東川端参丁目の備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-09-15

[]気になる文芸書 19:58 気になる文芸書を含むブックマーク

『平日』石田千 文藝春秋10月下旬税込価格:1,680円ISBN:9784163716404

人気エッセイストが、ゆっくり歩き、しっかり見て、東京の路上で起きる静かな事件を綴った。古びた世界が言葉の力で息を吹き返す。

『古本検定』岡崎武志 朝日新聞出版10月20日税込価格:2,100円ISBN:9784022505941

一度はまると抜けられない奥深い古本の世界。マニアも驚く難問・珍問を出題。これ1冊で古本マニアに。

『時間のかかる読書 横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』宮沢章夫 河出書房新社10月20日税込価格:1,680円ISBN:9784309019444

わずか1時間ほどで読み終わる短篇小説を、11年余の時間を費やして読み解きながら「読むことの停滞」を味わいつくす文学エッセイ。

チェーホフ、「資本論」ときて、「機械」ですか。

『掏摸』中村文則 河出書房新社10月9日税込価格:1,365円ISBN:9784309019413

天才スリ師に課せられたあまりに不条理な仕事。「正義の味方はもういらない。誰か映画にして欲しい」(斎藤美奈子氏)と話題の傑作。

『検閲と文学 1920年代の攻防』紅野謙介 河出書房新社10月8日税込価格:1,260円ISBN:9784309624044

文学が自由だったことは一度もない。検閲が過酷さを増してゆくファシズム前夜、文学者・編集者は見えない権力といかに闘ったか。

『読者はどこにいるのか 書物の中の私たち』石原千秋 河出書房新社10月8日税込価格:1,260円ISBN:9784309624013

文章が読まれているとき、そこでは何が起こっているのか。読む/書くという営為にいっそうの深みを与える「読者論」のエッセンス

競馬の終わり』杉山俊彦 徳間書店10月21日税込価格:2,100円ISBN:9784198628222

競馬の競技並びに業界全体のゆくすえを、独特のシニカルなタッチで活写する、注目作。第10回日本SF新人賞受賞作品。

これはSF作品なの?

『笑いの果てまで連れてって』西田俊也 徳間書店10月21日税込価格:1,680円ISBN:9784198628253

大阪から稚内へ、師走の街を疾走する4人を乗せた車。忘れられた漫才師は最後の舞台に立てるのか。笑いと感動のロード・ノベル。

『犬なら普通のこと』矢作俊彦司城志朗 早川書房10月下旬税込価格:1,470円ISBN:9784152090768

沖縄ヤクザのヨシミとその舎弟・彬は、組で現金での大取引があると聞きつけ、金を強奪し島を飛び出す計画を練るが。

えっ、共著!

『Johnny Too Bad 内田裕也』モブ・ノリオ 文藝春秋10月下旬税込価格:3,000円ISBN:9784163283104

モブ・ノリオの音楽への愛ほとばしる書き下ろし長篇小説、内田裕也の「平凡パンチ」連載対談を1冊に収めた、究極のロック本。

なぜ内田裕也とモブ・ノリオがセット?

[]気になる新書 19:58 気になる新書を含むブックマーク

ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語』佐々木俊尚 角川グループパブリッシング10月10日税込価格:900円ISBN:9784048679992

コンセプトは、とにかく誰も見たことのないネットのサービスだ。廃人・奇人・そして天才が集まったネット企業の創世記

いいなぁ、「廃人・奇人・そして天才」っていうのが。

『同い年事典 1900〜2008』黒川祥子 新潮社10月19日税込価格:714円ISBN:9784106103353

この人が同年齢? 昭和天皇ディズニーオバマ大統領コマネチビルゲイツ麻原彰晃郷ひろみ。意外性に満ちた5,171人。

このテーマなら単行本でもいけるんじゅやないかしら。

検事総長 政治と検察のあいだで』渡邉文幸 中央公論新社10月10日税込価格:966円ISBN:9784121503329

戦後24代の検事総長の素顔を描きつつ在任中の大事件を扱う、検察史総覧。造船疑獄、ロッキード事件から裁判員制度まで。関連年表付き。

テーマだけで買い、か。

『物語 ストラスブールの歴史 国家の辺境、ヨーロッパの中核』内田日出海 中央公論新社10月25日税込価格:924円ISBN:9784121020277

フランスドイツの狭間を生きたストラスブールはヨーロッパ史をもっとも端的に象徴する都市でもある。ケルト以来の歴史を鮮やかに描く。

中公新書の「物語 歴史」シリーズ、どんどんマニアックになっていってますな

澁澤龍彦との日々』澁澤龍子 白水社10月上旬税込価格:1,155円ISBN:9784560721070

夫と過ごした18年をふりかえるエッセイ。日々の生活、交友、旅行、散歩、死別など、妻の視点から綴る異才の世界。

『大学の歴史』クリストフ・シャルルほか著/岡山 茂ほか訳 白水社10月中旬税込価格:1,103円ISBN:9784560509401

13世紀初め、ボローニャで誕生した大学は、世界中へ広がり、はるかな歴史を継承してきた。その足跡、制度と役割を解説する。

ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』立花隆佐藤優 文藝春秋10月20日税込価格:735円ISBN:9784166607198

