東川端参丁目の備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-06-08 ついつい買ってしまった本

先週今週と読了本はゼロに近い(何冊も並行して読んでいるから、こういうことになるのだが。その上、いろんな雑誌を読み漁っているし)。四捨五入すれば、ゼロですからね。ここ数年では珍しい。酒飲まなかったら何とかなるのだが、そうもいかない(わけじゃないんですけどね)。


雑誌は相変わらずよく読む。

そういや、『ダ・カーポ』の坪内祐三「酒日記」で、「エンタクシー」6月売りで、小林信彦特集をすると知る。ツルシカズヒコ編集長の新雑誌『GONGOODAN』で、エンタクシーの判型がかわると知り、ちょっと残念だった(私は古い人間なので、あの判型こそが雑誌だという思い込みがある)が、6月売りは買ってしまうだろう。

新刊本屋に行く機会があれば行く。

で、つい買ってしまった本がこの2冊。

目白雑録〈2〉―ひびのあれこれ

目白雑録〈2〉―ひびのあれこれ

これ、いつもタイトルを「日々雑録」だと勘違いしてしまう。「小説トリッパー」もこういう読み応えのあるものがいくつかあれば買うのに。

大学生の論文執筆法 (ちくま新書)

大学生の論文執筆法 (ちくま新書)


論文を書く予定は当分ない(少なくても今後10年は)が、ちくま新書石原千秋本は面白い確率が高いので購入。

[]光文社「本が好き!」 00:55 光文社「本が好き!」を含むブックマーク

退屈男さんelieliさんが触れている「本が好き!」、これ、恐らく光文社のPR誌でしょう。


マガジンハウスの「ウフ」や毎日新聞社の「本の時間」(有料誌でいえば朝日新聞社の「小説トリッパー」)のように、中間小説誌や文芸誌を持たない出版社が、単行本をつくりやすいようにつくった雑誌ではないか。


そう思う理由

広告(表紙の裏および裏表紙)、定価(100円。でも、無料配布の書店がほとんど)を考えると、雑誌単体では、素人目に見ても赤字。

そう思う理由

執筆陣――川上弘美夏石鈴子野中柊前川麻子山崎ナオコーラ槇村さとる松尾スズキなどなど――から判断して、単行本で採算をとろうとしか思えない。また、これは河出書房新社「文芸」の執筆陣を根こそぎ奪ってしまいたいという印象を受けてしまう。

そう思う理由

「編集部から」で、こう書かれている。

三十年後五十年後も書店の本棚に残る本を出していきたい

elielielieli 2006/06/09 03:13 あ、トラックバックありがとうございます。
1.『本が好き!』で物足りなく思えるのは、とりあえず連載だけ先に押さえた感じで、その月発行の本にあわせての企画が無い点なんですよ。で、できれば単にPRだけにとどまらない企画(これはちょっと欲張りだけど)。でも1号目だからもうちょっと追ってみますが。こういうPR誌にシフトしていくと中間小説誌ってどうなるんだろう。
2.好きって言ってる割に僕も『日日雑録』って書いちゃいました。ぜひ金井先生の(愛のある)罵倒を浴びたいところです。

東川端東川端 2006/06/11 00:59 elieliさん、どうも。
1『本が好き!』、急ぎで出した感が否めないんですよ。創刊号って感じが全然ないし、光文社の刊行本にあわせた企画もあまりない。これ、光文社社内の政治事情で出たものじゃないかと勘ぐってしまいます(スポーツ誌の『VS』も、あっさり隔月刊―事実上の休刊―にしましたし)。