、歯牙の喪失を防ぎます。糖尿病患者ケアの中に歯周病マネージメントを取り入れることは合理的なことなのです。
その2に続く・・・
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2009-09-06
小児歯科 2
乳歯の虫歯
「どうせはえかわるか」と、乳歯の虫歯を軽くみては大変です。
永久歯の発育にも大きな影響を及ぼします。
乳歯が虫歯になると
食べ物がしっかり噛めなくなり、偏食になることもあります。また前歯がなかったりすると、うまく発音できません。さらに、気をつけなけくてはいけないのは、永久歯の歯並びや歯質にも影響を与えます。
歯並び
乳歯のすぐ下では永久歯が育っています。永久歯が成長すると乳歯の根は徐々に吸収されて短くなり、正しく生える場所に永久歯を導きます。早い時期に乳歯がなくなってしまうと、隣の乳歯が隙間によって来て、永久歯は正しい場所に出ることができず、歯並びに影響してしまうこともあります。
永久歯の色や質
ひどい虫歯になって乳歯の根のまわりに膿がたまると、永久歯の色が部分的にくすんだり、質の弱い歯になってしまうことがあります。
永久歯が虫歯になると
永久歯は一生使うもの。
生え変わることはありません。ですから、虫歯を未然に防ぐことが大切です。
最初に生える永久歯である奥歯(6歳臼歯)の生えたての時期は、手前の乳歯よりも一段低くて歯ブラシも届きにくいし、溝が深いので汚れもたまりがちです。丁寧に磨きましょう。
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2009-09-04
妊娠中の歯
虫歯や歯周病に気をつけて
妊娠すると「歯」がだめになるのは、体内の赤ちゃんに必要なカルシウムが母親の歯から溶け出す、といわれていましたが、それは間違いのようです。
妊娠中は、唾液がねばねばするので、食べかすが残りやすくなります。また、つわりなどで吐き気を催す上に、すっぱいものを好んで食べるため、お口の中が普段より酸性になりがちです。つわりの時期は一度にたくさん食べられないので、食生活も不規則になります。歯ブラシを口に入れるだけで気持ちが悪くなり、歯磨きも雑になります。
このような理由から、妊娠中は虫歯や歯周病が発生しやすくなります。
歯磨きと歯の検診
虫歯や歯周病を防ぐのに効果的なのは歯磨きです。食べたらそのつど磨くのが良いのですが、気分が悪く出来ない時は、うがいをして口をゆすいで下さい。比較的気分の良いときは、時間をかけて丁寧に歯磨きをして、お口の中を清潔に保ってください。
お母さんの食生活も大切です。
おなかの赤ちゃんは、お母さんの食事から栄養をとっています。妊娠中の体重増加に気をつけながら、必要な栄養分は不足しないよう、食事は規則正しく、バランスよくとるように心がけましょう。
歯周病が流・早産の原因になることも
流・早産の原因は色々ありますが、最近注目されているのが、子宮の細菌感染による流・早産です。妊娠中は膣が細菌に感染しやすくなっているため、膣から細菌が子宮や胎盤に入ったり、母体の血液を介して、細菌が子宮や胎盤に運ばれたりすることもあると言われています。
歯周病は歯の周囲組織の細菌感染によるものなので、細菌が母体を介して子宮感染を起こす可能性がありますので、十分気をつけてください。
2009-07-21
小児歯科
子供の歯磨き
1歳半前後での予防のポイント
6ヶ月頃下の前歯から生え始めた乳歯は、1歳半頃になると上下の前歯12本と奥歯4本も生え始めます。人によっては、生え方に早い遅いがありますが半年ぐらいのずれは心配ありません。
食事習慣で大切なこと
1歳を過ぎたらホ乳ビン、母乳からそろそろ卒業し、寝かしつけのためにミルク、果汁、乳酸菌飲料、スポーツ飲料を利用するのは絶対やめましょう。甘味をとる習慣をつけさせないことが大切です。飲ませたいときは日中ストローやコップを使って与えましょう。離乳食の後はお茶や湯ざましを飲ませて、口の中をきれいにしよう。
歯みがきのポイント
- 前歯が生えそろったら歯ブラシを始めます
- 子供の頭をひざにのせ寝かせみがきをします
- 上の前歯を中心に歯と歯の間、歯と歯ぐきの境い目を丁寧に磨きましょう
- 奥歯が生えてきたら奥歯の咬む面も磨こう
- 歯ブラシはなるべく毛の短い小さい目のものを使う
3歳前後での予防のポイント
このごろ乳歯は20本全部生えそろいます。
何でも食べられるようになる反面甘いものにふれる機会も多くなります。おやつの与え方に注意し、良く咬む習慣を身につけさせたい時期です。また、乳歯のむし歯が増加し始めるのもこの頃です。
食事習慣で大切なこと
- おやつは決められた時間に決められた量をあげる
- 食事のときジュースで流し込み食いをせずしっかり咬む習慣をつけよう歯磨きのポイント
- 歯ブラシをもたせる習慣をつけよう
- 仕上げは必ずお母さんが寝かせみがきをしよう
- 奥歯のかむ面、歯ぐきとの境い目を1ヶ所10回は磨いてあげます
- できれば歯と歯の間はデンタルフロスできれいにしよう
- 一日の汚れは寝る前に完全に落としましょう
6才前後での予防のポイント
5〜6歳になるとしたの前歯がぬけかわり新しい永久歯がはえてくるのに前後して、口の中の一番大きな永久歯がはえてきます。この歯を六歳臼歯(第一大臼歯)といいます。
六歳臼歯の大切なわけ
永久歯が生えそろった大人になると、この歯が咬むための中心的な存在となります。歯の大きさも、ものを咬む力も、最も強い歯なのです。生涯を通じて一番大切な歯となるのです。
六歳臼歯は歯の王様です。
六歳臼歯がむし歯になりやすいわけ
- 乳歯とぬけかわらず一番奥にいつの間にか生えてくるので気づかないころが多く、そのため歯みがきがおろそかになってしまう
- 生えたての歯はむし歯にかかりやすい性質がある
- 他の歯と比べて咬む面の溝が深く、食べかすがたまりやすい六歳臼歯のむし歯予防のポイント
- 出たての六歳臼歯は乳歯より一段低い位置にあるので、歯ブラシを口に真横から入れて、溝の中のかすや歯の周囲を念入りに磨いてあげます
- 生え変わった前歯と乳歯の奥歯の磨きも忘れずに