博覧強記のふたりが400冊もの膨大な愛読書を持ち寄り、「総合知」をテーマに古典、歴史、政治、宗教、科学について縦横無尽に語った。

愛読書が400冊。。。

中島敦山月記伝説」の真実』島内景二 文藝春秋10月20日税込価格:735円ISBN:9784166607204

傑作「山月記」の原案「人虎伝」は実は当時よく知られた話だった。なぜ「山月記」だけが生き残ったのか。隠された友情を読み解く。

禁煙ファシズムと戦う・リターンズ(仮)』小谷野敦 KKベストセラーズ10月8日税込価格:720円ISBN:9784584122495

常軌を逸した禁煙運動の嵐はますます強まるばかり。もはやこれはファシズムである。我ら喫煙者は戦う。万国の喫煙者よ、団結せよ。

『三十路セックス』川奈まり子 KKベストセラーズ10月8日税込価格:780円ISBN:9784584122518

AVと日本風俗史に「熟女」という言葉を確立した伝説の女優が語る。「熟しているからオイシイ、大人の男と女のセックスライフ」。

『焦らしセックスのすすめ(仮)』希志あいの KKベストセラーズ10月8日税込価格:780円ISBN:9784584122532

グラビアアイドルの彼女が、女のコが望んでいるセックスを赤裸々に語る。「五感」を解放させる「焦らしセックス」は中年男子必読。

「中年男子」って言葉、はじめてききました。。。「女子」も「男子」も「子」には、「サブカル好き」というニュアンスが込められているのかな(「女子」なら「ガーリッシュ」、「男子」なら……)

『背徳のクラシック・ガイド』鈴木淳史 洋泉社10月7日税込価格:777円ISBN:9784862484161

鈴木流クラシック新書。ガイドの体裁を取りながら「クラシックにおける聖と俗」というアクチュアルなテーマを取り上げる。

洋泉社新書yには期待しています。

[]気になる人文書 19:58 気になる人文書を含むブックマーク

中島岳志アジア対談』中島岳志 毎日新聞社10月下旬税込価格:1,890円ISBN:9784620319575

アジアとは何か。気鋭の論壇人中島が、佐藤慶姜尚中森達也吉本隆明ら総勢29人の論客とあらゆる問題に挑んだ快作。

『公共性への冒険 ハンナ・アーレントと《祝祭》の政治学』石田雅樹 勁草書房10月下旬税込価格:3,465円ISBN:9784326154074

ファシズムをも内包するアーレントの公共性を「祝祭」という語で問い直す試み。政治の両義性を踏まえた先に公共性の可能性がみえる。

最近、アーレントが流行ってますな

エドワードサイード 対話は続く』ホミ・バーバ編/W・J・T・ミッチェルみすず書房10月上旬税込価格:4,200円ISBN:9784622074885

2003年サイードが亡くなったあとにチョムスキー、グハ、ハルトゥーニアン、スピヴァクバレンボイムら17人が綴った追悼文集。

『私の書かなかった本』ジョージ・スタイナー著/伊藤 誓ほか訳 みすず書房9月中旬税込価格:4,725円ISBN:9784622074861

20世紀の大批評家が、これまで書けなかった7冊のテーマとアプローチを縦横無尽に語る決算的批評エッセイの傑作。

『思想放談』西部邁佐高信 朝日新聞出版10月20日税込価格:2,100円ISBN:9784022506399

反時代的言論ダンディズム、ここに在り。福澤諭吉からマルクス丸山眞男からケインズまで縦横無尽に論じる「思想家異聞」。

すごい取り合わせですな

『「格差」の戦後史 階級社会 日本の履歴書橋本健二 河出書房新社10月8日税込価格:1,260円ISBN:9784309624037

格差/貧困論議には長期的視野が欠けている。データをていねいに追いながら、問題のありかを歴史的文脈から探る、日本社会論必携の1冊。

『教養としての日本宗教事件史』島田裕巳 河出書房新社10月8日税込価格:1,260円ISBN:9784309624020

日本人にとって宗教とは何なのか。仏教伝来から宗教の「お一人様化」まで、24の事件から読み解く、心と信仰の日本社会史。

『日本の植民地建築 帝国に築かれたネットワーク』西澤泰彦 河出書房新社10月8日税込価格:1,365円ISBN:9784309624068

日本帝国の東アジア植民地支配拡大の背景には、人・物・情報のネットワークがあった。植民地建築を鍵に支配の実態と深度を問い直す。

『2009年、なぜ政権交代だったのか 読売早稲田の共同調査で読みとく日本政治の転換』田中愛治/河野勝ほか 勁草書房10月下旬税込価格:1,995円ISBN:9784326301829

戦後最大級の政治変動、その真因は何だったのか。気鋭の研究者と大手新聞社が初の合同調査に乗り出した。

朝日新聞東京大学の共同研究に対抗して?、読売と早稲田が合同調査。では、次は毎日と慶応

[]気になるノンフィクション 20:18 気になるノンフィクションを含むブックマーク

死刑でいいです 孤立が生んだ二つの殺人』池谷孝司編 共同通信社10月上旬税込価格:1,470円ISBN:9784764106048

16歳で母親を刺殺した男が少年院を出た後、姉妹刺殺事件を起こした。精神鑑定は行われたが再び犯罪に向かってしまったのはなぜか。

『死刑』読売新聞社会部 中央公論新社10月10日税込価格:1,575円ISBN:9784120040634

新聞社として戦後初めて「死刑」に正面から取り組んだ連載は大反響を呼んだ。連載に追加と大幅加筆したノンフィクション。

『無名記者の挽歌』中島清成 中央公論新社10月25日税込価格:1,995円ISBN:9784120040757

全国紙政治部キャップとして池田、佐藤、田中首相などの時代に活躍した著者が、激動の半生を多彩なエピソードとともに綴った魂の記録。

このところ、新聞記者モノが相次いでいるのは、なぜだろう?

サブカルチャー昭和史(仮)』西村幸祐/杉原志啓 PHP研究所10月9日税込価格:1,260円ISBN:9784569772813

文学、音楽、映画、アニメ。サブカルチャーは、時代を映し出す鏡のようなもの。その大衆文化をテーマに、戦後日本の精神史を辿る。

『実録 神戸芸能社 田岡一雄三代目と戦後芸能界 (仮)』山平重樹著/田岡満協力 双葉社10月下旬税込価格:2,100円ISBN:9784575301724

三代目山口組・田岡一雄組長が戦後立ち上げた伝説の興行会社・神戸芸能社。その栄光と軌跡、そして終焉までを初めて描いた一作。

「田岡満協力」っていうのが、いいですね。

『ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争(上)』ディヴィッド・ハルバースタム著/山田耕介ほか訳 文藝春秋10月中旬税込価格:2,000円ISBN:9784163718101

スターリンが、毛沢東が、マッカーサーが、トルーマンが、そして凍土に消えた名もなき兵士たちが。血の肉声で綴る戦争。『下巻』同時刊。

ハルバースタム著作集、どっかの出版社で出してくれないか。

『ドキュメント 昭和が終わった日』佐野眞一 文藝春秋10月下旬税込価格:1,470円ISBN:9784163717906

天皇崩御改元リクルート事件幼女連続殺人。昭和と平成の狭間に起きた一連の出来事を検証することで、2つの時代の意味を問う。

『女優 岡田茉莉子』岡田茉莉子 文藝春秋10月下旬税込価格:2,940円ISBN:9784163709406

谷崎潤一郎に「茉莉子」と名付けられ、成瀬、小津、木下ら巨匠に愛され、吉田喜重監督映画の女神として輝き続ける名女優の自伝。

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『政変(仮)』毎日新聞政治部 毎日新聞社10月下旬税込価格:1,680円ISBN:9784620319605

民主党政権誕生に至る戦後政治最大の政変の舞台裏をドキュメントし、民主党を徹底検証する。政治ノンフィクション。

[]気になる本 ノンジャンル 20:18 気になる本 ノンジャンルを含むブックマーク

『太宰萌え 入門者のための文学ガイドブック』岡崎武志監修 毎日新聞社10月上旬税込価格:1,500円ISBN:9784620319612

教科書ふう太宰作品のパーフェクト読解、心で味わいたい一節、太宰に扮した役者たちなど、ユニークな角度から太宰の素顔に迫る。

東京・おとなの居酒屋(仮)』太田和彦 毎日新聞社10月下旬税込価格:1,500円ISBN:9784620319599

名だたる居酒屋の中から東京の55軒を厳選。居酒屋探訪の第一人者が名文とともに送る「おとな」の居酒屋案内の決定版。

居酒屋ブーム、いつまで続く?

『+81 Voyage Tokyo Graphic Passp 雑誌の創り手とBook Storeを巡る旅』ディー・ディー・ウェーブ編 河出書房新社10月15日税込価格:1,575円ISBN:9784309908489

世界の都市から華麗で勢いのある雑誌をピックアップ。アート・ディレクター、創設者を紹介。各地を旅し個性的な書店もあわせて紹介。

ビートルズアメリカ・ロック史 フォーク・ロックの時代』中山康樹 河出書房新社10月15日税込価格:1,785円ISBN:9784309271415

1964年ロックンロールが死に絶えていたアメリカにビートルズが乗り込んだ。現代に続く音楽シーンの始まりを描く本当のロック史。

中山康樹本、ここんところ、毎月出てないかしら。

柳家小三治』橘蓮二 河出書房新社10月9日税込価格:2,800円ISBN:9784309615028

落語家個人写真集シリーズ第2弾。存在自体が落語になる、究極の表現者・柳家小三治の、時を忘れるほど心地よいその芸の姿が1冊に。

『刑囚獄中ブログ(仮)』斉藤充功 大洋図書10月中旬税込価格:1,300円ISBN:9784813020899

朝日新聞を始め大手メディアで話題沸騰の史上初「死刑囚獄中ブログ」が禁断の書籍化。誰も知らない死刑囚の真実の物語がここにある。